2016-08-26

作品 / Works・水を感じる作品 / waterly pictures



<夏、水を感じる作品>








<オートラント OTRANTO>
南イタリア、プーリア地方 







毎日暑い日が続きます。季節の絵・第三弾は水を感じる作品を。

初夏から夏に向かう季節、水と風を感じる絵を描きたくなります。 透明でナチュラルな心地よい風景、そして太陽の光と色彩。
素のまま、自然に戻って。

青は水の色、そして空の色。 様々な青、藍、蒼、碧の共演。 そして、青から派生して行く涼しげな色達。

季節はいつもインスピレーションを与えてくれます。



2013年の夏には、ラルチザン・パフューム表参道(フレグランス・メゾン)での個展「le retour a la mer 海のある風景」を
開催しました。
http://atsuko-k.blogspot.jp/2013/07/exhibition.html

そして翌年には、茅ヶ崎・カロカロハウスkalokalohouseにて、海をテーマにした展示「Verso il mare ~ 海へ」を。
http://atsuko-k.blogspot.jp/2014/05/exhibitionkalokalohouse-chigasaki.html

とても懐かしい想い出です。 その頃のブログの記事を読み返すと、改めてあの頃の気持ちが蘇って来ます。
いつの日も、海は私の帰る場所です。








<「ブルターニュの浜辺」>
 コンカルノー Concarneau (北西フランス・大西洋岸)






2016-08-19

旅(Reise)・旧東ドイツ・ベルリン(Berlin/Deutschland)Ⅱ





<ドイツ、ベルリンについて2  Berlin, Deutschland>












ドイツの首都、ベルリン。 メトロと電車・トラムを乗り継ぎまくり、街中を闊歩しました。 写真を追加でアップします。

まずは、何と言っても「ベルリンの壁・イーストギャラリー」。


















































ウンター・デン・リンデン Unter den Linden も散策。 目抜き通りの一つです。 デモに出会ったりで、なかなか真っ直ぐ進めません。。


























<デモ中>





旧東ベルリン地区は、お天気のせいもあり、ちょっとおどろおどろしい独特のムード。 TV塔は旧東ドイツのシンボル。
















<東西ベルリンの検問「チェックポイント・チャーリー>

現在では、アメリカ憲兵の制服を着たスタッフと記念撮影が出来ます、有料(笑)







博物館島(MUSEUM INSEL)。 壮大な大聖堂と素晴しい博物館群。

今回はペルガモン考古学博物館を見学。 ここ、必見です!博物館の中に遺跡まであり、圧巻の展示。 その中でも、
古代バビロニアの遺跡イシュタール門は、青色の彩釉煉瓦に空想の動物が描かれています。ひたすら素晴らしい。








<大聖堂 Berliner Dom> 










<バビロニアの遺跡@ペルガモン博物館> 






























<DDR(東ドイツ)博物館の内部> 






ハッケシェンヘーフェHackeschenHoefe地区は、現代ベルリンのオシャレスポット。 ショップやレストラン・劇場も並び、
散策にも良い雰囲気です。




















東ドイツの名物のひとつは「アンペルマン」。 信号機のライトなのですが、独特のキャラクターで、グッズにもなっています。
アンペルマンショップはハッケシェンフェーフェやウンター・デン・リンデンにあり。

ドイツデザイン、なかなか楽しいです。



























<アンペルマン・ショップ> 





















<カイザー・ヴィルヘルム教会>




















<Siegessaule ジーゲスゾイレ(戦勝記念塔)>







<近代アートのバウハウス資料館>








<地下鉄の内部>
ドアはブランデンブルク門模様 









2016-08-12

作品 / Works・赤い絵 / pictures in Red





<赤い絵 / Peinture en Rouge / Pitture in Rosso>







<遥かなるボスポラス海峡(2013年)>
ラルチザン・パフュームのイスタンブールシリーズの後、じっくり描いたもの。





夏は青い絵が清涼で清々しい、と言いながら、今回は赤い絵を(^-^)


暑い夏、太陽の季節。

情熱的に燃える夏の魔法にかかり、熱にうかされて。 描く絵がみんな真っ赤になってしまう、そんな時期もあります。

絵を本格的に描き始めた頃は、描く絵の大半は赤だった気もします。 どこにぶつけたら良いか解らない情熱と熱い想い??

のようなものを、絵に向けていたのかも(笑)


そんな訳のわからない時期を通り過ぎ、情熱的過ぎるのにも疲れ、、、

と言う訳でもないのですが、自分の中で、いろいろな色を使う方向への興味が強くなって行き、「赤い絵の作家」を脱皮して
今に至ります。

その時の気持ちや感覚により、メインに使う色は常に変わります。 色は私を表現する一つの手段。 と言うか、自分が自然と
表れてしまう場だと思います。 ある意味とても解り易い人間(笑)











<フィレンツェ (2015年)>
最近の小品(F0)です、気に入っている作品。
素敵な方の元へお嫁に行きました。







<コルシカ島、コルテ Corte, La Corse (2006年)>
自主企画展(3人展@銀座)の出展の為に描いた大きな作品。







<ポルトガル、エルヴァス Elvas, Portugal (2005年)>

国際版画美術館@町田でのグループ展「森野会」に出展したもの。
懐かしい作品です。恥ずかしながら掲載。

大きな作品F50を描き始めた頃。この頃の絵はかなり激しかったかも(笑)











2016-08-05

作品 / Works・青い絵 / pictures in Blue


<青い絵 Peintures en Bleu / Pitture in Blu>








<FERMO フェルモ(イタリア)> 







8月になり、夏も本番。毎日暑い日々が続きます。

夏のテラス、パラソルの下で白ワインを楽しむのが大好きな私も、そんな優雅な事は言っていられない。
涼しい事・場所を求めて彷徨う季節。

少しでも涼しくなりたい一心で、描く絵は水辺、ブルーが中心になって来る季節でもあります。

そんなわけで、今回は青い作品を。


中部イタリア・マルケ州の小さな町、フェルモ Fermoの広場。全く観光化されていない美しい街に迷い込み、
気ままに彷徨っていたのを思い出します。








<南仏・カシ Cassis, en Provence>


フランス・プロヴァンス、マルセイユ近くの港町カシCassis。 お洒落で心地よい小さなリゾート地。ボートツアーで
カランク(入り江)や海からの景色を楽しんだり。 海の散歩 Promenade en mer(^-^)









<コルシカ島カルヴィ Calvi, la Corse>  



そしてコルシカ島カルヴィCalvi。城砦と海の風景、上から見下ろす景観も素晴らしい、力強く魅力的な街。
海の見えるホテルに滞在し、窓からひたすら海を眺めていました。




地中海はターコイズ、コバルトブルー、そしてウルトラマリン。 南欧の空はセルレアンブルー。 様々な青。

夏は描くのも観るのも、涼しげな方が良いなぁ。。。