2017-02-24

旅(Voyage)・北西フランス・ブルターニュ&ノルマンディー Ⅳ ヴィトレ / Bretagne & Normandie/France Ⅳ Vitré)





<Vitré ヴィトレから再びレンヌへ>














翌朝は、早起きしてFougèresフージェールから7時半のバスに乗り込みます。 40分で次の町ヴィトレVitréへ。

ここも中世の城のあるブルターニュ的な美しい街。フージェールが坂の多いところだったのに比べ、ヴィトレは
もっと平坦で歩きやすい印象。 旧市街とお城、コロンバージュの建物が並ぶ路地。 城壁に囲まれた可愛らしい
街です。

色とりどりのコロンバージュの建築は、傾いたり歪んだりしていて、お互いに支え合うようにして建っています。
この風景、いつか描いてみたいな。


ここから列車で30分、この日の宿レンヌへ戻ります。

午後は再びレンヌを散策、そしてガレットとシードルの昼食。 旧市街のサン・ジョルジュ通りのCreperie
"la Ville d’Ys"にて。 この通りや聖堂近くのサンミッシェル通り、ギヨームSt.Guillaume通り界隈、そしてジャン・
ジャケ広場はコロンバージュの建物が美しく良い雰囲気。 重厚なBretagne高等法院も見学しました。

Rennesは学生の多い街で、普通にショッピングも出来る生活感のある小都市です。 「フランスで住み易い街」の
上位にも入っているところ。 このくらいの規模の町って、暮らし易そうで良いですね、パリにも近いし。

そうやって、コロンバージュとリンゴ酒の旅は続くのでした。



ヴィトレ Vitré 
































































<手前はケルト十字をデザインした看板> 












































































































レンヌ Rennes




























































2017-02-17

旅(Voyage)・北西フランス・ブルターニュ&ノルマンディー Ⅲ/ フージェール(Bretagne & Normandie/France Ⅲ Fougères)



<フージェール Fougères>












フージェールは千年の歴史を持つ古い要塞都市。 
その昔はブルターニュ公国の玄関となっており、城塞と街が残ります。

石造りの堅固な建物と城塞。この男性的で厳めしい佇まいとチャコールグレーっぽい色味、そして屋根の造りが
ブルターニュを感じさせます。 お城のある小さな街並みは、まるでお伽の国のよう。

起伏の激しい町。下りたり上ったりしながら、何周もして散策を楽しみました。 木骨組の家並、グレーの屋根と
石の建築。 とてもブルターニュ的です。

お城や街をたっぷりと満喫した後、お城の前の”Anne Bretagne”でシードル休憩。 シードルはBOULE ブール
(お椀)で出されます。 心地よい午後。

夜になると街は寝静まり、人っ子一人いない景色に仄かにライトアップされた城が幻想的。 あまりに人がいない
ので、夕食後の散歩も早々に、宿へと戻ったのでした。 (人一人と猫にしか会わなかった。。。)


久々のブルターニュの旅。 心なしか仄かにケルトの香りがする気も。 この辺りではあまり影響は感じませんが。
ケルトの独特な文化を満喫する為には、ブルターニュ半島のもっと西の端、フィニステールの方まで行かなければ
ならないのでしょう。 未達の土地。 いつの日か訪れたいと思っています。


































































































































 

































































2017-02-10

旅(Voyage)・北西フランス・ブルターニュ&ノルマンディー Ⅱ/ レンヌへ(Bretagne & Normandie/France ⅡRennes)







<ブルターニュ・レンヌへ>













Parisに一泊した翌朝。9時過ぎのTGVにてブルターニュの玄関口、レンヌRennesへ向かいます。

朝8時半のパリ・モンパルナス駅。 まずはポールPaulのスタンドで、カフェ・オレとショコラ・プリエ
Pliés au Chocolat の朝食を。 駅のスタンドで取る朝食は久々です。旅の始まりを実感出来て
ワクワクする、大好きな一時。

さて、TGVに乗り込み、一路Rennesレンヌへ。

Rennesは学生の街でもあり、大きな町ですが、ブルターニュ公国時代の歴史的建物や、15-16
世紀からの旧い木骨組(コロンバージュ)の建築が並ぶ、住み心地良さそうなところ。かの有名な
モン・サン・ミッシェルへの起点となる街として、多くの観光客が訪れます。 歴史と文化遺産、
そして音楽の祭典でも名高いところ。

ブルターニュと言えばガレット!という事で、Creperie“La Rozell”にて蕎麦粉のガレットとやはり
名産のリンゴ酒シードルで昼食。 ワインを作っていない(葡萄が無い)ノルマンディー&ブルターニュ
の旅、今回はシードルがお供です。 ワインよりずっとアルコール度数が低いので、お昼に飲んでも
大丈夫!(??)

そして街を一通り散策し、バスにて一時間のFougèresへ。本格的に田舎周りの始まりです。
































<レンヌの町並>
川向うが旧市街。
































































<友人の手作りマスコットと共に撮影。旅のお供。> 






























































<ブルターニュ陶器>
















<ブルターニュ高等法院の内部> 


























<宿泊したホテル「GARDEN」> 










<レンヌ国鉄駅>