2017-08-04

旅(Journey)・南仏から北イタリア、そしてスイスへ(ワインと食編)Ⅱ





<南仏→コモ→スイスのワイン旅>








<ベルン、ローゼンガルテンより旧市街を臨む>
Bern/Rosengarten








【ティチーノ州・ロカルノ Ticino/Locarno】

北イタリアから、スイスへ入りました。 イタリア語圏、ティチーノTicino州。

イタリア的湖畔リゾート&映画祭の街ロカルノで、スイスの地ワインを初トライ♪すっきりフルーティーで美味♡ 
手打ちラヴィオリとギリシャサラダ(オリーブとカッテージチーズ入り)と共に。

湖水地方の旅、ここはマジョーレ湖。 湖畔はいいなぁ。

ケーブルカーとゴンドラで山頂に上ると、マドンナ・デル・サッソ(Madonna del Sasso)教会とマジョーレ湖の
美しい景観が臨めます。 遠くにはアルプスも。 暑い暑い日々ですが、ここまで上がって来るとさすがに涼しい
です。
ここら辺では、メルローMerlot から赤も白もロゼも作るみたい。











































<ケーブルカーの駅のポスター>
スイスはワイン大国!












<「ロゼ・赤・白ともメルロー」のポスター> 








【ティチーノ州・ベリンツォーナ Ticino/Bellinzona】


三つの古城を持つ世界遺産の街ベリンツォーナ Bellinzona。

ディナーはレストラン「コロナ Corona」にて。 通りがかりに入ったけど、とっても美味しくていい感じ。
テラスはカジュアルですが、ちゃんとしたリストランテだったみたい。


スイスの地ワインを引き続き♪  赤はメルロー。 白はなんだっけ??(笑) フルーティーな辛口。

ズッキーニの花のファルシ、サルシッチャSarciccia(ソーセージ)のラグーのパスタ。
デザートはシチリアの甘い甘いデザート「カッサータ」。

古城の街の夜も、ライトアップされて静かに更けて行きます。

http://www.ristorantecorona.ch/










































【ベルン Bern】


そして、いよいよドイツ語圏へ。 スイスも本番という感じ。

(ドイツ語専攻だったのに、全部忘れて完全アウェイ状態。 このままイタリア語で通したい。。。。)



ベルンBernにて。 バラ公園Rosen Gartenから旧市街の眺めを愛でながら、薔薇色のスイスのロゼを。

ウイユ・ドゥ・ペルドゥリOeil-de-Perdrix。フルーティーでベリー感の強い、上品で素敵な辛口。
ヌーシャテル州(フランス寄り)特産の個性的なロゼ、ピノ・ノワールPinot Noir 100%。 あちこちでグラスで
出してくれます。 「山ウズラの目」という意味ですが、そんな色なのかしら??

ここローゼン・ガルテンのレストランも、なかなか人気のようです。 今回はティータイム(ワイン)だけ。













ランチは旧市街Münster Gasseのレストラン”METZGERSTÜBLI”にていろいろな種類の具のサラダを。 美味しいです。
白はヌシャテルのAuvernier 。 飲み口が一瞬ピリッとする、爽やかな白ワイン。

http://xn--metzgerstbli-llb.ch/





































夜はその近くの"Schnitzel Frohsinn"にてSchnitzelシュニッツエル(仔牛のカツレツ)をいただきました。
お肉は叩いて薄く伸ばしてあるので、巨大な割にはボリュームは大丈夫ではあります。が。。。

ワインはChiaramonte, Nero d’Avola。

(スイスワインを頼んだら出て来た。ブドウがNero d’Avolaだから南イタリアじゃないの?って聞いたけど、
「スイスのだ」と言ってた。 ふーん、スイスでもNero d’Avola作ってるんだーーって思ったけど。
でもやっぱり、Chiaramonteはたぶんシチリアのワイン?^^;)

































































【チューリヒ近郊・バーデン Baden(Zürich)】



そして、ベルンからチューリヒ方面へ。 近郊の温泉の町、バーデンに宿泊。
Badenとはドイツ語で「入浴・温泉」の意味で、ドイツには有名なバーデンバーデンという町があります。

ホテルはAtrium Hotel Blume。 家族経営っぽいゆったりした雰囲気で、スパもついてます。

レストランでサラダ、Zürich料理の仔牛と鱒を。思ったより重くなく、とても美味しくいただきました。

ここでのワインは、ソムリエ曰く「近くの山で採れた葡萄で作っている」地ワイン。 赤白ともフルーティーな
辛口で美味しいです。 ピノ・ノワール、美味しい!


白AMMONIT Rivaner Eigengewaechs, 2016 Wettingen
赤AMMONIT Pino Noir Eigengewaechs, 2014 im Eichenfass ausgebaut, Wettingen



































































【チューリヒ Zürich】


そしてチューリヒZürichにて。
湖が心地よい都会、スイスの中心。しばし素敵な時間を過ごしました。

ランチは通りがかりのレストラン「Restaurant- Boucherie AuGust」のテラスにて。お肉料理の美味しい
オシャレなお店。スペシャリテのソーセージと、仔牛のサラダ、美味!

≪Wiedikerli≫, a local sausage – Butchery Keller, Zurich (Boiled beef salad Beef, vinaigrette)

ここではやっぱりピノ・ノワールPinot Noirの赤を。スイスのピノ、気に入りました♡
Truttiker Pinot Noir «Selection Schwander» winery Zahner – Zurich, Switzerland

































































ついでにチューリヒ空港にて、最後のピノ・ノワールの赤を。
Medilener Blauburgunder,AOC, Zürich see















以上、スイスの旅・ワイン編でした。

スイスワイン、秀逸です。グラスでカジュアルなものしかトライ出来なかったけれど。 ヌシャテルをはじめ
フランス寄りや、チューリヒ辺り。 ピノ・ノワールが美味しい。
イタリア語圏Ticino州辺りに多いメルローの赤も良いし、白もフルーティーな辛口で爽やかなものが多くて
スイスっぽいきれいな雰囲気。 シャスラーやシャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン。 そしてピノのロゼ、Oeil-de-Perdrix。

ワインは詳しくないけど、とにかく好きです。 ご当地で地ワインを味わう旅。 良いものです。


スイスは実はワイン大好き国。 スイスワインはあまり日本では聞かないけれど、とても上質で美味しいようです。
なんであまり国外に出ないかと言うと、自国でほとんど消費してしまうからとの事(+足りないので輸入している)。
「スイスワインは貴重だからしっかり楽しむべき」と、出発前にソムリエさんに教わって、スイスワインを目指して
まっしぐらの旅(^^;  その割に銘柄とか葡萄とかほとんど聞かなかった(>_<)

出来るだけ地元に近いワインを選ぶようにしてみました。でもほとんど気分だけど(笑)

ご当地でしか飲めないと、ついついワイン三昧。普段はここまで飲んでばかりじゃないんですけどねー(笑)


以上、旅をワイン目線でご紹介してみました。次回のワイン話はもう少しグレードの高い記事にチャレンジ
したいと思いつつ、今回はこんな感じで m(__)m