2015-09-04

徒然なるままに、夜中の制作について。


 



<夜中の制作について>









私はどちらかというと夜型です。 夜中の方が作業がはかどるタイプ。
まあ最近は、午前2時過ぎると体内時計が警告を発して来るようになりましたが。


夜中は自分の殻に籠り易い時間帯。 「深々と夜が更けていく」とか「丑三つ時」とかいう表現がピンと来る時間帯です。
どんどん独りになっていく感覚も、妙に心地よく。

そして時々、気分転換に殻の外に出てみよう、と、こんなかんじにBLOGとかSNSとかしてみたり。
ペースさえコントロール出来れば便利な世の中ですね。 でも、間違えてAmazonで買い物とかしてしまう事も(-_-)

陽の高いうちはどうしても太陽の下にいたくって、なかなか室内に籠る事が出来ません。 夕方薄暗くなってから
描き始める事がほとんど。 なので、描き続けると必然的に夜中になります。
印象派のように屋外で制作するのもありだなー。 と、最近真剣に考えたり。 (別に写生する訳ではなく、ただ
屋外で描くだけですが。)


とても素敵な絵を描く方(日本とフランスで活動している日本人画家)とずっと前にお話しする機会があり、
彼の作業について聞いた事があるのですが。

夜中にアトリエで、ウィスキーやカルバドス片手に自分の作品を眺めながら、思いつくまま手を入れて行く、というお話。

とても絵になるシーンだなぁ、というのが、彼の雰囲気と感性、豊かな色彩とあいまって、印象に残りました。
そのイメージが作品と共に強烈に焼きついていて、いつの間にか影響されているのかも? いやいや、自分に元来
そういう要素があり、共感したというところかな。


いずれにしても、差し迫って来た時の私の作業にもそういうシーンが多々あります。

「自分の大好きな風景を、大好きな色で楽しく塗って、描き上がりつつある絵を、ワイン片手にうっとりと眺めて。
その地に想いを馳せながら、幸せに癒される。」
などというシーンもあります。(注:決してナルシストではありません^^;)

そういう作品に限って、明朝見直して落ち込んだりします。 とてもよくある事です(-_-)  その繰り返し。


余談ですが、昔から「夜中に書いたラブレターは、恥ずかしくて投函出来ない」と言いますよね。
夜中の作業って、何故あんなに 感極まる(鬼気迫る?)ものがあるんでしょうね。。

徒然なるまま、夜中の作業について。 単なる独り言で失礼しましたm(__)m






*以下に、楽しく地塗りしたキャンバスや、途中の作品の写真をアップしてみます(笑)
    制作方法は様々です。 地塗りで気持ちが完結してしまう事も多々あり(^^;)