<サンティアゴ・コンポステーラ Santiago Compostela>
北スペイン、サンティアゴ・コンポステーラ。
遠い昔にスペイン語を始めた頃。 この巡礼地の事を知り、いつか訪れてみたいと思い続けて数年。
マドリードから夜行列車に乗りました。 1990年頃の事です。
それを皮切りに、私のサンティアゴ巡礼街道の旅は始まり。 少しずつ、小さな村や町を訪れ続けています。
いつか、巡礼街道を歩いてみたい。 という夢も持っています。
3年前の2017年春。このあたりでもう一度サンティアゴに行っておこうと思い立って、飛行機でラ・コルーニャ
経由で入りました。
今回は2日ほどの滞在。 Heradurraエラドゥーラという感じの良いホテルは、ガリシア様式の白い窓枠のガラスの
出窓。 椅子を置いて寛げる、良い感じのスペースです。
行く直前に知ったのですが、大聖堂はなんと大規模な修復工事中で、あのチュリゲラ様式の美しい塔も観る事が
出来ない。。。
でもまあ、今回はとりあえず行っておこう、と予定通り出発。 とにかくガリシア地方を旅したかったので。
大聖堂訪問は、3回目もきっとあるに違いないし?
そんな感じで、大聖堂や内部・屋根見学、ボタフメイロの儀式以外は、旧市街の街並や貴族の館を眺め。
バールでワインやタパスを楽しんだり、タルタ・デ・サンチアゴ食べまくったり、お店を冷やかしたり、
行き交う人々を眺めたりと言う、なにもしない時間を過ごす事に。
まあ、巡礼者達は目的地に到着してリラックスして過ごすのですよね。 私は飛んで来ちゃったし、遊びだけど^^;4月終わりだというのになんて寒いのだろう。 持っている服を全部着込んでウロウロと。
またいつか、完成した大聖堂の姿を拝みに再訪したいなぁ、今度は徒歩で。
サンチャゴ巡礼については以前このブログでも書きましたが。
サンティアゴ・デ・コンポステーラについてはいつかまた触れるとして、このシリーズではガリシアや北ポルトガル
の町々を訪ねて行きます。
サンティアゴ・コンポステーラ:
北スペイン・ガリシア地方の巡礼地。聖ヤコブの遺骸が流れ着いたという伝説があり、9世紀にその墓が発見されて
から大聖堂が建立され、聖地となった。中世の時代から、ヨーロッパ中から巡礼者が目指す巡礼街道の目的地であり、
世界遺産になっている。
ボタフメイロ:
大聖堂内で行われる巨大振り香炉の儀式。香炉に焚いた香を入れて聖堂内を振り子のように振るもの。中世には
汚れた巡礼者を清める為に行われていたとの説もある。
<大聖堂は改修工事中>
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<国営ホテルパラドール「Dos Reis」>
元巡礼病院を改装した豪華ホテル |
<大聖堂の屋上にて>
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<ホテル”HERRADURA">
後ろの建物の白い窓枠は、ガリシアの典型的な建築 |
<ホテルの朝食は部屋の出窓バルコニーで>
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<ボタフメイロの儀式>
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