<国境の町:TuiトゥイとValença do Minhoヴァレンサ・ド・ミーニョ>
<ミーニョ川に架かる国境の橋>
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さて、北スペインからポルトガルの旅も続けて行きます。
ポンテベドラから、南へ。スペインとポルトガルの国境を目指します。
前にも書いたように、「国境オタク」でもある私は、ヨーロッパの国境を陸路で越える事に、至上の喜びと
ワクワク感を覚えます。(もちろん徒歩が一番ですが、バスか車、列車なら各駅停車でゆっくりと。)
サンティアゴ・コンポステーラからリスボンへ。この旅のハイライトは、実はこの国境越えだったのでした(笑)
Minhoミーニョ川を隔てて、スペイン・Tuy(Tui)トゥイとポルトガル・Valença do Minho ヴァレンサ・ド・ミーニョ
という2つの町が向かい合っています。
という2つの町が向かい合っています。
どちらも中世の宿場町。歩いて行き来出来るのです、歩きの国境越えはなかなか出来ない!
そして、トゥイにはパラドール、ヴァレンサにはポーサーダ(ポルトガル版パラドール)があるのです。
どちらに宿泊するか迷ったのですが、町のイメージと交通手段を考え、やはりヴァレンサへ。
(国境は、出来れば越えてから宿泊した方が、翌日の交通手段が楽です。国境を越える便は極端に本数が少ないので。)
初めてのサンティアゴ・コンポステーラ訪問の時から、何度も列車で通っているこの国境。
2回目はポルトガルからスペインに抜ける時。ガイドブックにも出ていなかった国境の町「ヴァレンサ・ド・ミーニョ」
の、強固な城塞を列車から垣間見て、激しく心惹かれました。あの中の街はどうなっているのだろう?と。
少し離れたスペインVigoとポルトガルViana do Casteloはその時に訪れているのですが、そうしてヴァレンサがその次の
目的地になったのでした。
それから20年以上。そうして辿り着く国境は、宿泊して、たっぷりと時間をかけて味わいます。
この2つの町は数百メートルの橋でつながっていて、5分程度で歩いて渡れます。エッフェルの手による二層構造
(上が鉄道・下が車両と人)です。
ヴァレンサのポウサーダにチェックインし、町を降りて橋まで数分。国境を越えてからスペイン・トゥイの旧市街
まで10分強。です。トータルで20分強?何度も行ったり来たり出来るなぁ。(笑)