<GRASSE ・南仏グラース>
Grasse グラース。フランスの香水産業の中心。
前回の記事で、EXPO ROSE 2016の写真をアップしたので、町の風景も少し。
香水の都として名高いこの小さな街は、カンヌからバスで約1時間の山の上にあり、遠くに地中海が臨めます。 町中に、
良い香りが漂っているようです。
町は香水店で溢れ、老舗の香水工場も多くあります。 世界に名だたるメゾンFragonardフラゴナール、Molinard モリナール、
Galimard ガリマール等々。 ギャラリーや工場の見学も出来ます。
町の近郊では、南仏らしい、香り高い花々が栽培されています。 ラベンダー、ジャスミン、ローズ、ミモザ、そしてネロリ
(オレンジの花)。 花摘みや香水づくり体験も出来るとの事。
18世紀のフランスの画家、ジャン・オノレ・フラゴナールJean Honore Fragonardの出身地。 美術館もあります。
(香水メゾンはその名を取ったとの事、直接の関係はないようですが?)
18世紀までは革なめし業で繁栄していたこの街、貴婦人が皮革手袋を身につける際に臭いが気になる、という事から
香水が発展していき、町の主要産業となって行ったそうです。
香水の聖地。 Chanel No.5をはじめ、数々の名香がここで誕生して来ました。 素晴らしい景色と中世の面影濃い旧市街。
明るく華やかで南仏らしい町です。
<国際香水歴史博物館>
香水の歴史、香水瓶や様々な展示が楽しめます。マリー・アントワネットの旅行仕度セットとか!
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<EXPO仕様のロゼワイン> |
翌日からのEXPO準備をしていた食料品店で、店のおじさんにもらった薔薇。 EXPO仕様のロゼワインに興味を示していたら。。。(^^;) |
<Molinard モリナールのショールームの庭> |
<Fragonard フラゴナール> |
町はEXPO ROSE仕様。 EXPOにちなんだ特別企画や商品等、町中が薔薇に染まっています。 |
<博物館の部屋> 邸宅の再現 |
夕食はホテルのオススメ「Les 3 Garçons」にて。 ビーフ・タルタル、美味しかったです!軽く火を通してあって食べ易かった。 |