<イストラ半島について>
イストラ半島。イタリアに隣接し、ヴェネツィア共和国の影響の色濃い地方。 とても魅力的なところです。町並みは一瞬イタリアにいるのと錯覚するほどですが、何かが確実に違う。 イタリアとは全く異なる背景・歴史を持ち、
住む人々の佇まいも言葉も異なります。
ラテン語圏はどこも響きが似ているのであまり違和感がないのですが、クロアチア語は全く耳慣れず。
私にとっては、それが決定的な「異国」の印象かな。
クロアチア語・スロヴェニア語は、以前行ったチェコの言葉とちょっと似ていました。 文字にヒゲがついてて、響きがちょっと
「シューシュー・プチプチ」いう感じ?で。 同じスラブ語系と実感。
クロアチア語は片言も覚えて行けなかったので、以前覚えたチェコ語の挨拶をちょっと思い出しながらDobar dan(こんにちは)とか。
後はフヴァラHvala! (ありがとう)だけ覚えて旅をしました(かなり微笑まれましたが^^;)。。。
公共の交通機関としてバスはありますが、路線・本数が決定的に少ない。
イタリアからPOREÇ、ROVINJは日に2~3本あるのに、イタリアに戻る便は朝1本のみ。 朝寝坊が2日続くと日本に帰れないかも?
という危機感あり。(隣同士のクロアチア―スロヴェニア間のバスの便はもっと少なそう。)
西欧とは微妙に違いそうだし(チェコで、バスの時刻表が意味をなしていない場面に瀕し困窮した経験もあり)、
本当にバスはあるのか?とか、現地に着くまで一抹の不安はありました。 結局、問題ありませんでしたが。
イタリアのすぐ隣。 文化も距離も近いけれど、まだやっぱりちょっと遠い国。そう感じました。
クロアチア、スロヴェニアの旅もこれで終わり。 次はどこに行きましょうか。
<クロアチア、ポレチュ Poreç> |
<モトヴン Motovun> |
<ロヴィニのバスターミナル。 (これでも)思ったより大きくて安心。 一日一本の長距離バスを捕まえるのはやはり緊張。。。> |
<ロヴィニ Rovinj> |
<ピラン、丘の上の城塞からの眺め> |