2013-05-15

旅(TRAVEL)・スロヴェニア(Slovenia) ・コーペル(KOPER)


<コーペル KOPER>




 
 
 
 
 


ロヴィニRovinjから朝に一本しかないバスに無事乗り込み、イタリア・トリエステへ。

数日前にいた街なのに、クロアチア滞在の後だとどこか違って見えました。

トリエステからも、次の目的地・スロヴェニアのPiranまでの直通バスは少ないので、途中のコーペルKoperで乗り換え。
Koperには鉄道駅があり、バスターミナルはその隣。大きな町のようです。

ところが。 荷物を預けて街をちょっと観光しようとしたところ、「地球の歩き方」が見つからず(紛失!?)。

急遽この街に立ち寄る事にしたので全然調べていなくて、地図はおろか、街がどこにあるのか何があるのかも全くわからず。。。
ちょっと心細い状態。
仕方ない、まあ歩いてみるか。と街と思われる方向へ10分程度。
道行く人に聞きながら何とか旧市街へ辿り着き。 書店に飛び込み、簡単な地図をもらって観光案内所の場所を教えてもらい一安心。
ここは英語よりイタリア語の方が通じます。

もらったパンフレットを参考に、無事に街を散策すること1時間。 気づくといつの間にかすっかり心細さも消え。
広場のカフェでスロヴェニアビール「LASKO」を飲みながら、建築と雰囲気を満喫して寛いでいたのでした。

ヴェネツィア様式の壮麗な建築物に囲まれたティトフ広場Titov trgは、人々がのどかに集う普段着の広場。

それにしても、ガイドブックも予備知識もなく街に流れ着き、自分の感覚で手探りで街を探し当てていくという楽しみを
偶然久しぶりに味わいました。

情報の溢れている今、DESTINATION(行く先)を見つけるのは以前よりずっと簡単になりましたが、あまりに予習し過ぎると
行く前にわかってしまい、新鮮な発見よりも「情報の確認」作業になってしまう事もあり。
時々こんなアクシデントがあると、やっぱりワクワクして別の楽しみもあります。 たまにこんなサプライズ入ると良いのかも。




KOPERはスロヴェニア唯一の貿易港で、海に面しています。 あまり「港町」という印象ではないですが。
旧市街全体が良い雰囲気で歩いて回れる感じ。

古代ギリシャからの歴史を持ち、ヴェネツィア共和国を経てオーストリア帝国の支配下としてトリエステの一部に。
ヴェネツイア様式の建築が多く、シンボルのライオンも見かけます。 町並はイタリア風建築にパステルカラーの要素を加えた感じ。
イタリア語もよく使われます。 かつてはイタリア系住人が多数でしたが、第二次大戦でユーゴスラヴィアとなってからは、
スロヴェニア人が多数派となったそうです。
クロアチア・スロヴェニアでは、チェコと同じようにビールもよく飲まれます。 ピルスナータイプ。 やはり中欧文化圏?

スロヴェニアの通貨はユーロ。 2004年にEUに加盟。 「慣れた場所に戻って来た」感がありました。







<独特の装飾を施した噴水> 










<生活感のある旧市街> 
 
 
 
 
 


<Titov広場。聖母被昇天大聖堂の鐘楼。> 
 
 
 
 
 
 

<旧市街の家並> 
 
 
 
 
 
 
 


<ロッジア。15世紀のヴェネツィア・ゴシック様式。
現在は一階はカフェになっています。> 










<港に向かう道> 




 
 
 




<ヴェネツィアのライオン>




 
 
 

<港の横にある、時代を感じさせる屋根付の市場(?)。
魚市場とかに使われる模様。>

  
 
 
 

<市場横の水道。ここにもライオンが>

 
 
 
 



 
 


<市場の建築の横にある広場> 



 
 
 
 
 



<Titov trgティトフ広場へ向かう道。正面はロッジア。> 











<ティトフ広場。執政官の宮殿。> 
 
  
 
 
 
 
 



<旧市街の広場> 


 










<ビールを飲みながら寛ぐ人々をあちこちで見かけました。> 











<旧市街の家並> 
 
 
 
 
 
  
 

 

<執政官の宮殿の下はアーケードの道になっています。
正面はTitov広場。> 
 








<SLOVENIAビールの看板(LASKO)> 







 

<SLOVENIAビールの看板(UNION)>