<プーリアについて>
<ビトント BITONTO> |
プーリアは、長靴の踵のあたりの地方、青い空と海に真っ白な建物が映える美しいところです。 対岸はギリシャやクロアチア。
素朴で素敵な田舎町が点在します。 真っ白な小さい街々が、他のイタリアとは違う独特の雰囲気を醸し出しています。
美味しい食材とオリーブオイル、地ワインでも名高い、ゴキゲンな場所。
このあたりは、遠い昔から東方との交流も盛ん。 種々の文明の痕跡が混在しています。 ギリシャからローマ、ビザンツ、
ノルマン、フランス、スペイン等々、様々な国の支配下に置かれました。 多様性をきわめ、様々な顔を持つ地方です。
複雑で多様な個性が魅力的。
中世の城やプーリア・ロマネスク、バロックの教会等。 また、トゥルリやマテラの洞窟住居等、独特な建築様式が混在。
建築好きな人にはこたえられないようです。
プーリアは20年近く前に数日間で訪問しました。 有名な世界遺産のアルベロベッロやマテーラ、バロックのレッチェ等々。
青い空と海、白い家並と素朴な雰囲気が強烈な印象でした。 その時の残像がいまだに残っていて、いつかまた訪れたい
目的地destinationのひとつでした。
そして、今回、Bariから北を目指したのは、調べて行くうちに、「ここらへん、ぜったい面白いぞ」と思ったから(^-^)
日本ではあまり知られておらず、ガイドブックにもなかなか載っていませんが、古くからの歴史とその遺産を持つ土地です。
こじんまりと素朴で素敵な街並、観光地ではない生活感溢れる町々、そしてプーリア・ロマネスク。 私のような田舎町好き、
建築好きにはとても魅力的な場所。 超普段着のイタリアです。
実際行ってみると、のんびりしていながら割と文明的な印象。 そして交通網は意外にしっかりしている気がします
(南イタリアにしては)。
Webで調べると、先達者たちは皆、「このあたりの観光は1週間くらいは必要」という評価。 まあ、みなさん私のような方々
だと思われ(スミマセン)、あまり一般的な意見ではないかもしれませんが。 そして、世の中には私などよりずっと専門的な
「ロマネスク建築愛好家」が多いので。
今回の私の旅は、もともと、バーリから南下して踵の先端まで行く予定にしていたので、今回は北はとりあえず3日のみ。
結果として、こんな長閑なところにいながら、忙しい旅となってしまいましたが、何とかクリア。 一応テラスでプーリア
ワインを味わう時間も取れたし^^; 陽の長い夏の旅は良いですね。
南イタリアらしい陽気さ、大雑把さ、呑気さ、そして人懐こさ、そんなものを満喫しながら旅を続けて行きます。
<ビトント BITONTO> |
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<ルーヴォ RUVO> |
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<モンテ・サンタンジェロ MONTE SANT'ANGELO> |
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<サン・ミケーレの像 SAN MICHELE> |
<マンフレドニア MANFREDONIA> |
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