2016-05-27

旅(Voyage)・南イタリアからフランス、ロワール地方ナント(Nantes/France)へ(Ⅰ)

 



<ナント Nantes>





<Trentmoult トレントムールにて>




プーリアを発ち、ミラノ経由パリからTGVで2時間。 フランス北西部ナント Nantesへ。 南イタリアの熱い旅の後。 フランスの
地方都市でしっとりと寛ごうかと思い、訪れました。

ナントはPays de la Loire ペイ・ド・ラ・ロワール地方の都市、旧くからの歴史ある街。 ブルターニュに程近く、ブルターニュ公国・
フランス王家の城の元、ロワール川沿いに開けた都市です。

フランスのSF冒険文筆家、「十五少年漂流記」や「海底二万マイル」を執筆したジュール・ヴェルヌの故郷。 
16世紀の「ナントの勅令」は、カトリックがプロテスタントを認めた宗教戦争終結の勅令。近年は造船業で栄えた時期もありました。

現代のナントは、その古い施設や建築等を活かして現代アートの街としても発展しています。 ある意味、アートで町興し的な要素も
あったのかも?

その目玉は何と言っても「ラ・マシーン la Machine」。
技術者やアーティスト、クリエーター等が立ち上げたロボット・アート・パフォーマンス集団。ロワール川の中州に広がるワンダー
ランドです。 お目当てのロボット象に乗れて、大満足。(詳しい写真は次回の記事で。)

現代的なトラムの走る街。ちょっと前の「近未来」的なレトロなものも感じて(コルビュジエとかポンピドーセンターとか的な感覚)、
妙に寛げました。 暮らし易そうな街。 旧い建物と現代が共存し、散策も良い感じ。ガレットやシードルも美味しい!

そしてもう一つ気に入った場所。 ロワール川の対岸にある村Trentmoult トレントムール。
vette(フェリー)でほんの5分の漁村ですが、カラフルな家並にレストランやカフェ、アートスポット等が点在する、オシャレな寛ぎ
空間になっているようです。 お天気がイマイチだったのと、平日の午前中と言うのもあり、村はあまり人けがなく、逆にゆっくりと
散策を楽しめました。 本物&絵に描かれたネコとの遭遇とか(笑)

ナント郊外には他にも中世の村があったり、近くに塩田で名高いゲランドGuerandeがあったりで、そんなところを回るのも楽しそう。
次回はそこら辺もぜひ (^-^) と思いつつ。














 
 
 
 
 
 
 
 














 
 
 
 
 
 
 

<レストラン「La Cigale シガール」 >
アールヌーヴォーの美しい、南仏料理のお店。
名所でもあります。
 
 









<オペラ座> 





 










 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 









 
 
 
 
 
 
 
 
 

<城の中庭>
オブジェが楽しい!ちなみにお城の企画展はSamourai (サムライ)でした。
 
 
 
 
  
 

 
 
 
 
 
 
 
 








 
 

<ジュール・ヴェルヌ博物館> 
 
  
 
 
 
 
 


 
 
 
 
  
 
 
 
 

<ラ・マシーンの象> 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<Trentmoult トレントムールにて> 








 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 










2016-05-20

旅(Viaggio)・プーリア / 南イタリア(Puglia / Italia)XVI <レッチェ Lecce>


 


<レッチェ Lecce>













プーリアの旅の最終目的地、バロックの街レッチェLecce。

レッチェは都会です。 ホテルもレストランもいっぱいあって、普通にショッピングも出来るくらい。 車の交通量もすごい。
20年程前に訪れた時は「割と大きめの町」という印象だったのが、今回は大都会に見えたのは、決して街が大きくなった
わけではなく、私が小さな村への旅に慣れ過ぎてしまったからでしょう^^;

それはともかく、レッチェはその時と変わらず、そこにありました。

「バロックのフィレンツェ」と異名を取る華麗な街。壮麗なバロック建築で溢れています。 大聖堂と広場、サンタ・クローチェ
教会、サンタ・キアラ教会等々。

このあたりは工芸も興味深い場所です。
紙細工・紙粘土細工(カルタペスタ)や石細工等々が名産ですが、陶器も良い♡ お土産物からアート作品まで。 工房も点在
しています。

カルタペスタは宗教的オブジェも多く、やはり南イタリアはカトリックの色濃い地区だと感じます。

町中が人で溢れています。 ブティックも並んでいて、ある意味キケン地区(笑)! スニーカーブランドのスペルガSUPERGA
では、限定モデルをゲット! と、しばし買い物に走ったり(笑)。

旧市街の夜は楽しく更けて行きます。 教会はライトアップされ、ドゥオモ広場は幻想的で綺麗。 細い路地は散策を楽しむ
人々で賑わいます。 みんな遅くまでOsteriaやBarで会話を楽しんだり。

バロックを堪能し、のんびりしたり美味しいものを食べたり。 そうやって都会の夜は更けて行きます。

プーリアの旅もここで終わり。 そろそろフランスへ戻ります。





 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 



















 
 
 


<大聖堂 DuomoとDuomo広場> 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<Sta.Croce サンタ・クローチェ教会のファサードの彫刻>
バロックの傑作。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 








 
 

<Sta.Croce  サンタクローチェ教会・内部>








 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

















 


< カルタベスタの人形>
 
 
 
 
 
 
 




 
 
 
 
 
 

<POMI AUGRATI 幸せのお守り>