<ソルソナ>
カルドナCardonaのパラドール滞在を満喫し、セウ・ドゥルジェイSeu d’Urgellへ向けて出発。
まずは近くのソルソナSolsonaという小さな町までタクシーで行き、そこからセウ・ドゥルジェイ行のバスに乗ります。
そのバスはカルドナも通るのだけれど、ソルソナは可愛くて素敵な町と聞いたので、まずそこまで行って散策する事に。
タクシーの運転手さんからは、いろいろと興味深い話も聞けました。
この地方の日常会話はやっぱりカタルーニャ語なんだとも実感。 人々はもちろんスペイン語も話せるし(外の人には
スペイン語で話してくれる)、ピレネーにもっと近づけばフランス語を話す人も多いとか。
カタルーニャ語は、なんとなくスペイン語とフランス語が混ざったような雰囲気の言語です。そのうち勉強したいとは
思っているのだけれど、なかなかそこまで手が回らず^^;
そして、ソルソナに到着。 期待を更に上回る、かんじの良い可愛らしい町です。
この町には観光案内所があり(!)いろいろな情報と地図をもらいました。 頼んだら快くスーツケースも預かってくれたので、
ゆっくり散策が出来ます。 ありがたい。
大聖堂と博物館、その界隈ははとても素敵。
大聖堂は天井近くに小さく見えるマリア様がとても印象的でした。 博物館の所蔵品、フレスコ画も素晴らしかった。
可愛らしい旧市街には中世の家々が立ち並び、モデルニスモも点在。 ここは刃物で有名な町との事。
幸せに町を満喫した後、バスターミナルへ。 BARでビールSTRELLA DAMM(バルセロナビール)を飲みながらバスを待ちます。
一台来るたびに「あのバス?」とBARの人に確認しながら、諦めて待ちます。 この頃になると、"la Seu d'Urgell?"の発音も
サマになって来ました。
(なんと言っても、バスは一日に2本しかないので、それを逃したらその日はSEUに行けない。 真剣にもなるというもの。)
バスは決して時刻通りには来ないしアバウト過ぎ。 大体この1時間くらいの間に来る、ってかんじです、一日に2本なのに。。。
もちろん一応時刻表はありますが、観光地でもないし利用する人々にとっては生活の一部なので必要ないのでしょう。
あちこちで話を聞いていくうちに、何時くらいに来そうとか、判って来るから不思議。 決して「バスの時間を確認する旅行」では
ないのですが。 それも楽しい。
ターミナルの周りの写真など撮りながら時間をつぶす事一時間近く。 やっと来たバスに無事乗り込み、1時間半。
待ち時間の不安などすっかり忘れて車窓の素晴らしい景色を堪能しながら、一路セウ・ドゥルジェイを目指します。
<観光案内所> |
<モデルニスモの建築> (内部はホテルになっています) |
<旧市街の建築> 壁面の装飾がとても魅力的です。 |
<バスターミナルにて> バスを待つ間にバルセロナビール♪ |
バスは時刻表(16時半)から遅れること1時間程度で到着。 いつかはちゃんと来ます。 (カルドナのパラドールで「ここを毎日17時過ぎに通るバスなので 30分かかるソルソナに16時半は有り得ない」と言われ、 観光案内所にも「17時くらいかな~~?うーーん。」と言われ。 17時前に行ってみましたが、結局来たのは17時45分くらい。) |
<バスターミナルのバル> この人達に行き先を告げ、バスが来るたびに確認。 ホントに大丈夫かなぁ、、と思ってたけど、大丈夫でした(^-^;) |
<Seuに向かうバスの車窓> バスに乗り込み一安心。このルートは景勝地としてもオススメとのこと。 |