2018-05-25

旅(Viaggio)・冬のイタリア(Nord Italia in inverno)Ⅳ<イタリア・モンタルチーノ/Montalcino>





 


<MONTALCINO>










さて、少し前の旅に戻ります。

2014年の年末、Veneziaからトスカーナの旅について。パトヴァでのんびりした後、今回も拠点となる街・
フィレンツェへ到着。ここからトスカーナの田舎へ向かいます。ワインの里モンタルチーノと、シエナへ。

Montalcinoモンタルチーノ。赤ワインで名高いトスカーナの村。Sienaからバスで行きます。いつか訪れようと
ずっと思っていた場所でした。バローロと並びイタリアの名ワインとして名高いブルネッロはここモンタルチーノの
ワインです。

フィレンツェからシエナ経由で到着したその日は、風の強い晴れた昼下がり。山奥の村をワインを試飲しながら
散策するのに絶好の^^;天気でした(=寒さに酔いも冷める^^;)。

村外れの城跡には素敵なエノテカがあり、そこでたっぷり試飲した後で城壁の上を散歩出来る、という環境。
(もう飲まないと寒くって。。。)
城壁の上から一望出来る村の景色は、ワインと同じくらい素晴らしいものです。

このエノテカ、6種のBRUNELLO試飲という夢のようなコースもあり、飲み比べも出来ます。美味しかったと
いう事しか覚えてませんが^^;(その場では違いが分かる気もしたけど)。

可愛らしい家並と小さな市立博物館。それにたくさんのエノテカからこの村は成り立っています。村全体が
エノテカのようなところ。
有料試飲出来る店もあり。カードを買って様々な種類を少しずつ味わえる画期的なシステムです。トスカーナの
名だたるワインが味見出来ます。ブルネッロはもちろん、キアンティ、そしてSassicaiaサシカイアも!

ミシュラン掲載のレストランを併設するホテル「il Giuglio」はこじんまりした旅籠のようなプチホテルでした。
残念ながらレストランはお休み(>_<) 開けてくれるってメールで約束してたのにーーー

でも、紹介してもらって行ったRe di Macchiaもとてもフレンドリーで美味でした。

翌朝は、バスにてSienaへ戻り、いよいよ年越しのカウントダウンを迎えます。









































































































































































































































































































































2018-05-18

旅(Voyage)・2018年 新年の旅(Vacance de Nouvelle An 2018)ⅩⅤ・パリの香水博物館





<パリ・香水大博物館 Le Grand Musée du Parfum









イルミネーション煌めくシャンゼリゼ大通りから少し入ったサントノーレ界隈に出来た、アカデミックで
ラグジュアリーな、新しい博物館です。

最新の技術とわかり易い展示、インスタレーションを通して、「香水の歴史」「嗅覚のひみつ」
「調香師のクリエーション」という3つのテーマで香りにアプローチしていく博物館です。

香水に纏わる古代からの美しいオブジェと共に、体感出来る様々なインスタレーションも、アカデミック
でありながらオシャレで優雅な世界を作り出しています。
香水という、アートと化学の融合。


香水大博物館
Le Grand Musée du Parfum
73 rue du faubourg Saint-Honoré 75008 Paris
http://www.grandmuseeduparfum.fr


(以下、複数のWEBを参考に、主な展示の説明を少し。)

展示室は地下から3階まで。

1.「香水の歴史」(地下1階)

歴史的人物の香りと愛にまつわるエピソードや、古代、中世、近代と歴史の中での香りについての展示が、
香水壷や装置、オブジェなどと共に楽しめます。オブジェ展示のみではなく、実際に香りを体験する事が
出来る、楽しい展示です。古代エジプトで儀礼に使われたミルラや、再現された最古の薫り「キフィ Kiphi」、
17世紀の世界初の「オーデコロン」の香り等々を嗅ぐ事も出来ます。近代~20世紀のポスターや写真、映像、
モードなど、香水の栄華と発展を垣間見れる展示も。



2.「嗅覚のひみつ」(2階)

様々な香りの秘密、技術的な説明が興味深いです。
特に面白かったのは、私の大好きな薔薇の香り。人の嗅覚が「ローズ」と感じるには、わずか3つの香料を
混ぜて出来るという事。(自然のバラは400種類以上の芳香物質から成るそうですが。) そのからくりが、
嗅覚と脳のメカニズムによって解明されていました。

他にも、技術的な説明がわかり易くされていて、とても楽しめました。


3.「調香師のクリエーション」(3階)

こちらでは、様々なインスタレーションの装置で香りを楽しめます。

様々な調香師が創り上げた香りを嗅ぐ事が出来るものや、代表的な25種類の原料を一つひとつ嗅ぎながら
その原料のエピソードを聞く(日本語あり)という装置もあります。インスタレーションそのものが、
現代アートのような、不思議な空間。


1階には様々な香水やグッズの並ぶミュージアムショップもあり、何とも優雅な世界。
シャンゼリゼの散歩、フォーブル・サントノーレのショッピングと共に立ち寄ると、束の間の優雅で
ラグジュアリーな時間が過ごせますよ。(笑)












































































































2018-05-11

旅(Voyage)・2018年 新年の旅(Vacance de Nouvelle An 2018)ⅩⅣ・最終章、 パリ






<そしてパリへ>













2018年の最初の旅、最終章。 イタリアを満喫した後、終盤はやっぱりParisで。

今回は、いつものマレ地区ではなく、カルチェ・ラタンに宿をとり、左岸を中心に。

何もしない旅。 カフェでボーっと寛ぎ、ひたすら散策して過ごしました。
(後は少しのショッピング。パリはセールが始まっていました^^;)

夕暮れからの散策は、イルミネーションが美しいです。 マレをブラブラした後で、シテ島・ノートルダムの
ライトアップを楽しみ、カルチェ・ラタンまで戻ったり。

それでもどこか一ヶ所だけ、と、2016年12月にオープンしたという「香水博物館」を訪問。 パリではやっぱり香水です。
久々のシャンゼリゼ、サントノーレ界隈は、イルミネーションが煌めき、ちょっぴり優雅な気分。
博物館は、ラグジュアリーでアカデミック、おしゃれな空間でした。 (博物館の説明は次の機会に)


今年最初のパリは、雨が降ったり止んだりのお天気でした。
それでも、カフェに座っているだけでパリを感じる。 やっぱり良いなぁ。 と、ジワっとしつつ。

こんな感じで2018年も続いて行くのでしょう。





<リュクサンブール公園 Luxembourg>

























































<Hotel Design Sorbonne> 
カルチェラタンのホテル、「デザイン・ソルボンヌ」。
ソルボンヌ大学前。












<ホテルのサロン> 











<ソルボンヌ前のカフェ> 











<パリに到着したら、まずは鴨のコンフィと赤ワインを♪> 






















<St.Sulpice サン・シュルピス教会>












<ワインバー、L'Avant Comptoir>


オデオンの近く、外から気になっていたこの店は、魚介を中心としたワインバーでした。
カウンターがほとんどの、素敵なお店。生牡蠣と白ワイン、黄金の組み合わせ♡




























<メトロ駅の広告> 











<マレ地区のセレクトショップ、メルシー”Merci"> 











<マレ地区にて> 











<マレのワインバー、ラ・ベル・オルタンス”La Belle Hortense"のカウンターにて。>










<奥は本を読みながらゆっくり出来る空間> 














































<タルタルステーキ>
マレのカフェ、Au Petit Fer de Chevalにて 






















































<ソルボンヌ大学>