<ヘルシンキ大聖堂と広場>
初めてのフィンランド、ヘルシンキ。
7月の青空の下、広々と爽やかに広がるその街は、私の想像とは全く違うところでした。
まずはその壮大感。造りは全て、広々と大きい。そして、水に囲まれています。
一国の首都であるにもかかわらず、すぐそこにマリーナがあり、市庁舎や大聖堂の周りをカモメが
飛び交っています。
たった2日の滞在。ここではあくせく走らず、好きな北欧デザインだけ観て、後は公園やテラスでのんびり
しっとりとしていようと決め。幸せな時間を過ごしました。
この作品は、大聖堂前の広場を描いたものです。
広場の中心で演奏されるストリート・バイオリンのオペラを聴きながら。広場の中心に佇み両手を拡げ、
その壮大感の中心に身を置きながら感じた、透き通った幸せ感。そんなものを即興的に表現しました。
広場の石畳は心持ち北欧デザイン的にしてみました。
あの時の幸せ感、充足感。そしてそんな時間は本当にかけがえのないものだと感じていた、あの瞬間の表現。