2020-11-13

旅(Voyage)・ モロッコ(Maroc)Ⅺ / エルジャディーダⅠ(El Jadida Ⅰ)




<エル・ジャディーダ(アル・ジャディーダ)El Jadida>














エル・ジャディーダ。モロッコに最後に残ったポルトガル要塞のある町。カサブランカの西、列車やバスで
1時間程度の海沿いの町です。

16~18世紀にポルトガル支配下にあったこの町にはポルトガル風の建物も多く、塁壁に囲まれたこじんまりと
した旧市街には昔の建物が残っています。ポルトガル貯水槽や教会、そして稜堡。世界遺産にも登録されています。

現代では、白い建物とヤシの並木の続くビーチ・リゾート、ヨーロッパの人々に人気があるそうです。
私が訪れた1月は、観光客はほとんど見かけず、地元の人々が長閑に暮らしていました。


まずはポルトガル貯水槽へ。

小さな扉を入ると、地下に広々としたゴシック建築の空間が広がります。アーチの柱が美しい。
少しだけ差し込む光が幻想的な効果を与えています。見学者も数人、そして管理人の猫。とても静か。 






















その後は、こじんまりとした旧市街や城壁の上を散策したり、観光客の全くいない市場をうろうろしたり。 


普段着のモロッコ。同じ海辺のリゾートでもエッサウィラとは全く違う、何というか筋金入りっぽいアラブな
雰囲気なのは、シーズンオフだったからでしょうか? 
































































































































宿はリアド「Soleil d’Orient」ソレイユ・ドリエント。想像通り、優雅で雰囲気あるリアドでした。夕食も期待通り!

貯水槽・スークには近かったけれど、中心地からは少し外れていたのもあり。あまり外をうろつかず、
リアド・ライフを楽しみました。 慣れないモロッコ一人旅は、やはりリラックスを求めがち。
気を張っているせいかな(笑)

そうしていよいよカサブランカへ。この旅最後の目的地。気を引き締めなければ。