<オートラントOtranto>
マルティーナ・フランカから近くの町Fasanoへ行き、そこから列車でレッチェへ。 いよいよプーリアの旅も終盤。
レッチェは2度目の訪問。 今回はここを拠点に、風光明媚なサレント半島の街を訪れてみようかと。
ここで羽を休めてから、フランスへ向かいます。
サレント半島は、独自の文化と歴史を持ち、古代・ギリシャの影響も色濃い、独特な地方。 民族音楽や踊り等々、
熱く異国情緒溢れるもう一つのイタリア。
そうしてとうとう、イタリアの東端、ブーツのヒールの先っぽ、オトラントまで到達。
海はどこまでも碧く。アクアブルーとターコイズ、コバルトブルー。 様々な青の色彩が、鮮やかに模様を作っています。
空も水も空気も、すべてが一体となって、旧い街並を包み込んでいました。
遠くには、白い家並が一本の線となって続き、セルリアンブルーの空とウルトラマリンの海の境界線となっているのが
見えます。
この小さな港町は、碧い海と素晴らしい旧市街からなる珠玉のリゾート地です。 素晴らしいプーリア・ロマネスクの
大聖堂や城、建築の凝縮する、城壁に囲まれた旧市街。 そこから見下ろす地中海の眺望の美しさは、時を忘れます。
心地良い風に吹かれながら。
旧市街を散策し、城壁の上、海沿いの遊歩道のトラットリアのテラスで、ロゼワインとシーフードサラダのランチを
楽しみながらひたすら海を眺めて過ごしました。
真夏の日差しの中。時刻通りには来ないバスを待ち、レッチェへと戻ります。
<赤みがかったプーリアのロゼワインと海の幸サラダで 海を見ながらランチ♡> |
< 大聖堂> |
11世紀建造の大聖堂では、モザイクの床、ファサードのバラ窓やフレスコ画を観る事が出来ます。 クリプタ(地下礼拝堂)
も必見。
大聖堂にたどり着いたのはちょうど12時、まさにクローズした瞬間。
大聖堂にたどり着いたのはちょうど12時、まさにクローズした瞬間。
時間がなく16時の再オープンまで待てない私は、教会の扉をたたいて開けてもらいました(案内までして下さった^^;)
「日本から来たのよぉ」って泣きついて。
そこで開けてくれるところが南イタリア、大好きです♡