<フレンチ・ダイニングについて>
神楽坂のレストラン「フレンチ・ダイニング」が、惜しまれながら2017年9月末で閉店しました。
13年間、「そこにある普段のフランス」として皆に親しまれ、人々(特にフランス関係)の集まる場所となって
いました。 皆様、お疲れさまでした。 そして、本当にお世話になりました。
私はと言えば、2008年の最初の個展から、なんと5回もの展示をこのお店でさせていただきました。
「個展」デビューもここ。 毎回数ケ月も壁を占領し、時には勝手に展示替えしたり、写真飾っちゃったり(笑)、
ほとんど私物化。 お店の雰囲気と私の絵はとても相性が良かったようで、少しは南仏っぽさに貢献出来たかな?
とは思います。
ここ数年、特に内装を替えて壁を塗り直し絵を飾らなくなってからは、残念ながら展示させてもらう事も無く
ここ数年、特に内装を替えて壁を塗り直し絵を飾らなくなってからは、残念ながら展示させてもらう事も無く
なりましたが。
TVドラマの撮影にも使われた事のあるお店。 広々と開放的な空間はのんびりするのに人気が高く、家族連れや
TVドラマの撮影にも使われた事のあるお店。 広々と開放的な空間はのんびりするのに人気が高く、家族連れや
打合せにも人気があったようです。
そう言えば、私の大切な想い出・フランスの香水「ラルチザン・パフューム」のお仕事も、ここで偶然展示を
ご覧になったラルチザン・ジャポンのプロモーション担当の方がお声をかけて下さったのでした。
そう言えば、私の大切な想い出・フランスの香水「ラルチザン・パフューム」のお仕事も、ここで偶然展示を
ご覧になったラルチザン・ジャポンのプロモーション担当の方がお声をかけて下さったのでした。
彼女はここで私の絵を観てポストカードを持ち帰り、ずっと冷蔵庫に貼っていたそうです。 そして、1年くらい
も経ってから、「そうだ、新しい香水のキャンペーンをこの人に頼もう」と思い、私を探したとの事。
も経ってから、「そうだ、新しい香水のキャンペーンをこの人に頼もう」と思い、私を探したとの事。
(その頃はBLOGもFBもやっていなかったので、探すのは手間だったようですが、たまたま茅ヶ崎の個展の直後
だったので、見つけてギャラリーにコンタクトしたそうです。)
だったので、見つけてギャラリーにコンタクトしたそうです。)
絵は、ギャラリーで展示するのはもちろんですが、人々が楽しみ集う場所に飾って観ていただくのも、
重要な楽しみ方だとずっと思っています。 ずっと昔、南仏の地方都市ナルボンヌで「レストランの個展」に
出会ってから、私もそれが夢の一つでした。
出会ってから、私もそれが夢の一つでした。
そんな夢をちらっと口にしたら、「あ、飾るよ」と気軽に飾って下さった神楽坂レストラン、サン・ファソン。
そしてそこに絵がどんどん増えて行くと、サン・ファソンの本多シェフは、「うちはもう飾るスペースがない
から(笑)」と、フレンチ・ダイニングを紹介してくれたのでした。 すべてがそこから始まり、あちこちの
お店に飾ってもらったり、自分から個展を開いたり。
展示中のランチ後は、お店の閉店時間までだらだらと勝手に飲んでたり、この店で展示をしていない時も、
他での個展のポスターを外から見えるガラス窓に勝手に貼っちゃったり。 そんなラフさが大好きだった
フレンチ・ダイニング。
そんな私を気にしないでくれた、優しい皆さん、そしてオーナーのピーター、長いことありがとう。
レストランはなくなっても、飯田橋のデリ「グルモンディーズ」は今まで通り。 大好きなパテやサラダは
そんな私を気にしないでくれた、優しい皆さん、そしてオーナーのピーター、長いことありがとう。
レストランはなくなっても、飯田橋のデリ「グルモンディーズ」は今まで通り。 大好きなパテやサラダは
入手出来ます。 家呑みが増えそうだけど(笑)。
私にとって、また何か「或る一つの時代」が終わった気がしています。 ある意味、ひとつの青春時代(笑)?
寂しいけれど、こうやって、時は移り変わって行くんですね。
また次の新しいステップを探しつつ。 さて、これから何をやろうかな。
またちょっとパワーと勇気を出して、面白い事を探して飛び込んで行こう。 でも、レストランやお店での
私にとって、また何か「或る一つの時代」が終わった気がしています。 ある意味、ひとつの青春時代(笑)?
寂しいけれど、こうやって、時は移り変わって行くんですね。
また次の新しいステップを探しつつ。 さて、これから何をやろうかな。
またちょっとパワーと勇気を出して、面白い事を探して飛び込んで行こう。 でも、レストランやお店での
展示も、これからも続けて行きたいなぁ。 なんて思いつつ。
Bye-byeフレンチ・ダイニング。 ずっとありがとう。 長い間の感謝を込めて。
Bye-byeフレンチ・ダイニング。 ずっとありがとう。 長い間の感謝を込めて。
<写真も展示>
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<2008年、最初の展示> |