<Sans Façon / St.Martin >
神楽坂レストラン「サン・ファソンSans Façon」。
神楽坂フレンチの草分けとして街の発展を見守って来たこの店は、昨年の11月に22年の歴史の幕を閉じました。
姉妹店の「サン・マルタン St.Martin」と共に、人々に見送られながら。
この2点の作品は、長い間の感謝と愛を込めて昨年11月の個展の前に描いたもの。 神楽坂の個展で展示し、そのまま
レストランの人々の元へと嫁いで行きました。
そして青い方の絵は、今は新しい居場所にきちんと収まっています。
雑司ヶ谷「Au Bon Coin オー・ボン・コワン」。 サン・マルタンの以前のシェフが数年前に開いたお店です。その場所は、
絵達と共に、私の新しい居場所にもなりつつあり^^;
そうやって月日は流れ、人も物事も移り変わって行くけれど。 何となーく変わらずそこにある、そんなものもあるんだと
思っています。 かたちは変わっても、ずっとそのままで。
全ての事は、自分の、そして人の気持ち次第なのかもしれません。 そして、流れに無理に逆らわずあるがままを受け入れた
上で動いて行くのも大事なのかも。 うまく言えないけれど。
そうやって生きて行けば、大切な部分はちゃんと残って行くと共に、新しい素敵な出会いもあり。 そしてそこからまた夢が
拡がって行くのだから。