2020-02-28

旅(Viaje)・北スペイン~ポルトガルへ(desde Norte Espana hasta Portugal) Ⅰ




<サンティアゴ・コンポステーラ Santiago Compostela>










北スペイン、サンティアゴ・コンポステーラ。

遠い昔にスペイン語を始めた頃。 この巡礼地の事を知り、いつか訪れてみたいと思い続けて数年。
マドリードから夜行列車に乗りました。 1990年頃の事です。

それを皮切りに、私のサンティアゴ巡礼街道の旅は始まり。 少しずつ、小さな村や町を訪れ続けています。
いつか、巡礼街道を歩いてみたい。 という夢も持っています。




3年前の2017年春。このあたりでもう一度サンティアゴに行っておこうと思い立って、飛行機でラ・コルーニャ
経由で入りました。

今回は2日ほどの滞在。 Heradurraエラドゥーラという感じの良いホテルは、ガリシア様式の白い窓枠のガラスの
出窓。 椅子を置いて寛げる、良い感じのスペースです。

行く直前に知ったのですが、大聖堂はなんと大規模な修復工事中で、あのチュリゲラ様式の美しい塔も観る事が
出来ない。。。
でもまあ、今回はとりあえず行っておこう、と予定通り出発。 とにかくガリシア地方を旅したかったので。
大聖堂訪問は、3回目もきっとあるに違いないし?

そんな感じで、大聖堂や内部・屋根見学、ボタフメイロの儀式以外は、旧市街の街並や貴族の館を眺め。

バールでワインやタパスを楽しんだり、タルタ・デ・サンチアゴ食べまくったり、お店を冷やかしたり、
行き交う人々を眺めたりと言う、なにもしない時間を過ごす事に。
まあ、巡礼者達は目的地に到着してリラックスして過ごすのですよね。 私は飛んで来ちゃったし、遊びだけど^^;

4月終わりだというのになんて寒いのだろう。 持っている服を全部着込んでウロウロと。

またいつか、完成した大聖堂の姿を拝みに再訪したいなぁ、今度は徒歩で。




サンチャゴ巡礼については以前このブログでも書きましたが。


サンティアゴ・デ・コンポステーラについてはいつかまた触れるとして、このシリーズではガリシアや北ポルトガル
の町々を訪ねて行きます。



サンティアゴ・コンポステーラ:

北スペイン・ガリシア地方の巡礼地。聖ヤコブの遺骸が流れ着いたという伝説があり、9世紀にその墓が発見されて
から大聖堂が建立され、聖地となった。中世の時代から、ヨーロッパ中から巡礼者が目指す巡礼街道の目的地であり、
世界遺産になっている。



ボタフメイロ:
大聖堂内で行われる巨大振り香炉の儀式。香炉に焚いた香を入れて聖堂内を振り子のように振るもの。中世には
汚れた巡礼者を清める為に行われていたとの説もある。









<大聖堂は改修工事中>






























































































































































































































<国営ホテルパラドール「Dos Reis」>
元巡礼病院を改装した豪華ホテル 





























<大聖堂の屋上にて> 






































<ホテル”HERRADURA"> 
後ろの建物の白い窓枠は、ガリシアの典型的な建築













<ホテルの朝食は部屋の出窓バルコニーで> 



























<ボタフメイロの儀式> 





















































2020-02-21

旅(Voyage)・ マラケシュ / モロッコ(Marrakech/Maroc)Ⅰ




<マラケシュ>













マラケシュ、モロッコの古都。 
モロッコ中央の内陸部に位置し、海に向かって背後にアトラス山脈、その向こうにはサハラ砂漠のひかえる、
11世紀からの都です。

サーモンピンクの壁とベージュの色彩。 ローズ・シティ、薔薇色の街ともいわれています。 魅力的なイスラム建築
と工芸で溢れた、エキゾチックなところ。

現在は世界遺産として世界の観光地ともなり、雑多な人々でごった返す、混沌とした迷路の都でもあります。

旧市街メディナは巨大な迷路のよう。 メディナとスークが一体となって混然としており、人々を飲み込んでいます。 
そこを人もバイクもリヤカーもロバも、ごちゃ混ぜに通行しています。

イスラムの装束の人々とアラビア文字の洪水、そして音。 飛び交う言葉はやはりアラビア語。 その中心に、
ジャマエル・フナ広場があります。 大道芸人や屋台でごった返す、眠る事のない混沌。


「メディナで迷う」「スークで迷う」といった写真作品のタイトルなど思い浮かべながら、でも混雑し過ぎて
じっくりと写真も撮れず、、、

なんか、行きたいところにも辿り着けず、ただただ流されて、彷徨っていたなぁ。。


さまよいながらマラケシュで撮った写真を、何回かに分けてアップして行きます。

今回は、ザ・アラブ的な混沌の写真を中心に。











<LA BAHIA宮にて> 




























<EL BADI宮殿> 




























<Jardin Secretの屋上から> 














<マラケシュ博物館にて> 



























<前半に宿泊したRiad Signatureの猫>






































































































































































<ジャマエル・フナ広場> 




















































































































<マラケシュ国鉄駅>