2017-05-26

旅(Voyage)・北西フランス・ブルターニュ&ノルマンディー ⅩⅣ 最終章・パリ / Bretagne & Normandie/France ⅩⅣ Epilogue (Paris)




<パリ Paris>








<ラルチザンパフューム本店>
L'Artisan Parfumeur Grande Boutique 






今回は、香水ブランド「ラルチザン・パフューム」の本店を初めて訪れました。セーヌ河沿いに程近いGrand Boutique。

大好きな天才調香師・ベルトランBerthrand Duchauffer をはじめ、数々の調香師が使用するショールーム・ラボや
オフィスの見学もさせていただきました。


私にとって、かけがえのないラルチザン・パフューム。
パリでの偶然の出会いから、引き寄せられるようにしていただいた、日本でのいくつかの夢のようなお仕事。
初めてラルチザンに出会ったマレのフラン・ブルジョワ店、そして東京の表参道本店も無くなった今、
ここだけは変わらないで欲しいなぁ。。。


そんな感傷に浸りつつ、そろそろ今回の旅も終わり。
セーヌ川に別れを告げながら、早くも再訪のテーマを心の中で探しながら、帰途についたのでした。
今回のサント・シャペルのように、何か一つずつでも新しい発見をしていきたいな、と。


ちょうど2年前の5月の旅でした。 この季節になると、なんとなくフランスに戻りたくなります(^-^)






コルビジェ展とポンピドゥーセンター


































































サント・シャペル





































































ラルチザン・パフューム





























































































2017-05-19

旅(Voyage)・北西フランス・ブルターニュ&ノルマンディー ⅩⅢ 再びパリへ / Bretagne & Normandie/France ⅩⅢ le retour a Paris)





<再びParisへ>












あっという間のノルマンディー滞在も終了。列車で2時間半でParis、サン・ラザール駅へ帰着。

モネが描いたこの駅も、すっかり近代化されました。(でも、ホームあたりのシルエットは絵のままで良かった!)

スタート地点のMaraisマレに戻り、ほっと一息。 ショッピングしたり、ポンピドーのコルビジェ展を覗いたり、
友人と会ったりと気ままな時間を。

最終日。 Parisでは何か一つは新しい事をしようと、訪れた事のなかった「サント・シャペル」へ。
シテ島に建つ13世紀のゴシック教会堂です。 窓一面のステンドグラスの素晴らしさに圧倒され、しばし時を
忘れました。
Parisには、まだまだ観ていない素敵なものがいっぱいあるんだなぁ。。。

暮らすように、漂うように、いつの日かまたパリに滞在してみたいと夢見つつ。










<サン・ラザール駅>
La Gare St.Lazare 





















<ヴォージュ広場>
Place des Vosges 











<ポンピドーセンター>
Centre Pompidou 





















<街のギャラリーにて> 











<友人と最後の夜を> 




































































<マレ地区、サン・ポール教会> 
St.Paul a Marais























































<モンマルトルの丘から> 
La vue de la Montmartre, Sacre Coeur.











<モンマルトル、サクレクール寺院> 
Sacre Coeur























<モンマルトル、テアトル広場>
Place de Teatre










2017-05-12

旅(Voyage)・北西フランス・ブルターニュ&ノルマンディー Ⅻ サティの家 / Bretagne & Normandie/France Ⅻ Maison de Satie)




<エリック・サティの家>













オンフルールでは、エリック・サティの生家へ。

ピカソやコクトー、その時代の名立たる芸術家達と親交のあった、近代フランスを代表する音楽家です。
その生家は旧市街にある美しい赤いコロンバージュ(木組み)の家。サティはこんなにロマンティックで
美しいところで生まれたんですね。

内部は今は博物館になっています。 サティの奇抜なエスプリを体感できるような、趣向を凝らした面白い展示です。

ゆかりあるオブジェや映像、音楽と共に、ゆらゆらとめぐる不思議な空間。 直筆の手紙や楽譜等々も
展示されています。

入るといきなり、「梨の形をした三つの小品(3 Morceaux en forme de poire)」の展示から始まります。
巨大な洋梨が中からふわふわと照らされながら浮遊しているインスタレーション。 (インパクト強くてびっくり
して、写真撮るの忘れました(>_<)
直筆の手紙や楽譜、サティの音楽を具象化したオブジェも展示されています。

作曲だけではなく、作家、画家としても幅広く活躍したこのサティは、ピカソやコクトー以外にも、ラヴェル、
ドビュッシー、ストラヴィンスキーなど、同時代の芸術家たちと交流し、影響を与え合います。 彼らとの会話
が聞ける展示もあります。


このブログも、サティの家で買って来たアルバムを聴きながら書いています。

心地良いピアノの音色、ジムノペディやグノッシエンヌ等々、とても好きです。 気持ちが落ち着きます。
絵を描く時や作業時のバックミュージックの一つ。

http://www.musees-honfleur.fr/maison-satie.html








































































<オンフルールで見かけた女性
全く関係ないけど、良い被写体だったので^^; サティの家のそばで撮影。