2013-08-31

<旅・京都夏遊び / グルメ&ショッピング編>


【グルメ】



<ル・ブション LE BOUCHON>  http://bellecour.co.jp/bouchon%20file/bouchon.htm

寺町通り界隈のビストロ「ル・ブション」。
グルメで名高いリヨン(フランス)の地方料理。 本場のブションBOUCHON(リヨンの郷土料理ビストロ)のようないいかんじの店。
リーズナブルで気軽な雰囲気。 平日でも開店前から人が待つ人気店。新聞を読む常連さんや予約して一人で来た外国人等々。
私は京都人の友人のオススメで訪問。 牛肉の煮込、ハウスワインも美味。 普段着のビストロ。

 

 
 
 
 
 




<田ごと>http://www.kyoto-tagoto.co.jp/

京料理「田ごと」でミニ懐石と白ワイン。 ここも京都人に聞いて行ったお店。ランチタイムは 蕎麦から懐石までいろいろ。
ランチは気楽な雰囲気で良かった。。。 美味しかったです^^


 
 
 
 

<みます屋>http://www.the-la-mart.com/shop/mimasuya01.html

先斗町、鴨川沿いの川床でいただく和の創作料理。 水と風を感じながら。 ワインはフランスの白、ミュスカデを選択。
とても合います。 ここの川床はテーブル席、気軽に行けるお店。 友達が探してくれました。 川床は和食+座敷だけでなく、
BARやイタリアン等々いろいろあるようです。 先斗町、楽しいですねーーー




<こころ屋> http://kokoraya.moss-co-ltd.com/shopdata/gokoumachi.html

三条近くの居酒屋。 町屋風の建物で、気軽に入れる雰囲気。 市内に数件あるようです。
つきだしの生の水なすやキュウリがおいしい。 ハモの梅シソ天ぷら等々、天婦羅も美味しかった。
トマトを凍らせてシャーベット状にした生トマトチューハイもイケてます。




<イノダコーヒー>http://www.inoda-coffee.co.jp/

イノダコーヒー、老舗の名店。 京都のカフェ文化を感じます。

三条店にて朝のコーヒー。 丸いカウンターの中央で、スタッフの男性達がモーニングメニューを作ったりコーヒーを入れたり。
私は「ジャーマン」をいただきました、美味。 濃くてコクのある、ミルクの似合う珈琲。



 
 
 

本店はこんな感じ。 今度は「プレミアム」を。 昨年来た時はハウスブレンドの「アラビアの真珠」だったかな。
いろいろな部屋があり、創業時のままのサロンは順番待ちで今回も入れませんでした。。。
 
 

 
 
 
 
 
<純喫茶>

河原町、高瀬川沿いの二階にあるレトロな喫茶店「ソワレ」。 淡いブルーに光る店内は独特の雰囲気。画家の東郷青児も
通ったとの事。
メニューも謎で、ゼリーワイン(赤ワインソーダにカラフルなゼリーが浮かぶ)等々。 私の頼んだ「ゼリーコーヒーフロート」は、
超甘いコーヒーフロートにコーヒーゼリーが浮かぶ、比較的普通の飲み物でしたが^^;
高い天井、木の梁や家具の木彫りが印象的な別世界。 お客さんで賑わっていたのでトリップせずに済んだ感じ?
 
 
 
 
  













 



 
 
 
 
近くにある「フランソア」も歴史あるカフェ。バロック様式の建物は国の文化財。次回はここにしようかな。
 
 
 
 
 
 
 
 

<スマート珈琲> http://www.smartcoffee.jp/

スマート珈琲で朝食。 ここのモーニングはホットケーキも人気。 クラシックな分厚いホットケーキをバターとメープルシロップでいただきます。
いつも並んでいて、やっとすんなり入れました。 入口の焙煎機で、大きな缶で豆をいれてローストしていたのが印象的。 いい香り。

こじんまりしたレトロな珈琲店。 創業昭和7年(=80年以上!)
 


 
 
 
 
 

 
 
 
 

【SHOPPING】
 

<三条通り>

京都の中心&大好きな通り。 古い建物や洋館が点在する雰囲気ある街並に、すてきなギャラリーやブティック、カフェが並んでいます。



<70B ANTIQUES>(アンティーク・セレクトショップ)http://seventy-b-antiques.com/

三条・Duce mix ビルの地下にあるアンティーク・ブロカント「70B ANTIQUES」は秀逸。
ヨーロッパの倉庫のイメージ。個性的でセンス抜群の品揃えのセレクトショップ。
家具やインテリア、食器から、小物やポストカード、スタンプ等々まで、ヨーロッパを中心に買い付けて来た品々が広い店内に
所狭しとひしめいています。

昨年3月に京都を旅した時に見つけました(その時は開店して1週間)。 若手アンティークディーラーが友人と共に、イギリスで
培われたセンスと経験をもとにオープンしたとの事。
骨董・ヴィンテージでありながら、なぜか新しさとACTIVEさ、未来へのパワーを感じます。

今回は英国製の銀のワイングラスを購入。 銀磨きでみがくのが楽しくて(^^)



<永楽屋細辻伊兵衛商店> 布・織物 http://www.eirakuya.jp/

お気に入りの永楽屋。 美しく魅力的な手拭いが並びます。
織物商として400年続く老舗。 様々な柄が色鮮やかに染められた布は、みるだけで楽しくなります。
町中に数件あり、室町通りの本店にはギャラリーが併設。

デザインは数ラインあり、ポップなライン(RAAK)は女子向けのかわいい柄。 IHEEは帆布や風呂敷のお店です。

私の今のお気に入りは「ねこダンス」(昭和初期の復刻版)
今回気に入った「ももんが」はIHEEのロゴにも使われています。
 


 
 
 
 
   
 

<芸艸堂>木版画・美術書出版社 http://www.unsodo.net/

風情ある寺町通りに明治からあるお店。 ギャラリーのような店内では、素敵な画集や絵葉書、木版画等々が楽しめます。
前回は時間が足りず、再訪を誓って訪れたのですが、お盆で閉まっていました(泣)。 また行かなければ。
 
 
 
 
 
 

<LLENO> 手製ノート http://lleno.jp/

前回の旅で室町通りを歩いていて、偶然見つけました。 アート本の表紙のような美しいハードカバーのノート。
ついつい大事に取っておいて私はなかなか使えません。 「自分の大切な事を書いておく」という使い方もあるとのこと。

って、何を書くんでしょう??  詩とかも似合いそうです。

今回の目的地のひとつでしたが、なんと暑さと体力・時間切れで訪問出来ず(泣)、また行かなければ^^;



<SANJO by PAGONG> ファッション(京アロハ、カットソー) http://www.pagong.jp/index.html

京友禅をそのまま洋服に取り入れているブランド。 和でありながら「民芸調」にならないオシャレなデザイン。
日本にある「和風」の洋服は、どうしても民芸調になりがち。 外国人が着るとハマるけれど、日本人が着るとベタ過ぎて難しい。
そこをさらっとクリアしているカッコいいブランドです。

まあ、そうは言っても個性的なので着こなしはちょっとチャレンジングかも。。それも楽しい(^^)
 
 






 


2013-08-27

<旅・京都夏遊び / アート編>



<アートの旅・京都>




<東福寺・方丈庭園> 




<三十三間堂>

バスを降りて鴨川を渡り、三十三間堂へ。12世紀の千手観音が並んでいる写真をみて、その光景をひとめ観ようと。
「自分に似た観音様がいるので探すと良い」との事。
白く細長いお堂に入ると、手の届きそうな距離に、千手観音がずらっと整列しています。
その幻想的な光景にすっかり引き込まれました。 何が現実で何が幻なのか。 ただひたすらぼーっとするしかなく。

一体毎に顔が違います、穏やかで美しい顔。
自分に似ている観音様を探す?憧れる端正な顔立ちはいくつもあるけど、もしかして似ている像もあるのかも知れないけれど。
私にはこんな気高い顔立ちには決してなれない、一生かかっても。 全てを悟ったような、穏やかで静かで厳かな。。。。

などと、、、

千体の千手観音と暑さに圧倒され、あやうくどこかに行ってしまいそうでした^^;
寺の縁側で束の間の休息。やっと少し現実に戻った感じ。










  











  





(三十三間堂内部・WEBより)





<東福寺>

東福寺、再訪。 素敵な庭のある大好きなお寺。 三月とは全く違う雰囲気。

方丈庭園は何度観ても魅力的です。
縁側でぼーっとしながら思索にふける贅沢。 前回ここに来た時の事など思い出しながら、ゆったりと庭を観賞。
文様の描かれた石庭、苔とのコントラスト。 市松模様は特に好きです。 暑さと水不足で苔が茶色くなっていました。
雨が降れば3時間程度で元に戻るとのこと、ホント?

渡り廊下(通天橋)から紅葉の庭の散歩。 開山堂の庭も面白い。 木の扉が、何故か騙し絵のような雰囲気に見えました。

紅葉の季節は壮麗になりそうです。
 
 




 
 






  





 
 
 
 




 
 
 
 








<五山送り火>

五山送り火、大文字を観賞。 土地の人のオススメスポット出町柳界隈の鴨川河原にて。 京阪電車で三条から2駅北上。
すごい人出です。 それでも何とか観られる位置をゲット。

遠くに燃える「大文字」。 とにかく人が多くてお祭り的で風情はなかったけれど、いろいろと感じるものがありました。
帰り際には左手に妙法の「法」の字が。 今回は五山のうち2つを見れたので、あと3つだなー









<二条城>

狩野派の襖絵に彩られる、徳川の名城。 いぶし金のような金箔とそれに映える松の絵が印象的。木彫りの欄間の
重厚さと華麗な襖絵のハーモニー。
建築・壁画や襖絵や像は、(たとえ美術館で展覧会は出来ても、)そのままを観る事は難しく。 そして、その場にあって
当時の姿のままだからこそ魅力が増します。 旅では、出来るだけそういうものを観て歩きたいと思っています。

















 
 







黒書院





<MARUU個展>

三条はDuce Mixビルの4階、Duce mix shopでは友人のイラストレーター、MARUUさんの個展初日。 素敵な作品が
並びます。 彼女の絵、好きなのですよ。http://maruu.org/

茅ヶ崎の企画展でご一緒した時に初めて作品を観て、ハマりました。 その時は、恐竜がミルクを飲んでたりする
カラフルで超かわいい絵とかだったなー。
ドローイングは繊細な鉛筆の線が美しい。 描かれる独特の世界に引き込まれます。 私には決してない、憧れの、
そして不思議な世界。

なんと言えば良いのか。 感性を言葉で表現するのは、本当に難しいですね。







<上林礼和展>

友人の作家、上林礼和展「旅の記憶-モノツクリ」@同時代ギャラリー今回は、京都の和とヨーロッパの洋のコントラスト。
旅を中心とした作品。
彼の作品は、油絵をベースに様々な技法で展開する独自の世界です。 スタイリッシュかつとっても個性的な作風。

こちらも説明は出来ず。 ご興味あれば、ぜひ実物をご覧ください。(私と一緒にも、時々展示します。)









<同時代ギャラリー>

同時代ギャラリーは、三条にある「1928ビル」の一階にある現代アートギャラリーです。  http://www.dohjidai.com/top.htm

1928ビルは、近代日本を代表する建築家の設計で1928年に竣工したアールデコ風ビル。
10数年前まで毎日新聞社京都支局として使われ、その後アートコンプレックスとなったとの事。

地下の「カフェ・アンデパンダン」は、「アングラ」という言葉をなんとなく思い出すような、芸術的でレトロで雰囲気あるカフェ。
仲間と語るのはもちろん、一人でゆっくりと赤のグラスワインを飲みたくなる感じ、アンニュイな雰囲気を味わいながら♡






 
 
 









<カフェ・アンデパンダンへ下りる階段>




 

<三条通りの建物> 









2013-08-24

旅(VOYAGE)・京都

 

<京都、夏の旅>

 
 


<東福寺・方丈庭園> 


 
8月の盛夏の中、京都へ短い旅をしました。
この街を歩くのは1年半ぶり。 暑い。 前回は、まだ肌寒さの残る3月でした。

夏に訪れるのは初めてです。 ちょうどお盆の季節、京都は熱く燃えていました。
五山送り火と鴨川の川床(納涼床)も楽しめます、夏の風物詩。 街歩きをするにはやはり暑いですが。

京都は、誰かと一緒でも一人で歩いても楽しい、風情と雰囲気のある街。 そしてとてもアーティスティックなところ。 大好きです。

パリと京都は姉妹都市。
街の中心を流れる鴨川とセーヌ川、歴史と伝統、工芸の街、そしてアートの地。 共通点は数え切れず。
こじんまりとしていて徒歩で歩ける、街歩きをするのにちょうどいい大きさでもあります。

日本国内はあまり旅していないので、これから訪れたいと思っているのですが。
その中でも京都は特別で、「そうだ、京都行こう」と思い立って^^; すぐに行きたい街、毎回違う楽しみ方が出来る場所です。





<二条城にて。飛行機雲。> 
 
  
 
今回は、友人の作家の個展を観がてら、アートを味わい街歩きをするという計画。
京都らしさと美味しいものを味わい、建築・工芸など美しいものに触れ、感性に刺激を受ける旅です。 合流する友人達と一緒に、
気ままにぶらぶらするという楽しみも。

京都には独自のカフェ文化があり、それを味わうのも目的の一つ。
イノダコーヒー、前田珈琲等々の老舗や個性的なカフェがたくさんあり、濃い文化です。美味しいコーヒーと独特の雰囲気が味わえます。
朝から開いているお店ではモーニングサービスも充実。

三条通りは大好きな通り。 京都の中心を東西に走っています。 烏丸界隈から河原町方面までの散策も楽しい。
古い建物や洋館が点在する、文化的で雰囲気ある街並。ギャラリーやブティック、カフェも並んでいます。

寺町通りを北に上って行くと、古書や工芸店の点在する風情ある通りになります。
芸艸堂は明治からある木版画・美術書出版社。ギャラリーのような店内では、素敵な画集や絵葉書、木版画等々が楽しめます。

鴨川沿いにはお店の川床が並んでいます。夏の夜の楽しみ。
川のそばまで張り出した川床(テラス)で食事やお酒が楽しめるというゴキゲンなしくみ、夜風が心地よい。水を感じながら夜は
更けて行きます。
水の近くはやっぱり涼しいですね、雰囲気も満点。暑い京都の生活の知恵から生まれた文化。



古都、京都。 平安時代からの長い年月、日本の文化・雅の中心として君臨し、建築・美術や工芸、そして様式と食。
無数のアートが街中に点在しています。

繊細で鋭利な美意識、感性、過去と現代、新しさ、そしてゆったりとした時間。 日本の美というものの一つのかたちが、ここに
集約されています。

長い月日の間に培われ、土地と人々に自然としみ込んでいる独自の美意識。 それがこの街を、より美しくしているのでしょうか。





<東福寺>



 
 
 
  
 
 
 
 
 








 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
<寺町通り> 
 

 
 


 
 

 




 
 
 
 
 
 
 
 


<河原町の喫茶店「ソワレ」> 
 
 
 
  
 
 
 




 
 
 

 


<三条通り>