2016-09-30

旅(Travel)・クロアチア・ドブロヴニク(Dubrovnik/Croatia)Ⅱ



<ドブロヴニクの休日>











夏の終わり、ドブロヴニクDubrovnikの休日。

ベルリンからの週一回の夜行フライトは、強風の為、結局ドブロヴニクには着陸出来ず。
深夜に別の空港(スプリット)に降ろされて、バスで5時間の移動となってしまったのですが、、、、

Berlin-Dubrovnikの夜行便、しかも週に一度しかないクロアチア航空のフライト。 キャッチ出来てラッキーと思いつつ、
「その怪しげな(笑)フライトは大丈夫なのか?」という不安が現実になってしまいました。
まあ、これもサバイバルな旅の醍醐味、良い思い出です(時が過ぎればね^^;)

早朝5時過ぎにたどり着いたドブロヴニクは人影もみえず、動いているのは猫のみ。 街の入口・ピレ門から入るとそこは旧市街。
白い石造りの街は静かにライトアップされ、幻想的に輝いていました。

あの風景は何だったのかしら?
疲れと辿り着いた安堵で、写真を撮るのも忘れてぼーっとしていましたが、今も記憶が甦ります。 あの感じが味わえたのは、
今にして思えば貴重な体験。

この美しいドブロヴニク旧市街は世界遺産に登録されています。 1990年代のユーゴスラヴィア内戦で損壊された街は、
人々の想いで、その後元の姿に復元されました。 今はそんな事は感じさせない平和な場所となっていますが。。

クロアチアの旅では、そんな事も思いつつ。 美しい夕陽と旧市街の風景に見入っていたのでした。

あちこち動き回りながらも、各々の場所で、常にボーっと寛いでいる。 そんなかんじで、転々と旅を続けています。


















































































































































<猫の多い街> 

































<旧市街の入口、ピレ門> 










2016-09-23

作品 / Works・南仏の午後 / Cavaillon






<Cavaillonのカフェ>















ある夏の日。 プロヴァンス・リュベロン地方の小さな街、カヴァイヨンにて。

ここを起点に近くの村々を回りました。 メネルヴMénerves、ボニューBonnieux、ルールマランLourmarin、等‥。

街に到着し、ホテルに荷物を置いて。 さて、これから何をしようかなと、まずはビストロ・ランチ。
南仏のロゼと、仔羊のローストCarre d’Agneauをテラスで楽しむ一時。 心地よい思い出です。

青空と色彩、光が輝くプロヴァンスの午後。







2016-09-16

旅(Travel)・クロアチア・ドブロヴニク(Dubrovnik/Croatia)Ⅰ






<ドブロヴニク>













Dubrovnik, Croatia 美の国クロアチア、最南端の街ドブロヴニク。 永遠の憧れの地。

青い海に映える赤い屋根の家並、城壁に囲まれた街。 旅心をそそられる写真にいざなわれ、とうとうクロアチアの
南端・ドブロヴニクを訪れます。


しっとりとハードなドイツでの4日間はあっという間に終わり。 そして一路、ドブロヴニクへと。 クロアチア・ダルマチア
地方の旅、始まりです。


ドブロヴニクは、13世紀以降地中海交易の拠点として栄えました。 城壁に囲まれた珠玉の旧市街。 その中に
数々の教会や美術館、建築が詰まっています。 ゴシック、ルネッサンス、バロック様式の教会や宮殿などなど。
何百年もの間、人々が歩き続けている為、石畳はピカピカと光っています。


旧市街は白い石を使った建築が多く、赤い屋根と白い建物のコントラストが美しい。 メインストリートのプラツァ通りは、
白い石畳が輝き、夜は幻想的な雰囲気を醸し出します。

そして城壁の上にのぼると、海と旧市街が一望に見渡せます。 全長約2キロの遊歩道。 心地よい風を感じながら、
街をぐるっと一周、最高の空中散歩。 これぞドブロヴニク観光の醍醐味。


ケーブルカーでスルジ山に上ると、旧市街と海のコントラストの美しい風景が見渡せます。 遠くにはセルヴィア、
モンテネグロの山々も。 ビュースポットのカフェ・レストランで眼下に地中海を臨みながら、しばし時を忘れる時間。


清々しい空気と美しい景観。 ドブロヴニクの魅力は語り尽くせません。


















































































































































 


























2016-09-09

旅(Voyage/Viaje)・サンティアゴ巡礼街道について(Camino de Santiago)Ⅰ






<スペイン・サンティアゴ巡礼街道 El Camino de Santiago / le Chemin de Saint Jaques の旅>



El Camino de Santiago / le Chemin de Saint Jaques.
El viaje del Peregrino hasta Santiago de Compostela. Me interesa mucho y he visitado muchas veces cada de los pequeños pueblos.
Quisiera estudiar también esta materia y hacer un viaje a pie un día.

(During long time, I’ve visited many towns along the Routes of Santiago de Compostela,
and I’m very much interested in this theme. I want to study also this subject and to travel by foot in future.)








<パリ、マレ地区にあるサンティアゴ巡礼街道の事務所> 







スペイン・サンティアゴ巡礼街道(カミーノ・デ・サンティアゴ)の旅。
El Camino de Santiago / le Chemin de Saint Jaques.

主にフランス各地から北西スペイン・ガリシア地方の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す、中世の巡礼街道です。
1993年に世界遺産にも登録されています。

サンティアゴ(聖ヤコブ)の墓が9世紀にこの地で見つかり、サンティアゴ・デ・コンポステーラは一大聖地となりました。
中世ヨーロッパ、キリスト教の信仰厚い当時の人々は、イスラム侵略の脅威に晒されていたスペイン、その北西の果てに
あるこの聖地を目指しました。 当時のレコンキスタ(Reconquista=イスラムからの国土回復運動)の影響もあり。

街道沿いには都市が発展し、それを繋ぐ道には小さな宿場町、病院や修道院、そして教会が作られました。
巡礼の人々を受け入れる為の施設。

中世から現代まで、人々はこの路を通り聖地を目指しています。
聖ヤコブ(フランス語でSaint-Jacques)を象徴するホタテ貝は、巡礼のシンボルともなっていて、巡礼者はその証として
ホタテ貝をぶら下げて歩きます。 街道沿いの建築等にも、ホタテ貝の装飾があちこちにみられます。



巡礼街道沿いの町々は、何回にも分けて、少しずつ訪れています。
全て電車かバス。 徒歩は未体験。 以前、バスでピレネー越えもしました。 ソンポルト峠を越える「Toulouseの道」。
フランス、オロロン・サントマリーOloron Sainte Marieから国境の鉄道駅カンフランク Canfrancを通り、スペインのハカ Jaca、
ウエスカ Huescaまで。
ある時はパンプローナPamplonaからプエンテ・ラ・レイナ Puente la Reina、エステーリャEstellaやブルゴスBurgosへ。
または、レオンLeon、アストルガAstorga、サモラ Zamora。 等々。もちろんフランスバスクのサン・ジャン・ピエ・ド・ポー
St.Jean Pied de Portも(^^

その頃の写真は家に山積みなのですが、フィルムカメラ時代の為、なかなかアップ出来ません。

Santiago de Compostelaを訪れたのは遠い昔、1990年代初め。 初めてのラテン系言語としてスペイン語を始めたばかりで、
スペインにハマっていた頃。 ロマネスク建築にも魅かれて。 もう一度、現代の巡礼街道をじっくり訪れたいです。

そんな訳で、思い出と共に、昔の写真を数枚スキャンしてアップします。







<パリ、マレ地区の事務所>






















<オロロン・サント・マリー>
Oloron Ste.Marie






<オロロンから国境へ向かうバスの中から>
車窓のピレネーの風景が素晴らしい。









<宿場町、ハカ Jaca>
ピレネーの麓、国境にほど近い街









<サン・フアン・デ・ラ・ペーニャ San Juan de la Pena>
ハカの近郊









<San Juan de la Pena の近くの景観> 









<サングエサ Sanguesa> 
ここからフランシスコ・ザビエル城へ。








<パンプローナ Pamplonaにて>
バスクのパレード?

牛追い祭りで有名な町。








<プエンテ・ラ・レイナ Puente la Reina>
この場所で、各地からの巡礼街道はひとつになります。感無量。








<Puente la Reina>









<Puente la Reina>









<エステーリャ Estella> 







<ブルゴス Burgos>







<サント・ドミンゴ・デ・シロス St.Domingo de Silos の回廊> 
山の中の修道院。この回廊目当てでBurgosから車でたどり着きました。



















<St.Domingo de Silos> 







<コヴァルビアス Covarrubias>
St.Domingo de SilosとBurgosの間にある小さな村











<コヴァルビアス Covarrubias>


  




<カンフランク駅(スペイン)>



カンフランク駅、国境駅です。 記憶が定かではありませんが、1997年当時はフランス・オロロン方面からの国際列車の終点で、
一日に1~2本程度?便があったように記憶しています。 私はその区間はバスに乗りましたが。 確かスペイン側の列車は走って
いなかった?(又は、あっても1日1本とか?)廃線で駅が使われていなかった時期もあったようです。

ピレネーの麓、大きくカッコよく壮大な駅舎の内部は、ほとんど廃墟のようで人影もありませんでした。 ガラスが割れてたり
ホコリ被ってたり、幽霊屋敷的。

WEBでちらっとみてみたら、近年は観光名所ともなり?修復もされ?ついに鉄道も再開している??
また調べてみよう。このルート、機会があったらまた行ってみたい。