2020-03-27

旅(Viaje)・北スペイン~ポルトガルへ(desde Norte Espana hasta Portugal) Ⅲ コンバロ / Combarro






<Combarro コンバロ>










ポンテヴェドラの町を一回りした後、近くの美しい港町「コンバロCombarro」へ。

オレオの立ち並ぶ独特の景観を持つ、ガリシアの特徴的な村です。曇り空も相まって、不思議な感じの小さな村。

コンバロは、出発前にWEBで見つけた小さな村です。ポンテヴェドラの近郊で良さげなところ、こじんまりした村
という事で。

コンバロまではタクシーで。ポンテヴェドラ駅からパラドールまで乗ったタクシーの運ちゃんが良いおじさん
だったので、値段交渉して電話番号聞いておきました(笑)
(ホテルで頼む方が確実かと思ったら、フロントの反応がイマイチだったので、結局彼に電話。)


ポンテヴェドラとコンバロを一通り案内してもらい、コーヒーを飲みながら運ちゃんの家族構成を聞いたり
しながら(Gallegoガリシア方言、解り難い!)、娘さんの家の前を通ってパラドールへ帰着。時々あるパターン(笑)


そして、夕食はパラドールでガリシア料理を。

カナダから巡礼の旅に来た親子、CarmenとManuelに出会いました。
リスボンから北上してサンティアゴを目指しているとの事で、しばし歓談と情報交換。今でもFBで繋がっています。
旅の醍醐味ですね。


そんな感じで、コンバロの写真を少し。





<ポンテヴェドラ新市街、遠景> 




































































































































































2020-03-20

旅(Voyage)・ マラケシュ / モロッコ(Marrakech/Maroc)Ⅲ マジョレル庭園 Jardin Majorelle





<Marrakech European>

マラケシュ・ヨーロピアンサイド










マラケシュには、アラブ的混沌と、ヨーロッパ的美意識の世界が共存しています。どちらもとても魅力的です。

ヨーロッパサイドの魅力としては、ゴージャス又はシックなホテルやカフェ、レストラン、ブティックやエステ、ハマム。
そして何といっても、イヴ・サン・ローランの愛したJardin de Majorelleマジョレル庭園と美術館。その界隈にはマラケシュの
魅力が凝縮されています。


マジョレル庭園は、もともとはフランスの画家ジャック・マジョレルによって造られた庭園(1947年オープン)が前身。
彼の死後朽ち果てていた庭園が、1980年にイヴ・サン=ローランとそのパートナー、ピエ
ール・ベルジュに買い取られ
改修されて、現在の美しい姿になったものです。

「マジョレル・ブルー」と呼ばれる鮮やかな青の建物と、黄色や白のコントラストが印象的。魅惑的な熱帯植物の生い茂る中に、
カラフルでアーティスティックな建築が溢れています。ディスプレイやインテリア・エクステリア、何を取っても
ハイセンスで美しいのです。

その界隈にはお洒落なブティックも並んでいます。クオリティもセンスも価格も、モロッコと思えないほど。
ヨーロピアン・セレクトショップ的。
(オシャレなクッションカバーが一万円近いとか(笑) まあ、そこでしか買えないと思えば、手の出ない金額では
ないけれど。。。)

ディープなモロッコと洗練のヨーロッパ。その融合をバランス良く、上手く味わうのが良いんでしょうね。



今回初めて行ってみて、モロッコの旅の仕方には二通りあると思いました。

-1- ディープなモロッコに飛び込み、自力で歩きながら経済的なホテルに滞在して地元のレ  ストランや屋台で食事をし、
     あちこちをめぐる。言ってみればバックパッカー、若者や学生向けの旅。

-2- ヨーロッパの富裕層や多くの日本人のように)高級ホテルに宿泊し、プライベート・ガイドやトランスファーを頼んで、
     ヨーロッパ仕様の場所等々、キレイなモロッコを味わう。 メディナやスーク「冒険」として独り歩きしても、
     基本はガイド付き。

私の今回の旅はすべて自力で単身。さすがにバックパッカーではないけれど、どちらかと言うと1に近いちょっぴり
ハードなものでした。 これ、いつもヨーロッパでしている事なのですが。
モロッコという異世界ではやっぱりちょっと勝手が違うのかも。

次回訪れる事があれば、2つのパターンを上手くミックスさせようと思っています。

そうすれば優雅なモロッコも味わえるし。 少なくとも、迷って目的地に行きつけないで終わる事は無いはず。
要するに、問題はそこなのです(笑)

マジョレル庭園
https://www.jardinmajorelle.com/lejardinmajorelle/












































































































































































































































































































*新市街の街並*















































2020-03-13

旅(Voyage)・ マラケシュ / モロッコ(Marrakech/Maroc)Ⅱ







<マラケシュ>














モロッコの旅を引き続き。

ここはフランス語が第二言語なので、会話にはそんなに問題は無いけれど、やはり雰囲気に飲まれてぼーっと
してしまう。 
異国感、もちろんそれが旅の醍醐味でもありますが。

詳細な地図も入手出来ず、この迷路を一人で歩くのはかなりの技術が必要。
素晴らしい博物館や美術館が点在するのですが、結局行きたいところに半分も行きつけませんでした。。

「現地ガイドをお願いするのが正解だったかも」とは後で考えた事。 でもホテルや旅行会社等、確かな
ところでないと「自称ガイド」に騙されるケースが頻発しているそうです。が。


世界の観光地であるマラケシュは、なかなか油断がなりません。
ポリスも多く、治安は悪くなさそうですが(ローマとかよりよっぽど安全な感じ)、騙されたりボラれたり
は日常茶飯事。 それと戦うパワーも必要。

目的地までタクシーを使おうにも、メーターを使わず全部言い値。 交渉するのだけれど、疲れるし運転は粗いし
面倒くさくなり、つい歩こうとしてしまって、結局迷う。 という繰り返しの数日間でした(笑)。

久々になかなかハードな(?)旅。帰国して落ち着いたら、あの日々が懐かしく思えています。
モロッコ旅、そうやってハマって行く人が多いのも、何となくわかる気が。。

改めて写真をみても、溜息しか出ないような繊細な手工芸の美しさと、混沌としたカオスの迷宮。
私はきっと、この世界をテーマのひとつとして、これから抱いて行くような予感がしています。
























































<サアード朝の墳墓群>












<サアード朝の墳墓群>





























































<名産のバブーシュ> 


















































<ファティマの手>
(幸運のシンボル) 














<DAR SI SAID ダール・シ・サイド >
(国立カーペット博物館)>












<ミントティー>













<Riad Argan 後半滞在したリアド> 























































<Riad Signature の扉の前で待つ猫たち> 











<Riad Signature のカメレオンの「レオン」>