2023-10-26

徒然なるまま、音楽への想いについて。



<音楽について。子供の頃の思い出>














音楽をかけながら、絵を描くのが好きです。

音楽は全然わからず、好きかどうかだけが判断基準。楽器には全く縁がなく、未知の世界。
だからこそ、好きな演奏やアーティストへの憧れがつのります。

音楽で人を癒したり勇気づけたり、その時の気持ちに共鳴したり。そんな事が出来る人々はすごいなぁ、と。




私は音楽とは(絵やスポーツとも)全く関係のない家庭で、何一つ専門的にやらずに育ちました。

でも、最近ふと思い出した事があります。


私の姉はずっとピアノをやっていました。高校時代には、歌手を目指しているクラスメイトとバンドを組んでいて、
二人は頻繁に私の家(鎌倉)で練習していました。

そのお友達の、あまりに素晴らしい歌声を聴きながら、小学生の私は(分からないなりに)心を震わせ。

二人に隠れてピアノの横の階段に座り、こっそりとジワっと感動していました。時には何故か泣きたくなりながら。
姉の伴奏で歌う、「美しい音」という名を持つ彼女の声の美しさに。

ハイファイセットや「翼をください」など、未知の「大人の世界」もそこで垣間見ました。



彼女はその後、プロの歌手となりCMソングを中心に歌い、「コマーシャルの女王」として一世を風靡しました。

誰もが知る素晴らしい活躍、テレビで彼女の声を聴かない日がないくらい。
(今はもうCMはやっていないけれど、”MINEHAHA”という、ずっと語り継がれる伝説的な歌手となりました。)



その事を、ほとんど忘れかけていたのだけれど。

最近ライブでいろいろなアーティストの生の歌声を聴き、心が震えると思い出します。

小学生の時、日常的にそんな贅沢な経験をしていた事。そしてそれを「当たり前」と思っていたのだと。

一瞬でいいからあの頃に戻って、あの素晴らしい歌声をもう一度生でゆっくり聴いてみたい。と思う今日この頃。
子供の頃に刷り込まれた貴重な思い出や感覚は、一生の宝物になるのかも。

そして、その貴重な時期を今から取り戻すには間に合わないけれども、せめてこれからは、一つ一つの経験を
大切に味わいたいと。


いつか彼女のコンサートに行ってみたいと思っています。人生は思っているほど長くはないかもしれないので、
急がなければ。



(本文とは関係ありませんが、鎌倉の写真をアップします。子供の頃から親しんだ風景。
最初の写真は鎌倉の夏みかん。この子達は、雑司ヶ谷フレンチ・レストラン「オー・ボン・コワン」で
マーマレードになりました。)