<スカンノ>
アブルッツォ地方の旅。2日目は、スルモナからバスで一時間、スカンノへ。
I borghi piu belli d’Italia の村々が連なる美しい村街道(と私が名付けたw)のバスの終点。本当は途中下車して
全ての村を訪れたいのですが、数時間に1本のバスでは難しく。今回はスカンノに絞りました。
(スカンノの近くには、その他にもいくつもの美しい村々が存在する、とスルモナの案内所で教えてくれました。
また次回!)
山あいのひっそりと佇む村ですが、多くの写真家が中世さながらの伝統的雰囲気をもったこの街に魅了されて
いるとの事。アンリ・カルティエ・ブレッソンやマリオ・ジャコメッリも訪れています。
山をバックにした村を撮影できる「写真家の道Strada dei fotografi」からの眺めも絶景です。
三角屋根が規則正しく並ぶ町の外観が美しく、フォトジェニックな町として静かな人気を誇る町。
歴史は古くローマ時代から。17~18世紀には羊毛・染色、服飾産業で栄えた町で、その伝統衣装は有名との事。
衣装に身を包んだ女性の像が入り口近くに建っています。
近くのスカンノ湖Lago di Scannoは、上から見るとハート型♡の湖。徒歩30分(又はバス)との事、時間もなく
今回は上から見るのは断念。。
小さな広場のエノテカのテラスで、アブルッツォの白ワインでまったり。アブルッツォでの時間は、いつもより
もっとゆっくりと流れて行きます。
<葡萄は地葡萄のパセリーナPasserina>
|