2014-03-29

展示情報(EXHIBITION)・レストラン 「ル・プティ・ブドン」"LE PETIT BEDON"




<代官山フランス料理・「ル・プティ・ブドン」LE PETIT BEDON >










代官山フレンチレストラン「LE PETIT BEDON ル・プティ・ブドン」にて現在、油絵を十数点展示させていただいています。
http://www.pachon.co.jp/jpn/petit_bedon/index.html





 
 
 
 
 
このお店は、代官山「レストラン・パッション RESTAURANT PACHON」の姉妹店。

「パッション」はミシュランにも掲載の老舗の名店で、フランスで受勲もされているアンドレ・パッション氏のお店。
南西フランスの郷土料理・カスレCASSOULETを世界に広めている名シェフです。
http://www.pachon.co.jp/







<レストラン・パッション PACHON>









 









 
 
 
 
 








 
<パッションの暖炉>
 
 


「ル・プティ・ブドン」は、もう少しカジュアルな雰囲気の南仏料理のレストラン。 素晴らしいお料理が楽しめます。

石造りの壁と木の温もり、光溢れる空間とずらっと並んだワインが印象的な、南仏的・開放的でありながらとてもシックで
素敵なお店。 パーティーやレセプションの会場としても人気があります。


 
 

<ル・プティ・ブドン>

入口近くは天窓からの光が溢れる空間。
 
 
 
 





今回は、PACHONのルーツであるカルカッソンヌ・ラングドックをはじめとして、南仏の光溢れる風景を描いた作品が中心。

私の大好きな南西フランス。その想いを込めた作品達を大好きなお店に展示していただけるのは本当に幸せです。
Mon grand amour pour Carcassonne et la France !!

ちなみにパッションにはもう一件、「LE COMPTOIR OCCITAN ル・コントワール・オキシタン」という更にカジュアルで居心地
の良い素敵なビストロがあり、そちらにも小品を2点ほど展示していただいています。
http://www.pachon.co.jp/jpn/bistro_broche/index.html

これからの心地よい季節、美味しいお料理とワイン、南仏の雰囲気を楽しみにぜひお越しください。



<レストラン・ル・プティ・ブドン "Restaurant Le Petit Bedon">

      東京都渋谷区鉢山町13-13 ヒルサイドウエストA
      TEL: 03-5457-0085
       http://www.pachon.co.jp/jpn/petit_bedon/index.html


<ル・コントワール・オキシタン"Le Comptoir Occitan">

     東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスA6
     TEL: 03-3476-5166
     http://www.pachon.co.jp/jpn/bistro_broche/index.html


<レストラン・パッション "Restaurant PACHON">

     東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスB棟1号
     TEL: 03-3476-5025
     http://www.pachon.co.jp


 
 


 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 

 
 



 

 
 
 
 

<Carcassonne, Calvi (la Corse)> 
 
 
 
 


 
 
 

<Albi en Rouge> 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

<Menton, Beziers> 
 
 
 
  



 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<Carcassonne, La Rochelle>
 
 
 
 
 
 




<ル・コントワール・オキシタンのテラス> 
 
 
 
  
 
 

<LE COMPTOIR OCCITAN ル・コントワール・オキシタン> 
 
 
  
 
 
 


 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 
 
 
 

<Carcassonne> 
 

 
 
 

<Cassis> 
 
 















 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

2014-03-23

五月の旅・6 (LE VOYAGE DE MAI) ・ ピレネーへ / トゥールーズ(MIDI-PYRENEES / TOULOUSE)

 



<ミディ・ピレネー地方の街、薔薇色のトゥールーズについて>

 





<サンテチエンヌ教会 l'Eglise St.Etienne> 



 

Toulouse トゥールーズ。

バイヨンヌから列車で地中海方面に向かい、ピレネー山中へ4時間。 大好きな街です。

明るく広々として、力強く躍動的なフランス屈指の大都会。 のびのびしてラテンな気質・雰囲気。 スペインに程近い南西フランス。

"Toulouse en rose"(バラ色のトゥールーズ)の異名をとる赤い街。 煉瓦造りの建物が多いことからそう呼ばれます。

ローマ以前からの歴史があり中世巡礼街道の拠点でもありました。また、現代ではエアバスを始めとする航空宇宙産業で世界屈指
の町でもあります。

トゥールーズは別名「スミレの街 Ville de Violettes」とも呼ばれます。スミレの花が名産で、砂糖漬けやフレグランス等々、スミレ
グッズで溢れています。青みがかった紫は大好きな色。バラ色の街にとても合います。
砂糖漬けをひとかけらシャンパ-ニュのグラスに落とすと、この地方ならではの魅力的なカクテルの出来上がり。グラスの中で溶けて、
泡が立ち昇っていく様子はとてもきれい。

南西フランスの中心地。サンティアゴ巡礼街道の街でありロマネスクの教会建築も素晴らしく、こたえられません。
世界遺産のミディ運河も街の中を流れています。





<サン・セルナン聖堂 Basilique St-Sernin> 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


<ジャコバン修道院の回廊 Les Jacobins> 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<ミディ運河 Canal du Midi>
世界遺産に登録されています。クルーズも気持ち良い季節!
 
  
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
「バラ色のトゥールーズ」。 小説「アンジェリク」の舞台ともなった街。 ずっと昔から憧れていました。

遠い昔、初めての一人旅で最初に降り立った場所です。 赤いイメージとスペインの香りのする雰囲気が強烈に印象的でした。
この地方の名物のカスレがどうしても食べてみたくて、一人で勇気を出してレストランに入り、間違えて巨大なもの(2~3人分!)
を注文してしまったのも良い思い出^^;

その旅では、その後カルカッソンヌ、アルビを訪れ、コートダジュールへ抜けて友人と合流しました。
たった3日間の一人旅でしたが、あれが私と南西フランスとの出会いでした。 その頃はまだフランス語は始めたばかりで、スペイン語
しか出来ず。 一人で不安な中でスペイン語の通じるフランスに親しみを覚えたものです。

あれから何度訪れた事でしょう? 私にとって特別な場所。ここを拠点として、何回も南西フランスの地方めぐりをしています。
ミディ・ピレネー、ペリゴール、ベルジュラック、そしてラングドック。 北はリムーザンまで。





 
 
 

<キャピトル広場 Place du Capitole>
市庁舎、壮麗な建築。
広場の反対側の建物には天井画で飾られたアーケードがあります。
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

<メトロの駅> 
 
 



赤く堂々としたキャピトル広場とアーケードはトゥールーズの中心。力強くてかっこいい、どちらかという男性的なイメージ?
その真ん中に立って両手を拡げると、また戻って来た!という気分で元気になります。

 
 
 





フランス語の綴り・響きも、ここが南西フランスである事を感じさせます。フランスの地方言語、オック語圏。
サンセルナン教会、 ジャコバン修道院、オーギュスタン博物館等々、ロマネスクの宝庫。素晴らしい芸術品が街中に溢れます。
 
 
 
 
 
 
 


<キャピトルのアーケード> 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
現代のトゥールーズは大学都市でもあり、文化・芸術面でも独自の面を持っています。ダンスや演劇、建築、現代アートも面白く。

独自の文化圏。パリではない、全く別のフランス。

フランスは地方毎にそれぞれ個性的な顔を持っています。たまらなく魅力的。 Mon grand amour pour Toulouse et la France !




「5月の旅」シリーズはバスクを発ち、いよいよピレネーに入って来ました。トゥールーズにて一段落です。
4週間もの間フランスを転々としたこの旅の続きについては、ゆっくり少しずつ記事を書いて行きたいと思います。そして、別の
旅についても並行して少しずつ紹介して行きます。

 
 
 

 


<レザバトワール近・現代美術館
Les Abbatoirs, espace d'Art Moderne et Contemporain>
 

 


 
 

 
 

 



<CONFIT DE CANARD>

鴨のコンフィはこのあたりの名物、ラングドックの赤と共にテラスで。
夕食時間でも明るいです。

 

 
 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 










<オーギュスタン博物館の回廊 le cloitre du Musee des Augustins>
ロマネスク様式の動物たちの並んでいる光景は圧巻!!
 
 
 
  
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 

 
 
 
 














2014-03-16

作品 / WORKS (「桜、またはアーモンドの花」)




 <桜、またはアーモンドの花>


 
 

 






今年も、いよいよ桜が待ち遠しい季節となりました。

桜の緑茶や桜あんぱん等々、桜グッズに囲まれ始め、少しずつ気分を盛り上げています。 大好きな花を待ち焦がれながら。
ビゴBIGOTの桜のパンは大好き。 この季節になるとお店に走ります。


桜はアーモンドの花と似ているそうです。

シチリアやマヨルカ、地中海沿岸。 南欧の早春に咲くアーモンドの花。 ゴッホも描いています。

和を思わせる桜の花が南欧で咲き誇っているのを想像すると、なんか神秘的。 どんな風景になるんでしょうか? いつか
その季節に訪れてみたいと思っています。

この作品は、まだ見ぬその花をイメージして描いたもの。 タイトルは「桜、またはアーモンドの花」。 南欧をイメージして、
こころもち鮮やかにまとめてみました。







2014-03-08

五月の旅・5 (LE VOYAGE DE MAI) ・ フランスの海について / (ATLANTIQUE / BASQUE) 2


 


 

 

<フランスバスクの旅 Pays Basque・バイヨンヌ(Bayonne)>









<バイヨンヌ、ニーヴ川に映る家並>

 



サン・ジャン・ド・リュズSt.Jean de Luzから列車で20分、その日の宿は隣町バイヨンヌ。 ここも今回が二度目。 少しだけ内陸に入った、
川沿いに広がる古い街。

アドゥール川とニーヴ川、二つの川の合流点に発展した町です。 川沿いに立ち並ぶバスクの建物が水面に映る風景は美しく、
最高に絵になります。

バスク博物館では、様々な特徴的オブジェが見れます。なかなか楽しい街。

サント・マリー聖堂の回廊Cloitreはとても静かです。 回廊は旅では必ず訪れます、大好きな空間。

旧市街の散策や食べ歩きも楽しく。 なんといってもバスクは美食の地。バイヨンヌの生ハムも満喫。 チョコレートも名産で、
様々なショコラティエが並びます。

お菓子はやっぱりガトーバスク。 ソフトなビスケット(タルト)生地にチェリーやカスタード、クレームダマンド(アーモンドクリーム)
をはさんだ素朴な焼き菓子です。

フランスは各地に美味しいお菓子屋さんがいっぱいあります。 バスクでも、ビスキュイやらマカロンやらがウィンドーに山積み。
夕食は「Talotegi」にて。 バスク料理はとても美味。 トマト煮込や生ハム、干しダラの料理も最高!

ここでしばらくのんびりし、その後、山中を数日かけて地中海へ出る事に。 無理せず、のんびりゆっくりと旅を続けます。



 
 
 
 

<バイヨンヌの広場>
 






















<Vieille Ville 旧市街>



 
 
 
 



<サント・マリー聖堂の回廊>
サンティアゴ巡礼路

 
 






<ショコラティエの名店の一つCazenave>

Salon de TheのChocolat Chaudホットチョコレートもおいしい。
ムース(泡)と生クリームたっぷり!



















<バスク博物館にて>
バスクの墓石(?)

 
 
 



<レストランTALOGEGI>

 
 








 
 
 





 
 










 
 







<広場のブラッスリー>


 
 
 






<鉄道駅 Gare de SNCF>





 
 




<川沿いのレストランのテラスにて>
名産・バイヨンヌの生ハム Jambon de Bayonne