<南仏・マントン>
<丘の上から旧市街と海を臨む景観> |
南仏・マントンは、イタリアとの国境に程近い美しい港町。
2月に開催されるレモン祭 Fête du Citron でも名高い、風光明媚な町です。
太陽に恵まれた土地は南国植物で溢れ、レモン栽培も行われています。
フランスというよりも、まるでイタリアであるかのような空気感。独特の雰囲気を持つ明るい街です。
古くからの歴史を持つこの町はイタリア・モナコの支配下にあった後、19世紀後半にフランスに帰属しました。
19世紀末からはヨーロッパの王族・貴族の避暑地としても発展しました。
迷路のような旧市街と、美しいバロックのサン・ミシェル教会。
丘の上の墓地近くからは、旧市街越しに海を臨む、美しいパノラマが楽しめます。マントンに行くと必ず訪れる、大好きな場所。
海と空のコントラスト、水平線が息をのむほど素晴らしい景観です。
ラルチザン・パフューム(フランスの香水メゾン)とのコラボ(2010〜13年)でも、この町がモチーフの一つとなりました。
何度も訪れている、イタリアの香りのするフランス。 今までも、そしてこれからも、私の大好きなモチーフです。
<マントンへのアクセス>
ニースから鉄道でモナコ・イタリア方面(Ventimiglia行)に約40分(30分〜1時間に1本程度)、またはバス。
イタリアVentimigliaからニース方面の鉄道で約20分
海と空のコントラスト、水平線が息をのむほど素晴らしい景観です。
サン・ミッシェル教会 |
数年振りに訪れた2023年。 ハーバーから旧市街にかけての地区は新たに整備されて、 ますます居心地良くなっていました。 |
文化と芸術の街はまた、ジャン・コクトー所縁の地でもあります。
二つのコクトー美術館と、市庁舎にある「結婚の間」では、素晴らしい作品が見られます。
二つのコクトー美術館と、市庁舎にある「結婚の間」では、素晴らしい作品が見られます。
市庁舎の「結婚の間」 天井や壁全体にコクトーの作品が描かれています。 |
奥に見えるのが、城砦跡のコクトー美術館 |
新しいコクトー美術館。 様々な企画展も開催されます。 |
最初にマントンを知ったのは何十年も前、一枚の写真から。港から臨む旧市街の遠景でした。
その印象的な景観をいつの日か見たいと憧れ続け。その想いを果たしてから、何度も訪れています。
この町を描く時には、薫り高いレモンとオレンジを感じながら、溢れる色彩に想いを馳せて。
ラルチザン・パフューム(フランスの香水メゾン)とのコラボ(2010〜13年)でも、この町がモチーフの一つとなりました。
何度も訪れている、イタリアの香りのするフランス。 今までも、そしてこれからも、私の大好きなモチーフです。
(次回の個展では、マントンを描いた作品も出展予定です。お立ち寄りいただければ嬉しいです。)
<「色彩の旅 2024 〜海へ~」”le retour à la mer“ les Voyages des Couleurs 2024>
日時:2024年9月26日(木)~10月1日(火)11~18時 (最終日は17時まで)
場所:「水平線ギャラリー」www.suiheisen.net 鎌倉市御成町5-6-1B JR・江ノ電鎌倉駅西口・徒歩3分
場所:「水平線ギャラリー」www.suiheisen.net 鎌倉市御成町5-6-1B JR・江ノ電鎌倉駅西口・徒歩3分
<マントンへのアクセス>
ニースから鉄道でモナコ・イタリア方面(Ventimiglia行)に約40分(30分〜1時間に1本程度)、またはバス。
イタリアVentimigliaからニース方面の鉄道で約20分
* 2023年の Fête du Citronの写真も数枚アップします。この年のテーマは “Rock & Opera”でした!
(レモン祭りは、毎年2月に、ニースのカーニバルと同時に開催)