2020-07-31

旅(Viaje)・北スペイン~ポルトガルへ(desde Norte Espana hasta Portugal) Ⅷ ~Porto ポルトⅡ






<ポルト・ドゥオロ川>













川岸のカイス・ダ・リベイラ地区まで下りると、そこはリゾート的な雰囲気です。
レストランが立ち並び、ドゥオロ川クルーズも楽しめます。私はここでポルトガルの緑のワイン
「ヴィーニョ・ヴェルデ」を飲むのが好き。

ドン・ルイス一世橋を渡って反対側の岸「ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア」へ。
こちらは、ポルトワインの蔵が林立する地区。SandemanやCalem等々、見学・試飲も出来る楽しい場所。
こちらからの旧市街の眺めは絶景です。パラソルの下でポートワインを楽しみながら、旧市街を眺める
至福の時間。

ドン・ルイス一世橋は上部と下部があり、どちらを通ってもヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアと行き来出来ます。
下部を通ると向こうの川岸はすぐ。
上部を通ると高台のノッサ・セニョーラ・ド・ピラール修道院へ→ロープウェイ(又は徒歩)で川岸へ。
ワイナリーの上空を通るこのロープウェイ、なかなか楽しい♪ちなみに、サン・ベント駅からのメトロは
この橋を通っています(地上を走る)。

散策やショッピングも楽しい街。
「世界で一番美しい書店」の1軒に選ばれている「レロ・エ・イルマオン」Libraria Lello & Imrmaoや、
雑貨店「ヴィダ・ポルトゲーザVida Portuguesa」等々。建物も素敵です。

再訪のポルトでは、あくせく観光せず散策して街並みを楽しむのがメイン。
美術館とかワイナリーは時間切れで入れませんでした。。。

美しいアズレージョ、どこまでも古びたクラシックな街並み、大好きな、いつも心に描いている街。







<ドンルイス一世橋>
人もメトロ・トラムも通ります。
この橋は上下それぞれ通れます。





















<ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア側から見た旧市街>










<レロ・エ・イルマオン」Libraria Lello & Imrmao>










<レロ・エ・イルマオン」Libraria Lello & Imrmao>
































































<カイス・ダ・リベイラ>



































































































<雑貨店「Vida Portuguesa」の石鹸>
ポルトガルは石鹸もお土産に♡







2020-07-24

旅(Viaje)・北スペイン~ポルトガルへ(desde Norte Espana hasta Portugal) Ⅶ ~Porto ポルトⅠ




<ポルト>












さて、ポルトです。北ポルトガルの中心都市、歴史ある町。ポルトガル発祥と言われる地方。

想い出深い、美しい街。何度描いたことでしょう。私の永遠のモチーフ。
アズレージョで彩られた旧き良き美しい街並にはトラムが走り、時間を越えて旅人を惹きつけます。

Valença do Minhoから列車で2時間ちょっと。
久々のサン・ベント駅。アズレージョで彩られた壮麗な駅舎です。この駅を観るだけでも訪れたい
ところです。
駅は旧市街の丘の上部にあります。今回はこの近くに宿をとり、ここを起点に観光。旧き良きホテル
「Paris」に宿泊。

世界遺産ともなっている旧市街は、ドウロ川岸の丘陵地に築かれた坂の街です。平地があまりない
印象。
川を挟んで向こう側は、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区Vila Nova de Gaia。ポルトワインの蔵が
林立する地区。

1日目は市庁舎やアズレージョの美しい教会が多い上の地区、2日目は、カイス・ダ・リベイラへ
向かって下の地区中心に。
前回(1996年)一通りの観光はしたので、今回は欲張らず、のんびり散策します。







<ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア側からの旧市街>











<旧市街の坂の上から>










<San Bento サン・ベント駅>



















<Don Luis Ⅰドンルイス一世橋の上から、
ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアを臨む>












































<クレゴリウス教会>

































<カテドラルSEの回廊>


















<大聖堂前広場にて>
この柱はペロリーニョ(罪人の晒し柱)。。。
ポルトガル全土でみられます。 

































































<Hotel Paris>






2020-07-17

旅(Viaje)・北スペイン~ポルトガルへ(desde Norte Espana hasta Portugal) Ⅵ 国境の街々 Ⅱ ヴァレンサ・ド・ミーニョ Valença do Minho






<Valença do Minho ヴァレンサ・ド・ミーニョ>















ヴァレンサ・ド・ミーニョは、強固な何十もの星形要塞に囲まれた町。

17世紀のフランスの著名な築城家、ヴォーヴァンの城塞との事。内部には普通のポルトガルの暮らしがあります。
やはり観光客はスペインからが大部分との事。
ポルトガルの普通の小さな町、典型的なポルトガルの街並。でも、この強固な城壁は壮大な歴史を感じさせて、雰囲気満点です。



スペインとポルトガル、川を隔てただけで建物の雰囲気が違います。

スペインは黄色い石造りの重厚な建築で、シンプルなものが主流。ポルトガルは真っ白な壁が灰色の石で縁取られており、
タイルが外壁にも使われています。縁取っている石の曲線がデコラティブで独特。

この違いはどこから来るものなんだろう?そこらへん、今度調べてみたいなぁ。



ポウサーダは丘の上、ホテルのテラスからミーニョ川とトゥイの絶景が見渡せます。
この眺めを満喫し、夕食はポルトガル料理を。そして翌日から、ポルトガルの旅の始まり。