<サン・ファソン&サン・マルタン Sans Façon & Saint Martin>
フランス料理レストラン「Sans Façonサン・ファソン」。 私の大好きな場所です。
神楽坂フレンチの草分け的存在。 神楽坂界隈にフレンチ・レストランがまだ数える程しかなかった頃から、ずっと
変わらずそこにあります。 今年の夏で22歳を迎えるとの事、すっかり大人になりました^^
日仏学院で初めてフランス語を習い始めた頃。 ご多聞に漏れずあっという間に「フランスかぶれ」になった(^^;)私は、
クラスメイトと「神楽坂界隈の隠れ家フレンチ」を毎週訪ね歩いたものでした。 土曜日のランチにワインを楽しむ事を
覚えて。
そんな中で見つけたのがこのお店でした。 “Sans Façon”とはフランス語で「気取らずに」という意味。 美味しく
ボリュームたっぷりのお料理と、本格フレンチでありながら店名通りのざっくばらんな雰囲気にすっかりハマって
通い始め。 今では私の生活から切り離せない場所になっています。
長い年月が過ぎても、サン・ファソンは変わらずそこにあります。
変わった事はただ一つ、近くに姉妹店のワインバー「Saint Martinサン・マルタン」がオープンして、私の居場所が
増えた事かな^^;
シェフの作るお料理は、とても暖かく愛情がこもっています。 心を込めて大切に作っている一皿。 それまで私の中に
あった「フランス料理=かしこまったよそいきの雰囲気」という思い込みを、見事に覆してくれた普段着の名店。
絵や写真がたくさん飾られた、居心地良い店内。 私の絵達もいつの間にかそこに仲間入り。
「RESTAURANTレストラン」という言葉はもともと、ラテン語の “RESTAURO”(回復させる)から派生しています。
「人々が癒される場所、元気になれる料理を出すところ」という意味が語源とのこと。 昔、このお店で教えてもらい
ました。 しみじみ納得。
シェフは、神楽坂にフランス人やイタリア人の新しいお店がやって来ると仲良しになり。 私達に紹介してくれたりも
しました。 フレンチ・ダイニングやリストランテ・ステファノ等々。 そうやって、私の神楽坂での拠点は広がって
行ったのでした。
神楽坂は、そうやって人々が繋がり、みんなで一緒に幸せに過ごしていける、そんな素敵な場所だと思っています。
東京の中心にありながら、人々の繋がりと暮らし、温もりを感じる場所。 これからもそんな仲間が増え続けると
良いなぁ、としみじみ。
<大好きなランチメニューの一例> 赤/白/ロゼのグラスワインと共に。
オードブル: 盛り合わせ、クスクス生ハム添え 等々
メイン : マグレ鴨のロースト、牛タン赤ワイン煮、子羊の三種盛り、トリッパ 等々
デザート : 盛り合わせ、フロマージュブラン、チョコレートムース、桃のコンポート(季節限定) 他
何でも好きですが^^; ボリューム満点なので、お腹と相談しながら。
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<オードブル盛り合わせ> |
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<牛タンの赤ワイン煮込み> |
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<子羊の三種盛り> |
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<デザートの盛り合わせ> |
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<桃のコンポート> |
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<若鶏のロースト>
サン・マルタンの定番ランチ |