2017-08-25

旅(Voyage)・フランスの美しい小さな村へⅠ / ムージャン(Mougins / Mes voyages heureux aux petits beaux villages en France)




<Mougins>












Le serie sur “mes voyages heureux aux beaux villages en France”.
À la village Mougins près de Cannes, que Picasso et des Artistes aiment. C'est un paradis.


南仏の幸せな旅。 コートダジュール、Mougins ムージャン。 ピカソが晩年を過ごした、美しく魅力的な丘の上の鷲ノ巣村。
地上の楽園。

芸術家達が愛した、カンヌ近郊のアート&ガストロノミーの村です。 20世紀前半のフランシス・ピガピアをはじめ、
ピカソやアーティスト、文化人や著名人、映画スターなども滞在した、素朴で長閑な小さな村。
ジャン・コクトーやマン・レイ、サン・ローランやカトリーヌ・ドヌーブ etc.

村はエスカルゴのように、螺旋状に狭い小道がグルグルと続いています。 路地にはたくさんのアトリエが点在。
美食でも名高く、「美食の祭典」も開催されているとの事。
その中の一件、L'Amandier de Mouginsにてのんびりランチ。 ミシュラン二つ星シェフの2件目のレストラン。
ランチは素晴らしいお料理の数々を気軽に味わえます。 南仏のロゼは桜色。
アンドレ・ヴィレールAndre Villers 写真美術館も素敵です。 ピカソやアーティスト達のポートレイト等々、
興味深い展示。

美食でお腹がいっぱいになり、アトリエの点在する路地をグルグルと行ったり来たりしながら、幸せな午後を
過ごしたのでした。


フランスの美しく魅惑的な村々を巡る、幸せな旅。 このシリーズも少しずつ続けて行きたいなぁ、と思います。




























































































































































































































































































































2017-08-18

旅(Journey)・トルコ、イスタンブルについて / Istunbul Ⅱ (Turkey Ⅶ)




<イスタンブルの印象、感じたモロモロ>







<モスクの絨毯> 




憧れのイスタンブルです。
実際に行ってみて、観たもの、感じた事はいろいろありました。

たくさんあり過ぎて全く纏まりませんが、思いつくままに羅列してみました(^^)/ そのうちもっと整理して、
ちゃんとした旅行記にしたいなーーーと思いつつ。




【感動したもの達】

・モスクや宮殿等のタイル装飾が、やはり素晴らしい。

・スルタンアフメド・モスク(ブルーモスク)の内装・タイルと内部の厳粛な雰囲気

・アヤソフィアとカーリエ博物館のビザンツモザイク

・トプカピ宮殿の内装と宝飾

・スレイマニエ・ジャーミー

・チューリップ模様のイズニックタイルの美しいジャーミー「リュステム・パシャ・ジャーミィ」(16世紀)
これもシナンの作品

・ホテルの近くのモスク「キュチュック・アヤソフィア」。ビザンツ教会をモスクに改装した寺院としては最古のもの。



【雰囲気の良かった場所達】

・ボスポラス海峡

・ガラタ橋からガラタ塔あたりの雰囲気。 塔の辺りはコンスタンティノープルだった時には「ジェノバ人居住区」
だったらしい。

・フェリーで渡ったアジア側の雰囲気も良い。 あんなところでのんびり食事をしたい。市場も活気があり、
食堂や商店、アンティーク屋等並んでいて楽しかった。



【その他、楽しかったもの達】

•土産物屋やバザール

•サバサンド

•ギャツビー的なオシャレ・バー(ちょうどディカプリオの「華麗なるギャツビー」を往路の飛行機で観たので^^;)

•港近くの魚料理屋地区

•その他モロモロ



【心残り達(やり残した物事)】

•ドルマバフチェ宮殿やその周辺

•地元の人達が行くような素敵なレストラン
(帰国してから、その頃にイスタンブル在住だった友人に「聞いてくれれば良いお店いっぱい教えたのに―」と
残念がられます^^;)

•トルコの伝統舞踊「セマー」の観賞 (ひたすらグルグル回るらしい)

•もっとダラダラゆったりする時間

•アジア側の更なる散策


(でも、次に行っても、結局は又あの雑踏の中で立ち往生しそうな気がします(笑) イスタンブルってそんな街 ♡)













































































































































<トプカピ宮殿内部> 




































<ガラタ橋>















































<アジア側> 









2017-08-11

旅(Journey)・トルコ、エディルネ / Edirne (Turkey Ⅵ)




<エディルネ Edirne>










エディルネ Edirne。 ヨーロッパ側に位置し、イスタンブルの北西、ブルガリアとの国境近くにある町。
オスマントルコがイスタンブルを陥落させるまで都を置いていたところ。 それ以前はアドリアノープルと
呼ばれていました。

この街を有名にしているのは、世界遺産に登録されているモスク、セリミイェ・ジャーミィ。 オスマントルコで
最も偉大な建築家と言われるシナンの最高傑作。 アヤソフィアより大きいモスクを目指し、イスタンブルの
スレーマニエモスクを建造したものの僅か数メートル及ばず、再チャレンジにて最大記録を達成したモスク
とのこと。 巨大で美しいモスクです。モスクの内部で座り、静かに雰囲気を味わう一時。


イスタンブルから二階建ての長距離バスで3時間弱。 トルコのバスは快適です。

街には由緒ある建物が林立しています。 思ったより観光慣れしていない雰囲気で、町で一番古いエスキ・
モスクでは、その雰囲気に入るのに気が引けたくらい。 モスク内のあちこちに大きく描かれた重厚なアラビア
文字が、信仰の深さを物語っているようです。

エディルネはブルガリアとの国境近く。 アジア側に比べてずっと面積の小さい、ヨーロッパ側のトルコ。
「ヨーロッパ側の田舎町にも行こう」という趣旨もあり選んだのですが、街の印象は、イスタンブルよりも更に
アジアっぽくエキゾチックな筋金入りのトルコでした。

*(ブルガリアやギリシャ等、東欧は私には未知の世界なので、エディルネがトルコ的なのか「最東欧」的
なのかわかりませんが。 それにヨーロッパと一口に言っても、西の果てから東の端までは遥かなる距離で、
歴史も文化も全く違うので、「ヨーロッパ的とは何か」と言うと、別の議論になるかもしれません。 アジアも
同じ事です。 ただ、少なくとも私の中では、エディルネはヨーロッパというよりアジアの香りがしました。)

時間があれば国境を越えてブルガリアの地も踏んでみたかったのですが、近い割にすごく手間と時間が
かかるようであえなく断念。


この都から1452年、オスマントルコの大帝マホメット2世はイスタンブルを目指し出陣。 イスタンブルの西、
カーリエ博物館近くには、この街から続く道の終点に「エディルネ門」が現存します。

歴史については、塩野七海の「コンスタンティノープルの陥落」の知識くらいしかありませんが、読んで
から行くと旅がより楽しめます。

トルコ、イタリアの歴史については、塩野七海や、森川久美を始めとした数人の作家・漫画家の作品でかなり
興味を持ち、情報を得ています。大部分が西欧の立場から見るオスマントルコではありますが。

森川久美の「イスタンブル物語」はとても好きです。 20世紀トルコ独立の中のトルコ人とイギリス人を描いた、
ある程度トルコ目線?(というかニュートラル)な作品。





















<バザール> 





 













<エスキ・モスク>