2017-12-29

良いお年を!





<良いお年を!>







<フィレンツェ Firenze> 






気づくと、今年もあと数日となりました。

今年もまた、いろいろな出来事や、出会いや別れもあった一年でした。こうやって、月日は過ぎて行きます。

12月は私には特別な季節。一年を振り返り、誕生日を迎えて新たな一年を想う時です。

そんな中、また新たな旅へと旅立つ時期でもあります。過ぎ行く年を想い、来る未来に凛として向かう季節。

そうして戻って来たら、日本では、すっかり新しくなった一年が、冷たく澄んだ空気と共に私を迎えてくれる
ことでしょう。

皆さまも、良いお年をお迎えください。 今年もありがとうございました。

大好きなフィレンツェの画像と共に、一年の感謝を込めて。


I wish you a Happy New Year !

     Ich wünsche Ihnen ein glückliches Neues Jahr !

                Je vous souhaite Bonne Année !

                          Felice Anno Nuovo !

                               ¡ Próspero Año Nuevo !















































































































2017-12-22

Merry Christmas !<作品/WORKS(切り絵 DECOUPAGE)>


<Merry Christmas ! >















今年もChristmasがやって来ます。

ひんやりとした空気の中、イルミネーションが美しい季節。
町は美しくロマンチックなX’masツリーで溢れ、とてもアーティスティック。
ワクワクと楽しく、そして何故かちょっぴり切ない、素敵な時間です。


今年のクリスマスは、即興で切り絵をしてみました。
そうか、来年はちゃんとクリスマスカードでも作ってみようかな♪

そして心はやっぱり、ヨーロッパのクリスマスを想いながら。

メリークリスマス!


      Merry Christmas !

       Joyeux Noël !

         Buon Natale !

         Feliz Navidad !

           Fröhliche Weihnachten !








<東京・丸の内。KITTEのクリスマスツリー> 










































2017-12-15

徒然なるまま、お店の絵について






<お店の肖像画について>






<神楽坂「サン・ファソン」> 









お店を描いた絵を観るのは、以前から好きでした。佐伯祐三や荻須高徳等々、パリのお店の絵に心ときめかせ、
私もいつか絵を描きたいなーと思うきっかけの一つにもなりました。

初めて描いたのは、ブルゴーニュの小さな町オーセールAuxerreの食材店、ロイヤルブルーのお店でした。
もう20年以上前、絵を始めた頃。難しかったけれど、ワクワクしたのを覚えています。

今では、お店の絵は好きなモチーフの一つ。

旅先で気に入った外観や佇まいのカフェやブティックを風景として描くのは、とても楽しくて好きです。

日本のお店はあまり描きませんが。それは、日本の風景をあまり描かないのと同じような理由かな。
でも、自分の好きなお店、特に通っているレストランなど愛着のある場所は特別で、神楽坂界隈のお店は
何枚も描いています。

それは、もちろん風景としてではあるけれど、それよりもっと特別な視点かな。
そんなお店達は、その外観・表情から、温かさや愛情、人間味が溢れ出ているように感じるので。
そんな彼らを、単なる無機質な「もの」ではなく、一人の人間のような存在、「生きている場所」として
表現するのが好きなんです。

愛着のあるお店は、その建物の中味まで想いながら描けるから、気持ちが入ります。風景画というより、
「お店の肖像画」ですね。

サン・ファソンやサン・マルタン、ル・クロ・モンマルトル、オー・ボン・コワン等々のレストラン。
今はもう無くなってしまったお店もありますが。私の居る場所を、温かく迎えてくれる事への感謝と愛を
込めて描いた作品達です。

何故かレストランやワイン関連の知人が多いので(笑)、その中には、自分のお店を出す人達、これから
出す夢を持っている人達も何人もいます。頑張って欲しいな、応援してます。

そうして、愛着のある素敵なお店が、もっともっと増えると良いな。これからも「お店の肖像画家」で
いられるように(^-^)








<雑司ヶ谷「オー・ボン・コワン」>









<神楽坂「ル・クロ・モンマルトル」> 











<神楽坂「サン・マルタン」> 











2017-12-08

旅(Viaggio)・冬のイタリア(Nord Italia in inverno)Ⅲ<北イタリア・パドヴァ/Padova Ⅱ>





<パドヴァ Ⅱ>









<パドヴァ大学>







ヴェネツィアで降り始めた雨は、パドヴァに到着した時にはすっかり雪に変わっていました。

駅前は真っ白な雪景色。まさかこんな事になるとは。今回の旅、無理はするなという事かな。。。

タクシーに並び(前の人は犬連れ、乗車拒否されてました、犬のせいではなさそうだけど^^;)とりあえず
ホテルBELLUDI37へチェック・イン。大幅に予定が狂いそう。

トラムもなかなか走らず、タクシーもつかまらず、すっかりやる気をなくして、それでもなんとかジョットの
フレスコ画を観賞しに、スクロヴェーニ礼拝堂へ。予めWEBで予約をしてあったので。

何十年も前に観たその礼拝堂は、今も同じ姿のままそこにありました。素晴らしいフレスコ画、青の世界。
時間を忘れて佇む一時。

除雪車だけが走る夜の町。なかなか来ないトラムを30分以上待って、ようやくホテルへ戻ります。

近所の広場、プラート・デッラ・バッレ前のトラットリアで、真っ白な景色を眺めながらほっと一息。
数十体の像の立ち並ぶプラート・デッラ・バッレ(Prato della Valle)には、深々と雪が積もって行きました。


翌日起きると、雪はすっかりあがっていました。でも、雪ですっかりやる気をなくしていた私、この
2日間はPadovaをブラブラすることにしました。本当は、列車を乗り継いで近郊の城壁の村とかに遊びに
行くつもりだったのだけど。

まあ、2度目の滞在とはいえ、数十年ぶり?の訪問。今回は、北イタリアの素敵な町・現代のパドヴァを
満喫しよう、という事で。

Caffe' Pedrocchi (カフェ・ペドロッキ)で一休み。1831年創業。北イタリアのカフェ文化、大好きです。

街にはクリスマスマーケット的な露店も沢山出ていて、ショッピングもなかなか楽しく^^すっかり満喫。

大好きなポルティコ、とても住み心地の良さそうな町。暮らすのにちょうどいい規模。この街、また来たいなぁ。








<パドヴァ大学> 



















































<クリスマスの露店にて> 
































































<カフェ・ペドロッキ> 












<「カフェ・ペドッロキ」>
この店のスペシャリテ。エスプレッソにミント風味のクリーム。 美味しい♪




















































<聖アントニオ大聖堂、内部> 













<洗礼堂>
Battistero



























<市場にて> 






































<プラート・デッラ・ヴァッレ>
Prato della Valle 

































2017-12-01

旅(Viaggio)・冬のイタリア(Nord Italia in inverno)Ⅱ<北イタリア・パドヴァ/Padova Ⅰ>


<Padova>













Padovaバドヴァ。ヴェネツィア近郊の美しい町。

イタリア有数の巡礼地・聖アントニオ聖堂のある、古来からの文化と経済の中心地。世界遺産となっている
世界最古の植物園Orto Botanicoでも名高く、大学の町でもあります。 そして、ジョットのフレスコ画を観に
訪れる人々が後を絶たない、芸術の町。

中世から続くポルティコ(柱廊)Porticoの町並みは特徴的で美しく、落ち着いた町は生活感と活気に満ちて
います。

サンアントニオ教会は、世界から多くの人が訪れる巡礼スポット。半円天井となっている円屋根とイスラム
寺院的な尖塔が、どこか東洋的な雰囲気を感じさせます。

ラジョーネ宮(Palazzo della Ragione)とエルベ広場、スクロヴェーニ礼拝堂(Cappella degli Scrovegni)や
数々の教会と美術品。この街では、ジョットを始め、ルネサンス期には彫刻家のドナテッロや画家の
マンテーニャも活躍しています。

パドヴァは美食の街でもあります。 素敵なカフェやお店も点在。 由緒正しい正統派カフェCaffe' Pedrocchi
(カフェ・ペドロッキ)は1831年創業。 イタリア統一時代には、熱い人々でさぞかし賑わっていた事でしょう。


この町は二回目の訪問。 遠い昔に訪れ、その残像がずっと残っていました。 しばしここで羽を休めます。





















<ラジョーネ宮> 










<ラジョーネ宮>































































































































<プラート・デッラ・ヴァッレ> 
Prato della Valle












<Caffe' Pedrocchi> 
(カフェ・ペドロッキ)









































<聖アントニオ聖堂>