2013-08-27

<旅・京都夏遊び / アート編>



<アートの旅・京都>




<東福寺・方丈庭園> 




<三十三間堂>

バスを降りて鴨川を渡り、三十三間堂へ。12世紀の千手観音が並んでいる写真をみて、その光景をひとめ観ようと。
「自分に似た観音様がいるので探すと良い」との事。
白く細長いお堂に入ると、手の届きそうな距離に、千手観音がずらっと整列しています。
その幻想的な光景にすっかり引き込まれました。 何が現実で何が幻なのか。 ただひたすらぼーっとするしかなく。

一体毎に顔が違います、穏やかで美しい顔。
自分に似ている観音様を探す?憧れる端正な顔立ちはいくつもあるけど、もしかして似ている像もあるのかも知れないけれど。
私にはこんな気高い顔立ちには決してなれない、一生かかっても。 全てを悟ったような、穏やかで静かで厳かな。。。。

などと、、、

千体の千手観音と暑さに圧倒され、あやうくどこかに行ってしまいそうでした^^;
寺の縁側で束の間の休息。やっと少し現実に戻った感じ。










  











  





(三十三間堂内部・WEBより)





<東福寺>

東福寺、再訪。 素敵な庭のある大好きなお寺。 三月とは全く違う雰囲気。

方丈庭園は何度観ても魅力的です。
縁側でぼーっとしながら思索にふける贅沢。 前回ここに来た時の事など思い出しながら、ゆったりと庭を観賞。
文様の描かれた石庭、苔とのコントラスト。 市松模様は特に好きです。 暑さと水不足で苔が茶色くなっていました。
雨が降れば3時間程度で元に戻るとのこと、ホント?

渡り廊下(通天橋)から紅葉の庭の散歩。 開山堂の庭も面白い。 木の扉が、何故か騙し絵のような雰囲気に見えました。

紅葉の季節は壮麗になりそうです。
 
 




 
 






  





 
 
 
 




 
 
 
 








<五山送り火>

五山送り火、大文字を観賞。 土地の人のオススメスポット出町柳界隈の鴨川河原にて。 京阪電車で三条から2駅北上。
すごい人出です。 それでも何とか観られる位置をゲット。

遠くに燃える「大文字」。 とにかく人が多くてお祭り的で風情はなかったけれど、いろいろと感じるものがありました。
帰り際には左手に妙法の「法」の字が。 今回は五山のうち2つを見れたので、あと3つだなー









<二条城>

狩野派の襖絵に彩られる、徳川の名城。 いぶし金のような金箔とそれに映える松の絵が印象的。木彫りの欄間の
重厚さと華麗な襖絵のハーモニー。
建築・壁画や襖絵や像は、(たとえ美術館で展覧会は出来ても、)そのままを観る事は難しく。 そして、その場にあって
当時の姿のままだからこそ魅力が増します。 旅では、出来るだけそういうものを観て歩きたいと思っています。

















 
 







黒書院





<MARUU個展>

三条はDuce Mixビルの4階、Duce mix shopでは友人のイラストレーター、MARUUさんの個展初日。 素敵な作品が
並びます。 彼女の絵、好きなのですよ。http://maruu.org/

茅ヶ崎の企画展でご一緒した時に初めて作品を観て、ハマりました。 その時は、恐竜がミルクを飲んでたりする
カラフルで超かわいい絵とかだったなー。
ドローイングは繊細な鉛筆の線が美しい。 描かれる独特の世界に引き込まれます。 私には決してない、憧れの、
そして不思議な世界。

なんと言えば良いのか。 感性を言葉で表現するのは、本当に難しいですね。







<上林礼和展>

友人の作家、上林礼和展「旅の記憶-モノツクリ」@同時代ギャラリー今回は、京都の和とヨーロッパの洋のコントラスト。
旅を中心とした作品。
彼の作品は、油絵をベースに様々な技法で展開する独自の世界です。 スタイリッシュかつとっても個性的な作風。

こちらも説明は出来ず。 ご興味あれば、ぜひ実物をご覧ください。(私と一緒にも、時々展示します。)









<同時代ギャラリー>

同時代ギャラリーは、三条にある「1928ビル」の一階にある現代アートギャラリーです。  http://www.dohjidai.com/top.htm

1928ビルは、近代日本を代表する建築家の設計で1928年に竣工したアールデコ風ビル。
10数年前まで毎日新聞社京都支局として使われ、その後アートコンプレックスとなったとの事。

地下の「カフェ・アンデパンダン」は、「アングラ」という言葉をなんとなく思い出すような、芸術的でレトロで雰囲気あるカフェ。
仲間と語るのはもちろん、一人でゆっくりと赤のグラスワインを飲みたくなる感じ、アンニュイな雰囲気を味わいながら♡






 
 
 









<カフェ・アンデパンダンへ下りる階段>




 

<三条通りの建物>