2014-08-29

旅(Viaggio)・南イタリア・オトラント / プーリア(Otranto / Sud-Italia)




<プーリアPugliaの旅 ・ オトラントOtranto>






 


 
 

Atsuko K.の旅の記憶。

バカンスの季節。 夏の南イタリア、プーリアへ旅をしました。
海はどこまでも碧く。 アクアブルーとターコイズ、コバルトブルー。 様々な青の色彩が、鮮やかに模様を作っています。
空も水も空気も、すべてが一体となって、旧い街並を包み込んでいました。

遠くには、白い家並が一本の線となって続き、セルリアンブルーの空とウルトラマリンの海の境界線となっているのが
見えます。

このあたりは、遠い昔から東方との交流も盛ん。 種々の文明の痕跡が混在しています。 真っ白な小さい街々が、
他のイタリアとは違う独特の雰囲気を醸し出しています。 美味しい食材でも有名な地方。


Otrantoオートラント。

11世紀のプーリアロマネスク様式の大聖堂と、イタリアでも有数の美しい海で名高い南イタリアの町。 イタリア半島
南東端、長靴の.踵の先っぽにある、ギリシャの植民地からの旧い歴史を持つ小さな町です。
夏はのどかなリゾート地でもあります。
旧市街を取り囲む城壁は、海を見渡せる心地よく静かな遊歩道となっており、レストランも点在。

ぶらぶらと散策し、美味しいロゼワインと海の幸などいただきながら、ただひたすら海の美しさを堪能するのは、
至福のひととき。 波の音にゆられ、半分海の中を漂っている気分。

素晴しい大聖堂と旧い街並、美味しいワインと食べ物、そして美しい景色。 幸せな幸せな南イタリア。

数々の旅の欠片を、また少しずつ拾い集めています。
























 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 









2014-08-22

旅(VOYAGE)・バラ色の日々@南仏プロヴァンス (LA VIE EN ROSE, EN PROVENCE)





<LA VIE EN ROSE, EN PROVENCE  バラ色の日々@プロヴァンスにて>




 


<カヴァイヨンCavaillon> 





プロヴァンスの田舎の幸せな旅。いつも、何度でも、戻りたくなります。

時間の流れも人々の感覚も違う、旅をしていると、とても寛ぐ場所 。しばし溶け込んでしまいたくなるような。
素晴しい風景、文化と芸術の中、人々はそこで当たり前に日々を暮しています。

のどかで生活感あふれるカフェ、テラス、マルシェ、そして広場。ずっと集っておしゃべりする人々。あちこちに
ある噴水が、景色と空気に涼しさを加えます。

オランジュ、カヴァイヨンとリュベロンの村々、サロン・ド・プロヴァンス。
この時の旅では、マルセイユからカシの海辺で海を満喫してから、内陸部ののどかな街々を訪ね歩きました。

ただ散策するだけで、何もしない旅。 素朴で生活感あふれる街並と美味しいものをひたすら堪能する、贅沢な時間
でした。 そんな町々についても、またご紹介して行きたいと思っています。







<カシ CASSIS> 










<カランク(湾)> 




















<オランジュ ORANGEにて>









<オランジュ> 





















<オランジュの遺跡ローマ劇場の上から> 











<カヴァイヨンのテラスにて>
プロヴァンスのロゼは最高!










<リュベロンの村、ルールマランLOURMARIN> 











<LUBERONの村> 






























<カヴァイヨンのホテルにて> 










<カヴァイヨンの名産、メロン> 









<CAVAILLON、丘の上から街を臨む> 








<サロン・ド・プロヴァンス SALON DE PROVENCE>
ノストラダムス終焉の地 

























<プロヴァンスの名産、マルセイユ石鹸の店> 









2014-08-15

五月の旅・番外編 (LE VOYAGE DE MAI) / バカンス Les Vacances !(エクス・アン・プロヴァンス AIX-EN-PROVENCE)



<エクス・アン・プロヴァンス / AIX-EN-PROVENCE>

 




 







エクス・アン・プロヴァンス。 古くからの歴史があり、セザンヌの故郷でもある、文化の香り高い南仏の都市。
大好きな街のひとつです。

ここは観光地というよりも、人々が心地よく生活している町の印象。 街中に噴水が点在する、瑞々しい街。
そしてナチュラルな中にもセンスの良さを感じる素敵なところ。 旧市街の中、あちこちにマルシェ(市)が立つ
活気溢れる光景は、旅人の心を誘います。 ここにしばらく羽を休めたくなるような。

そう言えば遠い昔、教会の回廊で一人の日本人旅行者に出会いました。 立ったままスケッチをしていた彼女は、
旅をしていてあちこちを流れ、この街が気に入って居ついていると話していました。 今頃はどこで何をしている
のでしょう。

「5月の旅」 LE VOYAGE DE MAIでは何度目かの訪問。 3日だけ滞在して羽を休めました。
その時もマルシェで日本人の女性と出会いました。 この街に住み、ラヴェンダーとリボンで作るプロヴァンスの
伝統工芸の会社を手伝っているとの事。 彼女に連れて行ってもらったプロヴァンスの山奥・ひなげしCoquelicotsの
風景は今でも目に焼きついています。 時々描く好きなモチーフ。

プロヴァンスの街。 食材や花、工芸品や生活用品など、色とりどりの品が並ぶマルシェ。 そして、品定めを
しながらお買い物をしている街の人々。 生活感溢れる風景。 そこに紛れ込んでみるのは、とても楽しく
ワクワクする体験です。

幸せな南仏の暮らし。 今回の「麹町カフェ」の展示作品は、そんな気持ちを込めて制作しました。 あの幸せな
場所に想いを馳せ、きっとまたすぐに戻れる事を信じて。

 
 
 
 

<AIXの街角> 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 


 
 
   
 




<食料品店> 




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<ロマネスク、サン・ソヴール大聖堂の回廊> 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<お菓子屋さん。ショコラと名産のカリッソン>  
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<マルシェの風景> 
 
 
  
 
 
  
 
 

<メロンとサクランボはプロヴァンスの名産♡> 
 
 
 
 
  
 
 
 
 

<蜂蜜も並びます> 
 
 
 
 
 
 

<ラヴェンダーとリボンで作るプロヴァンスの伝統工芸品>
 クローゼットや布団の間に入れたり。
 
 
 
 
 



 
 

<街中に表情豊かな噴水が点在>
水の都です。 エクスの名の由来はラテン語の「水」から来ているとの事。
 
 
  
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 

<旧市街の中心、ミラボー通り> 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<郊外のひなげし畑 Coquelicots・ 幸せな風景>