2013-10-24

旅(VIAJE)・スペイン・カタルーニャ(CATALUNA) / ソルソナ・ピレネー山間の町(SOLSONA/PYRENEES)



<ソルソナ>

 
 

 
 
 
 
カルドナCardonaのパラドール滞在を満喫し、セウ・ドゥルジェイSeu d’Urgellへ向けて出発。


まずは近くのソルソナSolsonaという小さな町までタクシーで行き、そこからセウ・ドゥルジェイ行のバスに乗ります。
そのバスはカルドナも通るのだけれど、ソルソナは可愛くて素敵な町と聞いたので、まずそこまで行って散策する事に。

タクシーの運転手さんからは、いろいろと興味深い話も聞けました。

この地方の日常会話はやっぱりカタルーニャ語なんだとも実感。 人々はもちろんスペイン語も話せるし(外の人には
スペイン語で話してくれる)、ピレネーにもっと近づけばフランス語を話す人も多いとか。
カタルーニャ語は、なんとなくスペイン語とフランス語が混ざったような雰囲気の言語です。そのうち勉強したいとは
思っているのだけれど、なかなかそこまで手が回らず^^;

 
  
 
 
 
 
 
 
 

そして、ソルソナに到着。 期待を更に上回る、かんじの良い可愛らしい町です。

この町には観光案内所があり(!)いろいろな情報と地図をもらいました。 頼んだら快くスーツケースも預かってくれたので、
ゆっくり散策が出来ます。 ありがたい。

大聖堂と博物館、その界隈ははとても素敵。
大聖堂は天井近くに小さく見えるマリア様がとても印象的でした。 博物館の所蔵品、フレスコ画も素晴らしかった。
可愛らしい旧市街には中世の家々が立ち並び、モデルニスモも点在。 ここは刃物で有名な町との事。


幸せに町を満喫した後、バスターミナルへ。 BARでビールSTRELLA DAMM(バルセロナビール)を飲みながらバスを待ちます。

一台来るたびに「あのバス?」とBARの人に確認しながら、諦めて待ちます。 この頃になると、"la Seu d'Urgell?"の発音も
サマになって来ました。
(なんと言っても、バスは一日に2本しかないので、それを逃したらその日はSEUに行けない。 真剣にもなるというもの。)

バスは決して時刻通りには来ないしアバウト過ぎ。 大体この1時間くらいの間に来る、ってかんじです、一日に2本なのに。。。
もちろん一応時刻表はありますが、観光地でもないし利用する人々にとっては生活の一部なので必要ないのでしょう。
あちこちで話を聞いていくうちに、何時くらいに来そうとか、判って来るから不思議。 決して「バスの時間を確認する旅行」では
ないのですが。 それも楽しい。


ターミナルの周りの写真など撮りながら時間をつぶす事一時間近く。 やっと来たバスに無事乗り込み、1時間半。
待ち時間の不安などすっかり忘れて車窓の素晴らしい景色を堪能しながら、一路セウ・ドゥルジェイを目指します。


 
 
 
 


<博物館。中世のフレスコ画がすばらしい。>
(こんな小さな街にもこんな文化遺産が溢れているなんて、なんて贅沢な!)

 
 
 
 
 
 



<観光案内所>


 

 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
<博物館のフレスコ画>
とても印象的。これが観たくて入館しました。

 
 
 



<博物館から見た大聖堂の鐘楼>


 
  
 
 
 

 

 
 

 
 
 
 

 
 
 
 
 










 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 


<モデルニスモの建築>
(内部はホテルになっています) 








<旧市街の建築>
壁面の装飾がとても魅力的です。
 
 
 
 
 



 
 
 
 
 


<バスターミナルにて>
バスを待つ間にバルセロナビール♪ 
 
 
 
 



バスは時刻表(16時半)から遅れること1時間程度で到着。
いつかはちゃんと来ます。

(カルドナのパラドールで「ここを毎日17時過ぎに通るバスなので
30分かかるソルソナに16時半は有り得ない」と言われ、
観光案内所にも「17時くらいかな~~?うーーん。」と言われ。
17時前に行ってみましたが、結局来たのは17時45分くらい。)
 
  
 
 
 


<バスターミナルのバル>
この人達に行き先を告げ、バスが来るたびに確認。
ホントに大丈夫かなぁ、、と思ってたけど、大丈夫でした(^-^;)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


<Seuに向かうバスの車窓>

バスに乗り込み一安心。このルートは景勝地としてもオススメとのこと。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2013-10-19

旅(VIAJE)・スペイン・カタルーニャ(CATALUNA) / カルドナ・ピレネー山間の町(CARDONA/PYRENEES)




<カルドナ>












やっと乗ったバスでマンレサから30分、カルドナCardona着。 丘の麓のバス停で下され、見上げると古城パラドールは頂上に。
またしても急な坂道をスーツケースと共に上る事に。。。。

しかも最後に力尽き、何故か厨房から入れてもらうハメに。 キッチンにも知り合いが出来たけど、やっぱり無理せずタクシーで
乗り付ければ良かった。。。
せっかくの古城ホテルでの優雅な滞在のはずが(泣)。 優雅な旅とはとことん縁がないようで。 まあ、それも楽しいんだけど^^;
せめて旅行記くらいは、ちょっと優雅にしたいな、と。








カルドナの街。 丘の上には古城、麓には街が広がります。

町外れにある大きな塩山で栄えた町。 塩山見学や町の雰囲気もお勧めです。
城(El Castillo i la Colegiata de San Vicente)は9世紀のもの。 現在はパラドール(国営ホテル)になっています。
クラシックで優雅な雰囲気。 礼拝堂もあります。 この城に泊まって景色を楽しんだり、下の街を散歩したりして丸一日
のんびり過ごそうという贅沢な計画。

丘の上から見下ろすカタルーニャの町や村々と田園風景は、素晴らしい眺めです。 ホテルのテラスのBARでカヴァCAVA
をいただきながら、何時間もそうやって過ごしました。
 
 
 
 



<パラドールのテラス> 

 
 
 
 
 
 
 


<下の街の眺め。旧市街も楽しそう。> 
 
 
 
 
 
 
 


<古城パラドール内の教会の前には回廊が残っています> 

 
 
 
 
 
 

<城壁沿いに下の街へおりる坂道> 
 
 
 
 
 
 


<夕暮れのテラスでCAVAを> 





生活感に溢れた旧市街をあてもなく彷徨ったり。 ここでもカタルーニャの旗があちこちに掲げられています。
夕食はパラドールのレストランにて。 石造りのいい雰囲気で、椅子は赤と黄色のストライプのテキスタイル。カタルーニャ色。


翌日は町外れの塩山を見学。 塩山って、、、本当に塩山です。 20世紀後半頃まで採掘がおこなわれていたとの事。
内部の見学はヘルメットをかぶり、ガイド付きで1時間。 まるで鍾乳洞。 昔は大勢の人がここで働いていたとの事です。

とても面白かったですが、かなりの圧迫感でもあり。すべてが塩で、空気までしょっぱく感じました。なんて、きっと気のせいですが^^;。。


カルドナを満喫してパラドールに戻り。 タクシーを待つ間、最後にカタルーニャの白ワインと眺めを楽しんだ後、次の町ソルソナSolsonaへ。
ピレネーの旅は続きます。






<最後にテラスでカタルーニャの白ワイン。カルドナともお別れ。> 









<旧市街の一角> 
 
 
 
 
 
 
 

<旧市街。とてもスペイン的な商店。> 
 
 
 
 
 
 
 


<旧市街の目抜き通り>
あちこちカタルーニャの旗で彩られています
(カタルーニャの行事があった模様?) 


 


 
 
 
 



<旧市街からの古城の眺め> 











<塩山の敷地から古城を臨む> 









<塩山。内部は博物館となっています。> 







<塩山の外壁を接写> 








<内部。鍾乳洞のようです。> 
 
 
 
 

<古城からの眺め。左端が塩山。> 










<パラドールのサロンにて> 


















<レストラン> 








2013-10-12

旅(VIAJE)・スペイン・カタルーニャ(CATALUNA) / マンレサ・ピレネー山間の町(MANRESA/PYRENEES)




<マンレサ(MANRESA)・カタルーニャ(CATALUNA)>

 



<マンレサ Manresa> 

 

カタルーニャの旅。

マヨルカからバルセロナへ戻り、日に1~2本のバスを乗り継いで、北上してピレネーの麓・アンドラ公国まで行く事になりました。
時間にかなーーり余裕があったので、途中の心地よさそうな小さい町々でのんびりする事に。

ピレネーの麓、フランスとの国境にむけてのカタルーニャ・レリダ地方は、小さな街々やアランの谷Val d’Aran、Val de Boi
ボイ峡谷等々、珠玉の村々やロマネスク教会が点在する地方。 本来、旅は車に限るのですが。

今回は、バルセロナ近郊で行ったところのない場所ということで、カタルーニャの普通の町を訪れる事にしました。
古城パラドール(ホテル)のあるカルドナCardonaと、昔から訪れたかったセウ・ドゥルジェイLa Seu d’Urgell、アンドラAndorraを
バスで転々と3泊。
途中通る街々にも立ち寄ったり。 カタルーニャは、ロマネスクとモデルニスモの地方でもあります。







<Manresa 鉄道駅>




まずはバルセロナから列車で1時間半。 Cercanias近郊線終点のマンレサManresaへ。 カルドナの古城パラドールに行くのに、
この町から近いらしいという事だったので。

(結局はタクシーだとかなり高いので、近郊のバスターミナルから日に数本のバスをキャッチする事になったのですが。 計画性が
あるようでないような旅です^^;)

観光地ではないのですが、中世の建築とモデルニスモが残るきれいな町でした。
駅を出ると、目の前の丘の上に町が見えます。大きな大聖堂がそびえていて、ちょっといいかんじ。 郊外には、イエズス会創始者
イグナシオ・デ・ロヨラゆかりの洞窟もあるとの事。 古くからワインでも知られている地方。


しかし、荷物預けがどこにもない。。。。

覚悟を決めて、スーツケースを引きずり丘を登ります。Barにでも預けるつもりが、 結局はそのまま街を散策。 時々あるパターン。
石畳にスーツケースはつらい。 ですが。。

なかなか雰囲気の良い街。 丘の麓には古い橋も見えます。
感じの良いマヨール広場PLAZA MAYORでビールを一杯、寛いで何もない田舎を満喫。 カタルーニャの旗や、独立のポスター
等が目立ちます。 やっぱりここはカタルーニャだと実感。


町の地図もなく、どこに何があるかもわからず。 石畳の坂道+スーツケースの散策に挫折してバスターミナルへ。
たまたま日に2~3本程度のカルドナ行が1時間後にあるとの事。 CAFÉ CON LECHEとチョコクロワッサンでのんびり待ちます。



 
 

<大聖堂からの眺め>

 
 
 
 
 


<丘の上の大聖堂>
 
 
 
  





 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 


<旧市街>
お昼休みでもあり、とにかく人が少ない。観光地ではありません。
 
 
  
  
 
 



<歩き疲れて、Plaza Mayor マヨール広場にてバルセロナビールEstrella>

広場も人がいない。。でも夜はきっと生活感溢れて賑わう事でしょう、スペインだから。 







 
 
 
 
 
 
 


<バスターミナルにて>

カフェ・コン・レーチェ(スペインのカフェオレ)とチョコクロ。
スペインの定番。 
 
 
 
 
 
 



<バスターミナル>

ここでカルドナ行きを1時間待ちます。