2019-11-15

旅(Voyage/Viaggio) フランス・イタリアの美しい村々について




<美しい村々について>







<Moustiers-Ste-Marie ムスティエ・サントマリー> 
(南仏プロヴァンス)







フランス、イタリア、そしてヨーロッパの美しい村々。
その村々を訪ね歩くのが、私の旅に於けるライフワークの一つとなっています。

(旅のライフワーク(=テーマ)はいくつもありますが(^-^)サンティアゴ巡礼街道とか、地中海の島々とかetc)


この「美しい村」協会は、まずはフランスで1982年に発足。
美しい景観、観光資産や歴史を持つ田舎の小さな村々の保全と再活性化の為、観光促進を図る事を主な目的と
しています。 2019年現在では159村が登録されています。

https://www.les-plus-beaux-villages-de-france.org/fr/ (フランス語サイト)
http://www.bonvoyage.jp/plus-beaux-villages/


その後、ベルギー・ワロン地方(1994年)やイタリア(2001年)でも設立され、現在ではカナダ・ケベックや
日本(「日本で最も美しい村連合」・2015年)もこの流れに参加し、「世界の美しい村」連合となっているとの事。

https://utsukushii-mura.jp/about/world/



フランス語を始め、フランスの田舎を頻繁に訪れるようになって、美しい村々les plus beaux villages de Franceの
存在を知りました。

それはまさに、私が思い描いていたヨーロッパの小村。こんなに美しい村が、こんなにたくさんあるんだと。

現地でガイドブックを入手し、それをバイブルとしてあちこちを訪ね歩きました。






そうして、私の中でフランスの村が一段落した頃。イタリアにも同じような「美しい村」協会がある事を知り。

もともと行ってみたかった村々や、新しく発見した場所、「イタリアの美しい村々」 ⅰ borghi piu belli ⅾ’Italiaを
少しずつ訪ね歩く旅へ。


https://borghipiubelliditalia.it/ 
http://visitaly.jp/borghi-piu-belli-diitalia2016.html









長い期間がとれない私の旅のスタイルでは、美しい村訪問は、一回の旅につき1~2か所ずつです。
というのは、短い日程では、公共交通機関では無理がある事と、美しい村々ばかりを忙しく走り抜けても、
全部同じ印象になってしまって勿体ない、という理由から。 そうやって、制覇には程遠く、遅々として
進みませんが。

でも、バスが一日1本しかなくて、行ったら宿泊するしかないような場所は、覚悟を決めてゆっくりと
一日過ごせるので、そのおかげで印象に残り、自分の居場所のひとつとなるような気もします。

以前はフランスやイタリア、現地でガイドブックを入手するしかなかった「美しい村々」、
ここ数年は、日本でもいろいろな書物や写真集が出版され、訪れる人達も少しずつ増えて来ました。 

そうやって、日本人の旅のスタイルも、だんだん変わっていくのかもしれません。

シーズン中は観光客で賑わい、時には混雑する事も。 雰囲気を味わうには、ピークを外して出かけるのも
良いかも。

そして、彼の地には、登録はされていなくても、同じくらい、もしかしたらそれ以上に魅力的な場所が
たくさんあるのです。

そんな場所を探して、ずっと訪ね歩いて行けたら。
それが私のライフワークかもしれません。









<Gourdon グルドン>
南仏コートダジュール











 <Sare サール> 
バスク地方












<Perouges ペルージュ> 
フランス













<Scanno スカンノ>
イタリア、アブルッツォ地方
 













<Scanno スカンノ>
イタリア、アブルッツォ地方














<オトラント Otranto>
イタリア、プーリア州
























<アトラーニ Atrani>
イタリア、カンパーニャ州