2017-04-14

旅(Voyage)・北西フランス・ブルターニュ&ノルマンディー Ⅸ オンフルール / Bretagne & Normandie/France Ⅸ Honfleur)







<オンフルールHonfleur>















Honfleur。印象派の画家達が愛した町。 音楽家・エリック・サティの生まれた町でもあります。

ドーヴィルからバスで30分。  二度目の訪問。遠い昔に訪れた街は、今も変わらずそこにありました。

旧港の周りの佇まいはだいぶ変わったように感じましたが。  私の中の印象では、素朴で静かな可愛い場所でしたが、
今では旧港を取り囲むようにレストランが立ち並び、人で賑わっていました。 (以前は気づかなかっただけなのか。)
ちょっと残念ではありますが、どこも観光化の波は避けられないものなんでしょうね。

雨が降ったり、陽が射したり、ノルマンディーのお天気は気まぐれ。 雨の合間に射す光は虹色に輝きます。

サティ博物館の後、近くのウージェーヌ・ブーダン美術館も再訪。 Trouvilleへ戻るバスの時間まで、もう一度街を散策。
大好きなサティ。 博物館の様子については、後日機会があれば。

旧港まわりや木造のサント・カトリーヌ教会(15世紀)、旧市街も風情があります。 どこを撮っても絵になります。
あまりにPhotogenicで写真多すぎ^^;





























































































<サン・カテリーヌ教会>
15世紀の木造。 










<サン・カテリーヌ教会内部> 











































<エリック・サティの生家> 

























































































2017-04-07

作品 / WORKS (「SAKURA」 les fleurs de cerisier)






<SAKURA, les fleurs de cerisier>














今年も桜が咲いています。

たくさんの桜に囲まれて育ったので、子供の頃から、桜は生活の一部になっています。

この季節になるといつも、世界は薄いピンク色に染まります。 薄いピンクの空気に包まれて、フワフワゆらゆらと漂う季節。
桜並木の下を一人で歩くと、いつも時間や空間を忘れます。 まるで、別の世界へ通じているトンネルのように。


この絵は数年前の作品、飯田橋のお堀沿いを描いたもの。

普段は欧州の風景ばかり描いているのですが、大好きな神楽坂・飯田橋界隈を描こうと思った時に自然に浮かんで来たのが
この景色でした。 初めて花をメインで描いてみた作品。

この絵がスタート地点。 この時からSAKURAは、私のモチーフの一つとなりました。 折に触れ、桜への気持ちが高まると
登場するモチーフ。
春の気配、美しい季節。 そしてその想いは南欧への春にも繋がって行き、時にはアーモンドの花にかたちを変えて。









2017-03-31

旅(Voyage)・北西フランス・ブルターニュ&ノルマンディー Ⅷ トルーヴィル・ドーヴィルへ / Bretagne & Normandie/France Ⅷ Trouville-Deauville)



<Trouville-Deauville>











ノルマンディーの旅は、カーンからいよいよトルーヴィル・ドーヴィルへ。

良いお天気。 カーンの駅前ホテルの窓から行き交う人々を眺めてから、一階のカフェでのんびりと朝食。
そして、バスで一時間の今回の目的地トルーヴィル・ドーヴィルTrouville-Deauvilleへ向けて出発です。
この感覚、好きなんですよね。 個人経営の飾り気ないけど親切な駅近くの二つ星ホテルに泊まり、クロワッサンと
カフェ・オレのシンプルな朝食をとってそのまま駅やバスターミナルへ荷物引きずって歩いて行く。 旅している
実感がしみじみと湧いて来ます。


さて、トルーヴィル・ドーヴィルTrouville-Deauvilleです、今回の目的地。

川を隔てて隣接する、DeauvilleとTrouville-sur-Merの2つの町。 ここを満喫する為に、今回は旅先にノルマンディー
を選びました。
ここまで来ると、印象派で有名な村オンフルールHonfleurも近くです。

ドーヴィルはクロード・ルルーシュの名作映画「男と女」でも名高い、瀟洒なリゾート地。 ノルマンディー様式の
建築が立ち並ぶシックな町です。

トルーヴィル・シュル・メールは、もう少し庶民的な明るいリゾート。 フランスの著名なポスター作家サヴィニャック
Savignacが晩年暮らしたところで、町中にその作品が溢れる「サヴィニャックの町」。
マグリット・デュラスが通ったビストロ「ル・サントラルLe Central」。 そのホテルに海の見える部屋をとり、2日間
の滞在を堪能。 魚市場が目の前。 美味しそうな牡蠣や海の幸を白ワインで楽しむ人達。 テンション上がります(笑)



































<Le Central> 










<Hotel le Centralの階段> 





















<魚市場にて> 




























































<ドーヴィル・海辺のビーチハウス> 































<ドーヴィル側からトルーヴィルを臨む> 









<鉄道駅・Trouville-Deauville駅> 
























2017-03-24

旅(Voyage)・北西フランス・ブルターニュ&ノルマンディー Ⅶ バイユーのタピスリーについて / Normandie/France Ⅶ Tapisserie de Bayeux)




<バイユーのタピスリーについて>







<博物館入口>
世界遺産のタペストリーが展示されています。






カーン訪問のもう一つの目的は、近郊のバイユーで世界遺産の「ウィリアム征服王のタピスリー」を観る事でした。

11世紀に制作された長さ約70m幅0.5mの大作です。タペストリーと言っても織物ではなく、ここのは刺繍画。 亜麻に
毛糸の刺繍。
11世紀のフランスとイングランドにかかわる歴史的遺物であり、また当時の服装や武器、軍船、戦闘方法などを伝える
貴重な史料でもあります。

タペストリーは全部で58場面で構成されており、ウィリアム征服王のノルマン・コンクエスト※について描かれたもの。
図柄には、人物や馬、犬や様々な生物が何百も描かれ、船や武器、荷車等、当時の様子がうかがえます。
各場面にはラテン語の文章が添えられています。

(※中世のノルマンディーには、ノルマン人(ヴァイキング)がノルマンディー公国を作っていました。その王である
ウィリアム征服王がイングランドを征服したのがノルマン・コンクエストです。)


こんな素朴な作品が千年近くも残っているなんて、本当にすごい事ですね。

シンプルで単純な絵柄がちょっとコミカルで微笑ましくもあり。 題材はウィリアム征服王とその戦い、とてもシュール
なんだけれど。 。

鑑賞しながらしみじみと、戦闘に明け暮れた中世の時代を思い、現代人の平和な生活を考えて複雑な気持ちにもなった
のでした。 当たり前ですが、やっぱり平和がいいなぁ。。




以下、タピスリーについての説明を引用します。 今回は歴史やモノ造りが好きな方々と、タピスリーを共有する記事(笑)

(WEBから抜粋。美術館は撮影禁止だったのでm(__)m )


「タペストリーは最後の2場面が失われており、幕引きの部分を見ることはできない。この欠損部分はバイユーのタペストリーを巡る謎の一つとなっているが、歴史的経緯からの推測で、ウィルアム1世の戴冠式の様子が描かれていたに違いないと考えられている。

一般にタペストリー(フランス語:タピスリー、つづれ織)と呼ばれるが、技法的には誤りで、織物ではなく刺繍作品である。亜麻の布地に、青、茜、黄色など自然素材で染色された毛糸が使用されている。刺繍技法としては、線を描くアウトライン・ステッチを基本に、バイユー・ステッチ (point de Bayeux) と呼ばれる、輪郭の内側を糸で密に埋めていく手法が用いられている。」



<刺繍画の細部>

























2017-03-17

旅(Voyage)・北西フランス・ブルターニュ&ノルマンディー Ⅵ バイユー1 / Bretagne & Normandie/France Ⅵ Bayeux1)





<Bayeux>













カーン近郊の小さな町、Bayeux バイユー。
世界遺産の11世紀のタペストリーを有する町。 工芸品好き、世界遺産好きの私としては、やっぱり見てみたいと思い、
訪れました。 旧市街も可愛らしいと聞いたので。

実際訪れてみても、長閑でこじんまりした心地よい町でした。 世界遺産のタピスリーがあまりに有名ですが、11世紀
建造のノルマン・ゴシック様式の大聖堂もすばらしく、クリプト(地下礼拝堂)ステンドグラスも見応えあります。 
バイユーにタピスリーを観に行く方は、ぜひお立ち寄りください(^^)

旧市街を歩くと、あちこちにコロンバージュ(木組み)の建物や名産品のお店もあり、楽しい散歩が出来ます。

ノルマンディーのお酒はりんご酒。 シードルとカルヴァドスCalvadosです(^^) あちこちに試飲スポットが点在。
カルバドスは度数が強すぎてムリムリ、と言ったら、ポモーPOMMEAUをすすめてくれました。 Calvadosをシードルで
割ったお酒で、ノルマンディー名産との事。 度数は20度弱と、シェリーくらい?

町で撮った写真を以下にアップします。 タピスリーについては次回に(^-^)






<鉄道駅> 










<こちらはバス駅> 


















































































































<大聖堂> 









<大聖堂内部>