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2026-03-27

旅(Viaggio)/ インフィオラータ・ディ・ジェンツァーノ 2025 (Infiorata di Genzano 2025 / 247 edizione)



Infiorata di Genzano di Roma. https://www.infioratadigenzano.it/











ジェンツァーノは、イタリアの中でも指折りの、インフィオラータの町。
18世紀にカトリックの行事として発祥し、町には博物館や学校もあります。

インフィオラータは、イタリアやカトリックの国の宗教行事から広がったアートイベント。
アーティストや一般市民が参加し、花びらを使って地面に絵を描きます。
数日間しかもたないアートは、エフェメラル(儚い)・アートと呼ばれています。


2025年に、ジェンツァーノのインフィオラータは247回目を迎えました。

テーマは “Coltiviamo Speranza”(=希望を育てよう)、約15チームが参加し、
メイン会場のイタロ・ベラルディ通り(約200メートル)をそれぞれフラワーカーペットで彩ります。 



私は特別に「チーム MOMO」に参加させていただきました✨✨

今回の編成は、GenzanoのチームMOMOと、USAサラソタのチョークアート・チーム、
そして日本からプライベート参加した花絵師・藤川靖彦さん一行です。

私はInfiorataの技術はありませんが、金曜の夜から4日間、ガチで参加させていただきました! 
(いろいろな言葉を少しずつかじっていて良かった!という希少な機会でもありました✨) 


素晴らしい経験、素晴らしい街、そして素晴らしい仲間達。
花とアート、人の心に国境は無いとつくづく感じられた、かけがえの無い時間。
Flowers, art & friendship have no borders !!

その時から心の中で、再訪を固く誓っています。絶対にまた参加したい、と。 



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インフィオラータを知った時から、いつかイタリアで制作に参加するのが、夢の一つでした。
今回期せずして、その夢が叶う事になったのでした 

ここ数年続けているイタリアのインフィオラータ詣で。 
2025年は自分的にその集大成として、伝統あるGenzano di Romaを選び、会場の近くに宿をとっていたところ、 
その後なんと、日本を代表する花絵師・藤川さん達もジェンツァーノへいらっしゃるという事が判明! 

この千載一遇のチャンスに、チームMOMOの隅っこに参加させていただける事になったのでした。 



<インフィオラータとは>

インフィオラータは、キリストの復活祭から60日後の最初の木曜日に行われる「聖体祭」を記念して行われるイベントです。

この日の前後は、市民が教会までの道のりを花や種等で宗教画を描き、その上を司教達が行進してお祝いをします。
「神に捧げる芸術」とも呼ばれ、イタリアやスペインを中心に世界各国で盛大に行われています。

起源は13世紀、通りを行く司教達を市民が花のシャワーで祝ったことが始まりと言われています。
約400年前、サンピエトロ寺院で花絵へと進化、それが芸術へと昇華し、世界中の花絵師達が腕を競い合っています。


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*以下、イベントの様子を。


6月20日、金曜の夜の下絵制作から開始。

紙に描いた図案を写しながら、石畳にチョークとペンキで直に絵を描いて行きます。

跡が残っても気にしない、さすがインフィオラータの町。

もう最初から感動、テンション上がります。
昼間は暑く、夜は涼しいイタリア。夜間制作は快適です。



































21日(土)は「Spelluccamento」(はなむしり)から。 作品に使う花達をほぐす、地道な作業です。






夕方から教会前の花絵を制作。


























そして土曜の夜がいよいよ制作本番! 
21時からスタート、深夜に作業し、日曜の朝までに完成させます。












































広場ではライブが開催され、通りには屋台も並んで、すごいお祭りです。













完成形、美しく彩られたイタロ・ベラルディ通り。23日(月)の夜まで展示されます 。





































































22日(日)&23日(月)はお祭りの本番。

観光客と地元の人々で溢れ、出来上がったインフィオラータやいろいろなイベントを鑑賞しながら祭りを楽しみます。
















そして、月曜の夕方が、いよいよフィナーレ。

伝統衣装を纏った人々のパレードの後、子供達が坂道を一気に駆け下ります(Spallamento)。
そして最後には、皆で楽しげに花を撒き散らして、三日間のお祭りも終了!





















 







静けさの戻る夜。道路には白い下絵だけが残り、名残惜しさを感じつつ、来年に向けて新たな気持ちになるのでした。

みんなでテーブルを囲んだり、周辺の町々を案内していただいたり、
みんなの気持ちが一つになった、素晴らしい経験でした!本当にありがとうございました!

Grazie a tutti ! Ci vediamo alla prossima volta !!






























2025-07-01

6月、フランス・イタリアを旅して来ました。




<帰国して思う事>





<Castelsardo カステルサルド(サルデーニャ島)>





6月は、南仏からコルシカ島・サルデーニャ島を経て、
ジェンツァーノ・ディ・ローマでの伝統あるインフィオラータに参加して来ました。

そして1ヶ月近くの旅を終え、無事に日本に着地しています。



今回も、実り多い印象的な旅となりました。 多くのモチーフに出会い、感性を刺激される時間でもありました。

素敵な町々や人々との出会い、思い出深く刺激的な経験が山盛り。写真もたくさん撮りました。
トラブルや困った場面(ストに遭遇、等々)も多々ありましたが、楽しめる範囲内で何とか潜り抜け。
自分が体育系だと改めて気づいた旅でもありました😅


人々の温かさに支えられ、素晴らしい時間を過ごす事が出来ました。 本当にありがとうございました。


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今回つくづく思ったのは。


・大好きなヨーロッパの、現地の町々や情報を、これからもっと積極的にご紹介して行きたいという事。


・それに加えて、旅をしながら気づいた事や経験、得た情報なども、発信したいと思います。
ちょっとした事だけれど、誰かの役に立つかも。
(私もいつも、皆様のそんな情報に助けられているので。)


・そして出来れば、そんな諸々を、ヨーロッパ旅の好きな皆様と直接共有出来る機会もあれば良いな、と思っています。
(WEBでの発信だけではなく)

(当面は(個展以外の)イベントを一人で独自に企画するのは、残念ながら難しいので、)

大掛かりな企画ではなく、例えば何かの機会やついでに、コーヒーやワインを飲みながらでも、ゆるい感じで。 
もちろん、展示に絡めても良いし。

同じものが好きな人達が集まって、みんなで旅について話しながら、仮想で盛り上がるとか?
誰かのプランニングを一緒に考えてみるとか?

そんなところから始めるのも素敵だな✨と思います。

似た人達が集まれば、 私のこの(滅多に役に立たない😅)情報やノウハウも、コアなニーズには役立つかも?



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今回の旅、そしてインフィオラータについても、追って発信したいと思っています。 まずは早く写真を整理して。

今までの旅の情報や写真も山積みになっています。 それらを効率的にどんどん発信出来る方法も、考えて行きたいと思います。


そんな諸々をどうするのかはこれからですが。 方法を考えながら、少しずつ行動にうつして行きたいなぁ。 

(考えてばかりでも進まないと、行動に移そうとする困ったタイプ😅 アイデアがおありの方々、よろしければご意見下さいませ。 )



私は、大好きなヨーロッパを旅する事自体はもちろん、「旅をデザインする事」が好きなんだと、
今回改めて気づいたのでした。 そしてそれを自ら実践することが。

これからは、それをもっと楽しめるように、絵を描く事と共に、ライフワークの一環として続けていけるように。
無理なく楽しく、また進んで行きたいと思います。 それがまた、絵の世界に繋がって行くのです。

インプットが多過ぎて、アウトプットが追いつくのが大変ですが、何とか頑張ります。
皆様、引き続きよろしくお願いします☺️


(今回の写真を少しだけアップしていますのでお楽しみ下さい。)



 







<Porquerolles ポルクロール島(プロヴァンス)>














<Hyères イエール(プロヴァンス)>













<La Crau ル・クロのYukaさんのB&Bにて>













<Bormes-les-Mimosas>
「フランスの美しい村」ボルム・レ・ミモザ(プロヴァンス)












<Toulon トゥーロン(プロヴァンス)>













<Nice ニース、マチス美術館>













<プロヴァンス鉄道>












<Bonifacio ボニファシオ(コルシカ島)>














<Maddalena マッダレーナ島(サルデーニャ島の離島)>













<Alghero アルゲーロ
(サルデーニャ島)>













<Bosa ボーザ(サルデーニャ島)>












<Cagliari カリアリ(サルデーニャ島)>













<Infiorata @Genzano di Roma インフィオラータ制作>












<インフィオラータのフィナーレ>












<インフィオラータ制作メンバーと最後の記念写真>













<Roma ローマ>








2025-02-18

旅(Viaggio) / Sicilia / Ceramiche “Testa di Moro” シチリア陶器「テスタ・ディ・モーロ」について



 <シチリア陶器と「テスタ・ディ・モーロ」>









シチリア島は陶器の名産地。
陶器の街カルタジローネをはじめ、島中にカラフルで魅力的な陶器が溢れます。
伝統的デザインから現代陶器まで、色とりどり。


今回は、その中でもシチリアならではのデザインの一つ「テスタ・ディ・モーロ」について。
シチリアを歩いていると必ず見かける、男性と女性の頭の置物です。


風光明媚で歴史あるリゾート地タオルミーナでは、様々な種類のシチリア陶器と出会えます。
お土産物から本格工芸品まで。陶器好きにはたまらない町です。


テスタ・ディ・モーロのあるバルコニーは、シチリア的風景。
こちらは伝統的なデザイン。シチリアの強い日差しと濃厚な文化を感じます。

この濃さがたまらなく魅力的✨うーん、シチリアへ行きたい。



テスタ・ディ・モーロとは:
ムーア人男性とシチリア人女性の頭のペアの置物。

シチリアがアラブ人(ムーア/モーロ)に支配されていた時代。
あるムーア人男性がシチリア人の美しい娘に恋をし、2人は共に過ごすようになります。

しかし、男性には実は故郷に祖国に妻子がいて、それを知った娘は、裏切られた怒りと悲しみ、
そして諦め切れない愛の為、男性が眠っている間に首を切り落としてしまうのです。

彼とずっと一緒にいられるようにと、娘は自分のバルコニーに男性の頭を置き、バジルを植えました。
そのバジルがあまりに立派に育つため、近所で評判を呼び、皆が同じようなアラブ人男性の頭の形をした鉢を
陶器で作らせるようになりました。

これがテスタ・ディ・モーロの起源と言われています。

何とも中世&シチリア的な、物騒で濃い話ではありますが💦
その置物が大人気で、現代ではシチリア中に溢れているというのも、いかにもイタリア的な話かと。

そしてその濃さの魅力が病みつきになり、旅人はシチリアを目指すのかもしれません。






















<現代陶器バージョン>













<下は3本足の「トリナクリア」>
同じくシチリア名産のシンボル















































































シチリアは陶器の宝庫。街角で見かけたものも少しアップします。