2015-05-21

旅(Viaggio)・シチリア、ヴァル・ディ・ノートについて (Val di Noto, Sicilia)






<シチリア、ノート渓谷 Val di Notoについて>







<シクリ Scicli> 




VAL DI NOTO(ノート渓谷)。

シチリア東部の後期バロック建築の地区です。 「ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々」として
2002年に世界遺産に指定されました。 ラグーザ、モディカ、ノート、カルタジローネ、ミリテッロ・イン・
ヴァル・ディ・カターニャ、カターニャ、パラッツォーロ・アクレイデ、シクリの8つの街。
(Ragusa, Modica, Noto, Caltagirone, Militello in Val di Catania, Catania, Palazzolo Acreide, Scicli)

1693年にエトナ山噴火による大地震により全壊、又は壊滅的被害を受けましたが、その後この小さな町々は、
(その頃ヨーロッパで一大ムーブメントとなっていた)後期バロック様式を徹底的に取り入れた新しい都市計画に
よって、奇跡の復興を遂げました。被害を受けた旧い地区を復興したり、近くに全く新しい街をつくったり。

この町々は、「シチリアン・バロック」とも異名をとるデコラティブでドラマチックな後期バロック建築様式で
造られています。
シチリアの太陽の下、統一感あるバロックで彩られた整然とした街並はとても魅力的。美しく力強い街々。


シチリアは、東部と西部のコントラストも魅力的です。

パレルモを始め西部では、ギリシャ・ローマからビザンチン、バロック、ノルマン、アラブ、等々三千年もの歴史の
痕跡が混在しています。それに対して東部では、バロックで徹底的に統一された整然とした街並みがみられます。

シチリアの旅の際は、その両方を味わいながら、あちこちに点在する魅力的なリゾート地で羽を休める、
というのが最高でしょう^^


* (以下はサイトから引用)
世界遺産の登録基準となったのは、「人類の創造的傑作を表現する傑作」「建築・技術・町並みの計画、
景観デザインの発展などに関し、人類の価値の重要な交流を示すもの」と言った人類の英知とエネルギーを
感じさせるもの。









<Scicli> 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


<Caltagirone> 
 
 
 

 

 


<ラグーザ Ragusa> 
 
 
 
 
 
 
 



<ラグーザ Ragusa> 
 
 
 
 
 
 
 


<ラグーザ Ragusa>
 

 






 


<モディカ Modica>
 











<モディカ Modica>
 









<パラッツォーロ・アクレイデ Palazzolo Acreide>
 
 
 
 
 
 
 
 


<パラッツォーロ・アクレイデ Palazzolo Acreide>  
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<ノート Noto>  
 
 
 
 
 
 
 


<ノート Noto>  
 
 
 
 
 
 
 

<カターニア Catania>