2018-06-01

旅(Viaggio)・冬のイタリア(Nord Italia in inverno)Ⅴ<イタリア・シエナ / Siena>





<Siena>











シエナ。トスカーナの旧い街。

何度目の訪問でしょう。初めての出会いは遠い昔。細い石畳の路地と、広場のひらけた空間。私にとって初めての
印象深い「中世イタリアの小都市」です。その佇まいに魅せられ、何回も訪れています。
永遠の絵のモチーフのひとつでもあります。

初めての訪問時には、到着時に、カメラを首から下げたまま広場に座ってジェラートを食し、レンズにこぼして
いたことが2日後に発覚した、というショッキングな事件もありました。もちろん写真は全部NG。あれはフラゴーラ
Fragola(ストロベリー)だったなぁ。。。
それからずっとトラウマ?で、Sienaに行くとリベンジ的に写真に熱が入る。

この町の必見スポットはやはり何と言っても、大聖堂とカンポ広場、マンジャの塔でしょう。素晴らしい美術館や
国立エノテカもあります。

マンジャの塔に上り大聖堂を眺め、そして大聖堂の上からマンジャとカンポ広場を眺める、というのが毎回のお約束。
そのモチーフで何枚も描いています。

そして、今回の訪問は特別。ここで新年を迎える事にしました。

予約した宿はB&B Pantaneto (Plazzo Bulgarini)。街の中心・カンポ広場の近くにあるB&Bです。この町なら人が集まる
のは間違いなくカンポ広場なので、その近くがベストかと思い。事前にお願いして近所のオステリアも予約してもらい、
大晦日の夕食もゆっくりと味わえました。

*大晦日のイタリアでは、家族や友達とレストランで食事をするチェノーネCENONEという習慣があり、特別メニュー
のレストランが多いのです。そうでなくても予約で満席だったり。ファーストフード等はその限りではないのだけれど、
せっかくの大晦日、美味しいものをゆっくり食べたい私はディナー難民にならないように毎回苦労するのでした。
大都会ならどうにでもなりそうだけどSienaは微妙だなーと、今回はホテルに前もって相談したら通常メニューの
気軽なお店Osteria Babazufを予約してくれたのでした、感謝!


カウントダウン・コンサート@カンポ広場にて。ローカル色を感じるイベント。路地には人が溢れ、仮装した人々も
練り歩き、バルは深夜までにぎわっていました。

そして元旦の朝。イタリアの新年は、とても静かです。明け方まで楽しんだ人達がまだ眠っている午前中。

静かなSienaに別れをつげて予約してあったタクシーで鉄道駅へ。バスは運休なので、列車でFirenzeへ戻ります。
この旅もそろそろ終盤。








<Torre di Mangiaマンジャの塔からのDuomoの眺め>












<Piazza del Campo カンポ広場>
すり鉢状の広場。町の中心です。





































<市庁舎とマンジャの塔>













<Duomo大聖堂前>












<大聖堂>





































<大聖堂内部>
Interno del Duomo
大理石のモザイクが素晴らしいです。































































































































































<Guidoriccio da Fogliano のフレスコ画(14世紀)>
市庁舎Palazzo Pubblicoの内部、市立美術館にて。大好きな作品。

























<カウントダウン・コンサート@カンポ広場> 




































<町中に仮装した人々が ♡>


















































2018-05-25

旅(Viaggio)・冬のイタリア(Nord Italia in inverno)Ⅳ<イタリア・モンタルチーノ/Montalcino>





 


<MONTALCINO>










さて、少し前の旅に戻ります。

2014年の年末、Veneziaからトスカーナの旅について。パトヴァでのんびりした後、今回も拠点となる街・
フィレンツェへ到着。ここからトスカーナの田舎へ向かいます。ワインの里モンタルチーノと、シエナへ。

Montalcinoモンタルチーノ。赤ワインで名高いトスカーナの村。Sienaからバスで行きます。いつか訪れようと
ずっと思っていた場所でした。バローロと並びイタリアの名ワインとして名高いブルネッロはここモンタルチーノの
ワインです。

フィレンツェからシエナ経由で到着したその日は、風の強い晴れた昼下がり。山奥の村をワインを試飲しながら
散策するのに絶好の^^;天気でした(=寒さに酔いも冷める^^;)。

村外れの城跡には素敵なエノテカがあり、そこでたっぷり試飲した後で城壁の上を散歩出来る、という環境。
(もう飲まないと寒くって。。。)
城壁の上から一望出来る村の景色は、ワインと同じくらい素晴らしいものです。

このエノテカ、6種のBRUNELLO試飲という夢のようなコースもあり、飲み比べも出来ます。美味しかったと
いう事しか覚えてませんが^^;(その場では違いが分かる気もしたけど)。

可愛らしい家並と小さな市立博物館。それにたくさんのエノテカからこの村は成り立っています。村全体が
エノテカのようなところ。
有料試飲出来る店もあり。カードを買って様々な種類を少しずつ味わえる画期的なシステムです。トスカーナの
名だたるワインが味見出来ます。ブルネッロはもちろん、キアンティ、そしてSassicaiaサシカイアも!

ミシュラン掲載のレストランを併設するホテル「il Giuglio」はこじんまりした旅籠のようなプチホテルでした。
残念ながらレストランはお休み(>_<) 開けてくれるってメールで約束してたのにーーー

でも、紹介してもらって行ったRe di Macchiaもとてもフレンドリーで美味でした。

翌朝は、バスにてSienaへ戻り、いよいよ年越しのカウントダウンを迎えます。









































































































































































































































































































































2018-05-18

旅(Voyage)・2018年 新年の旅(Vacance de Nouvelle An 2018)ⅩⅤ・パリの香水博物館





<パリ・香水大博物館 Le Grand Musée du Parfum>









イルミネーション煌めくシャンゼリゼ大通りから少し入ったサントノーレ界隈に出来た、アカデミックで
ラグジュアリーな、新しい博物館です。

最新の技術とわかり易い展示、インスタレーションを通して、「香水の歴史」「嗅覚のひみつ」
「調香師のクリエーション」という3つのテーマで香りにアプローチしていく博物館です。

香水に纏わる古代からの美しいオブジェと共に、体感出来る様々なインスタレーションも、アカデミック
でありながらオシャレで優雅な世界を作り出しています。
香水という、アートと化学の融合。


香水大博物館
Le Grand Musée du Parfum
73 rue du faubourg Saint-Honoré 75008 Paris
http://www.grandmuseeduparfum.fr


(以下、複数のWEBを参考に、主な展示の説明を少し。)

展示室は地下から3階まで。

1.「香水の歴史」(地下1階)

歴史的人物の香りと愛にまつわるエピソードや、古代、中世、近代と歴史の中での香りについての展示が、
香水壷や装置、オブジェなどと共に楽しめます。オブジェ展示のみではなく、実際に香りを体験する事が
出来る、楽しい展示です。古代エジプトで儀礼に使われたミルラや、再現された最古の薫り「キフィ Kiphi」、
17世紀の世界初の「オーデコロン」の香り等々を嗅ぐ事も出来ます。近代~20世紀のポスターや写真、映像、
モードなど、香水の栄華と発展を垣間見れる展示も。



2.「嗅覚のひみつ」(2階)

様々な香りの秘密、技術的な説明が興味深いです。
特に面白かったのは、私の大好きな薔薇の香り。人の嗅覚が「ローズ」と感じるには、わずか3つの香料を
混ぜて出来るという事。(自然のバラは400種類以上の芳香物質から成るそうですが。) そのからくりが、
嗅覚と脳のメカニズムによって解明されていました。

他にも、技術的な説明がわかり易くされていて、とても楽しめました。


3.「調香師のクリエーション」(3階)

こちらでは、様々なインスタレーションの装置で香りを楽しめます。

様々な調香師が創り上げた香りを嗅ぐ事が出来るものや、代表的な25種類の原料を一つひとつ嗅ぎながら
その原料のエピソードを聞く(日本語あり)という装置もあります。インスタレーションそのものが、
現代アートのような、不思議な空間。


1階には様々な香水やグッズの並ぶミュージアムショップもあり、何とも優雅な世界。
シャンゼリゼの散歩、フォーブル・サントノーレのショッピングと共に立ち寄ると、束の間の優雅で
ラグジュアリーな時間が過ごせますよ。(笑)