2014-11-22

五月の旅・16 (LE VOYAGE DE MAI) / エクス・アン・プロヴァンスからムスティエ・サント・マリーへ(Moustiers-Ste-Marie/PROVENCE)


 

<エクス・アン・プロヴァンスからムスティエ・サント・マリーへ>

 

 

 

 

 

 


エクス・アン・プロヴァンスへ来ました。 緑の中に噴水の点在する、瑞々しく美しい街。ここで3泊。しばし羽を休めます。
宿は"Le Manoir"。 旧い回廊のある、もと修道院だった建物。
(エクス・アン・プロヴァンスについては、以前の記事もご覧ください。http://atsuko-k.blogspot.jp/2014/08/le-voyage-de-mai-les-vacances-aix-en.html

ここを起点に、以前から憧れていたムスティエ・サント・マリーへ。 景勝地・ヴェルドン渓谷の入口にある、焼き物
「ムスティエ焼」で有名な小さな村です。

エクスからバスで2時間、途中乗換えあり。 でも、実はバスは週に3便しかないのです。。。 行ったは良いけど、
3泊しないと帰れない―――
結局は、その後マルシェで仲良くなった日本人女性が、翌日ムスティエまで迎えに来てくれる事に。 私は安心して、
意気揚々とバスに乗り込み、一路ムスティエへ向かうことが出来たのでした。 人の温かさが身にしみる旅です。Merci !

(*数年前は2日に一本だったAix からMoustiersまでのバスですが、最近調べたら季節によっては土日を除く毎日
運航している模様。 ヨーロッパの田舎って、公共交通の時間帯や頻度はあまり変わらないのが普通なんだけど、
変わる事もあるんですね。。。今ムスティエに旅行するなら、少しは楽かもしれません。)




<ムスティエ・サント・マリー>

 

 






エクスからのバスは、Riezで乗り換え。 そこまでのバスは、私以外におばあさんが一人同乗していたのですが、
乗り換えてからは私一人、貸切状態。前の運転手さんが、私を引き継いでくれたかんじでした。 ここら辺はみんな
知り合いのよう。

そうしてようやく、憧れの地ムスティエ・サント・マリー(Moustiers-Ste-Marie)へ到着。
荒々しい岩肌の山と渓谷の地、その中にひっそりと佇む村。その絶景は、絵にも出来ない美しさです。

村を散策したり、少し離れて村の全景を眺めたり。 山の中腹にある教会から見下ろす景色も印象的。 路地に点在する
アトリエやお店、そんな風景もとても魅力的。 自然の険しさと、繊細さ・可愛らしさの共存する、素敵な村です。

伝統工芸の「ムスティエ焼」で名高く、博物館もあります。村中に工房やお店が並び、陶器好きには応えられないところ。

*ムスティエ焼
陶器に白い上薬をかけて美しく装飾したファイアンス焼の一種で、17世紀にイタリアから伝わった技法が発展、
フランス宮廷でも使用される高級陶器となる。 フランス革命以降衰退していたが、20世紀になり伝統工芸として
復活。 小さな村は工房・アトリエとお店で溢れている。 柄には花・植物や動物、その他さまざまな伝統模様や
現代模様、独自のデザインがあり。 私が特に気になったのは、マリーアントワネットもお気に入りだった
シノワズリ(中国模様)と気球。




<Moustiers焼> 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
さて、翌日。 約束の12時に彼女を広場で待つ私。本当に来てくれるんでしょうか?

来てくれなかったら困るなぁ、、

と、のんびり考えながら、なぜか、来てくれると言う信頼と確信があり。 そして約束の時間を少し過ぎて、ちゃんと
彼女が登場。

帰り道はあちこちを案内してもらいながらエクスへ戻ります。 Verdun渓谷の入口にあるサントクロワ湖(Lac de
Sainte Croix)や、ひなげし畑。 プロヴァンスの田舎の旅籠の庭でのランチ(仔羊のローストとロゼワイン)。
有名なショコラティエ「DOUCET」の本社工場や、郊外のワイン屋さん等々。 タンクで買うロゼの美味しいこと(試飲)!

プロヴァンスの田舎。 ヒナゲシ畑、羊飼いのおじさん、今でも目に焼きついています。 幸せな幸せな、素敵な想い出。
一生忘れる事はないでしょう。 Merci Beaucoup !



 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 





 
 







 
 
 
  
 



 
 
  
 

 
 
 






 
 

 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


<宿泊したホテル La Bonne Auberge
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<サント・クロワ湖 Lac de Ste-Croix> 

 
 
  

 
 


<ワインのタンク> 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 

<サン・ビクトワール山(エクス郊外)> 
 
 
 
 

 
 

2014-11-14

五月の旅・15 (LE VOYAGE DE MAI) / プロヴァンス、ヴィルヌーヴ・レザヴィニョン(Villeneuve-les-Avignon/PROVENCE)





<ヴィルヌーヴ・レザヴィニョン Villeneuve-les-Avignon>

 







ローヌ川を渡った川向うの町、ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンVilleneuve-les-Avignonは。Avignonとはうって変わって
静かな、雰囲気ある田舎町です。 シャルトルーズ・デュ・ヴァル教会やサンタンドレ要塞とフィリップ・ル・ベル
(フィリップ美男王)塔等の見どころもあり、散策には最適。

 ローヌのこちら側の町は、中世には法王庁と対抗するフランス王の庇護下にありました。 サンタンドレ要塞は、
フランス王がローヌ川向うの教皇庁に対して権威を示す為に建てたとの事。 こうやってフランス各地に、中世の
いかめしい軍事的建物が点在します。

昔、初めてAvignonに滞在した時には、こちら側の町にあるホテル”Le Prieure”に3泊。 プロヴァンスの邸宅は
雰囲気満点で、中庭のテラスでのディナーで新鮮なフランボワーズをザクザクと食べたことを覚えています。

ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンはアヴィニョン市街からバスもあり、車でもすぐ(健脚で時間があれば徒歩でもOK)。
ゆったりとした南仏の田舎町の雰囲気を味わいたい場合は、こちら側に滞在してみるのもお勧めかも。





 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 


<ホテルLe Prieure> 
 
 
 
 
 
 
 
 

<対岸のアヴィニョンの景観> 
 









<ローヌ川に架かるサン・ベネゼ橋>






 

2014-11-07

五月の旅・14 (LE VOYAGE DE MAI) / プロヴァンス、アヴィニョン(Avignon/PROVENCE)



<アヴィニョン Avignon>






<教皇庁宮殿>
隣町、ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニヨンからの景観 



次の目的地は、Avignonアヴィニヨン。 14世紀にはローマ教皇庁が置かれ繁栄を極めた、城壁に囲まれた街。

巨大な教皇庁宮殿は、今も歴史を彷彿とさせます。 大司教館は現在「プティ・パレ美術館」となり、中世当時の絵画
(フラ・アンジェリコやボッティチェリ、アヴィニョン派等々)を観る事が出来ます。 小さいながら見応えあり。
教皇庁のそばのノートルダム・デ・ドン大聖堂は、12世紀建造のロマネスク様式。
 
 
 
 
  

<教皇庁宮殿>
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
ローヌ川沿い、宮殿裏の岩壁Rocher des domsは、見晴らしの良い公園となっています。

川に架かるサン・ベネゼ橋は、童謡「アヴィニョンの橋の上で」で有名。 「輪になって踊ろう」と歌われる橋の上は、
実際には輪になって踊れるほど広くも安全でもなく。 しかも、度重なるローヌ川の氾濫で何度も崩壊し、17世紀に
とうとう修復を断念した為、今は川半ばで途絶えています。。。
 
 
 

<サン・ベネゼ橋> 
 
  
 
 
 
 

<サン・ベネゼ橋はローヌ川の半ばで途切れています> 
 
 
 
  
 
 

<橋の上> 





駅から城門をくぐって教皇庁宮殿Palais des Papesまで続くレピュブリック通りは目抜き通り。 教皇庁の手前、時計台
広場にはカフェ・レストランのテラスが並びます。

前回訪れた時には、教皇庁宮殿で「プリミティヴ・パッションPRIMITIVE PASSON」というアート展をやっていたのを
覚えています。 そのタイトルを噛みしめながら「絵・アートは人間の本質の部分・原点から出る原始的なパッション
なんだなー」と、つくづく思ったのでした。 ちょうど絵の世界にはまり始めた頃。




 

<レピュブリック通り> 




ソルグ川の運河沿いにのびる石畳のタンテュリエ通りrue des teinturiersの散策も楽しみ。 風情あるこの界隈では、
17-19世紀にはプロヴァンス・プリント生地の生産が行われていました。 水車と共に個性的なカフェなども点在する
お洒落な雰囲気。 アーティストが集う場所とのこと、確かに。

このアヴィニョン歴史地区は世界遺産にも登録されています。 芸術面でも名高く、夏の演劇祭は、半世紀以上も続く
世界的な催し。 旧市街そのものが文化遺産のような、活気ある楽しい街です。



 

<タンチュリエ通り界隈> 
 
 
 
 
 
 
 

<タンチュリエ通り界隈・ソルグ川の水車> 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<プティ・パレ美術館> 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<マルシェの出店。絵も売っています。> 

 
 
   
 
 
 
 


2014-10-30

展示情報(EXHIBITION)・フレンチ・ダイニング FRENCH-DINING@神楽坂


 

<神楽坂レストラン「フレンチ・ダイニング」>






<南仏・マントン MENTON>  




神楽坂「フレンチ・ダイニング」の展示風景。

窓が広く明るいこのレストランには、いつも自由に油絵や切り絵、写真を飾らせていただいています。 お店の雰囲気や季節
に合わせて。

先日また、少しだけ作品を入れ替えました。 南仏マントンMentonの油絵とエクス・アン・プロヴァンスの噴水をテーマに
した切り絵を追加。

コートダジュール、イタリアとの国境に近いマントンMentonは、ジャン・コクトーゆかりの地であり、初春のレモン祭りで
有名な海辺の街。 レモンやオレンジで作った山車や像が町中に溢れる、薫り高い素敵なお祭り。 そんなイメージのこの地
を描く時は、やはりオレンジや黄色を使う事が多いです。

カジュアルで美味しい、普段着のフランス。 オーナーもスタッフもフランス人の、気さくで素敵なお店です。 ムール・
フリット(ムール貝&フライドポテト)をおつまみに、白ワインなど楽しみにお立ち寄り下さい。


レストラン「フレンチ・ダイニング」
東京都新宿区白銀町12 白銀ビル1階
http://www.french-dining.com/















<作品>
 
左から:
サン・ベルトラン・ド・コマンジュ(南仏ピレネー) St.Berthrand-de-Comminges (Les Pyrenees)
マルサシュロク(マルタ) Marsaxlokk (Malta)
グランド・ハーバー(マルタ)Grand Harbour, Valetta (Malta)
コリウール(南西フランス)  Collioure, (Catalogne, France)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


<右の作品:アルベロベッロ(南イタリア) Alberobello, Italia>