2016-04-08

旅(Viaggio)・プーリア / 南イタリア(Puglia / Italia)Ⅹ<ポリニャーノ・ア・マーレ Polignano a Mare>






<ポリニャーノ・ア・マーレ Polignano a Mare>









さて、再び南イタリアです(^-^)。  昨年、秋が深まって来たので中断していたプーリア地方の旅の続きを。

(前回の記事はこちら→ http://atsuko-k.blogspot.jp/2015/10/viaggio-puglia-italia.html 


プーリアはイタリア=長靴の踵。 美味しい食材とお酒、青い海と白い建物が魅力的な、素朴で素敵な地方。
中心都市バーリBariから北上してロマネスクの素敵な小都市を満喫し、そしていよいよ南へ。



次の目的地はポリニャーノ・ア・マーレ。 Bariから海沿いを列車で南に30分。 アドリア海に突き出た断崖絶壁の町。

岩壁の上に建つ魅力的な旧市街と絶景、どこまでも碧い海で知られる、珠玉のリゾート地です。

町全体が大きな岩のような20~30メートルの高さの切り立った断崖の上に積もるように建っていて、その下には
たくさんの魅力的な青い洞窟が隠れています。
洞窟を訪れるボートツアーもあり、海から眺める岩壁と旧市街の景観の美しさは息をのむほど。

ここの海は美しい海に与えられる「バンディエラ・ブルー」の称号を持ち、ヨーロッパ中の憧れとなっているとの事。
(ちなみに、私が訪れる一か月前に宇多田ヒカルが結婚式をした街です^^;)


マルケサーレ門をくぐるとそこは旧市街。 ヴィットリオ・エマヌエーレ広場はサンタ・マリア・アスンタ教会を始め、
歴史ある旧い邸宅で囲まれています。

細い路地が入り組んだ魅力的な旧市街。  白い迷路を彷徨っていると、時々青い海が見え隠れします。

「アザラシの谷」ラマ・モナキーレの断崖に架かる橋の上からはCala Portoの入り江とビーチが臨めます。
「これぞポリニャーノ」という絶景。

谷を隔てて反対側からは、断崖の上に建つ旧市街の白い家並と海とのコントラストが一望出来て、その美しさに時間を
忘れます。

ちなみにここは、作曲家・歌手「ドメニコ・モドゥーニョ」の出身地で、その銅像も立っていました。 ジプシーキングス
の名曲「ヴォラーレ」を作曲した歌手です。 海を背に町に向かって両手を拡げた、のびのびとした姿。 銅像には
イタリア語の曲名"NEL BLU, DI PINTO DI BLU" (青く塗られた青の中)と書かれていました。


ここでの宿はB&B ”Tra le Mura”。 旧市街の真ん中にある、小さな白い宿です。 シンプルだけどフレンドリー。 さっぱりと
綺麗な白い内装で大満足♪
朝食は屋上のテラスで。 屋根と海が見渡せる、心地よい空間。

夜はB&Bの紹介で、レストランAntiche Muraへ。  前菜は海の幸。 プーリア名産のウニ ricci di mareも。エビとズッキーニ
の花のパスタからデザートまでしっかりいただきました。 フレンドリーで味も雰囲気も良い、素敵なレストラン。

マルケサーレ門近くのカフェ「マリオ・カンパネッラ」のジェラートも美味。 名物のCaffe Antica Originaleもイケてます。
レモンピールとリキュール入りカフェラッテ。 レモンとコーヒーが合うとは思わなかった、新鮮!


翌日は、洞窟ボートツアーへ。 と言っても、お客は私だけ。 旧市街から発着地の岩場までは、観光案内所のスタッフが
自転車のワゴンで送迎^^

青く碧い海、エメラルドと明るいターコイズブルーの洞窟、青空の下でキラキラと青く光るたくさんの洞窟を、船頭さんと
二人で訪れました。 目の前には切り立った断崖と、その上にへばりつくように乗っている白いポリニャーノの町。 なんて
素敵な眺め。


ずっとここにいたい、幸せな幸せなリゾート地。
この近辺にも旧くて素敵な港町が沢山あるようなので、それは次回のお楽しみに。


 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 











 

 

 





 
 
 





 
 
 
 



 


<ドメニコ・モドゥーニョの像>
 






 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 


<観光案内所のシャトルに乗りました^^>
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 









 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 












<レストラン、アンティケ・ムーラAntiche Mura> 







 












 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

<B&Bの朝食は屋上のテラスで>