2023-09-27

徒然なるまま、旅と帰る場所について。(コリウール)


 



<旅について思う事>





 





「旅は、帰る場所があるからこそ幸せを感じる」という言葉があります。

以前はあまりピンと来なかったけれど、最近なんとなく、心に沁みるようになって来ました。

旅から戻り、「お帰りなさい」と言ってもらえる時。
日本にある自分の居場所に戻り、じわっと幸せを噛み締める時間。

それがあるから、旅先で安心して幸せを感じる事が出来るのかも。

まあ私の場合、どこが「帰る場所」なのか?もうわからなくなっていますが。。。
フランスやイタリアなどの大好きな町々も、自分の場所と勝手に感じてしまうし😅

「自分の場所」と思えるところがいくつもあるのは、きっと幸せなんだろうなぁ。と思いつつ。


それと同時に、帰る事も何も考えずにただひたすら漂い、流れていくのも、旅の醍醐味ではあります。
どちらが夢でどちらが現実なのか。そもそも、旅とはいったい何だろう?と思いつつ。

そんな気持ちを胸に、私はまたしても旅に出るのでした。


写真は昨年訪れたコリウール。

私は今、一年ぶりにこの町にいます。今回で五度目の訪問。いつも変わらない素敵な場所。
そしてたくさんの再会。

昨年よりも20日遅い時期で、空が少しだけ高いです。
大好きな教会の修復は続いていますが、鐘楼の足場は取れています✨

数日前に日本を出発し、バルセロナから国境を越えてここまで来ました。これから、昨年と同じように
フランスを北上していきます。

NHK BS「マティスの旅」で観たそのままの、陽光溢れる街。私にとって特別な場所、大好きです。

そして、親しみと同時に敬意も感じています。私のような観光客が、「自分の場所」などと気軽に
言ってはいけないという思いも。

でも、いつの日か、「自分の場所」と言えるようになりたい。

この街への想いと今年の様子については、帰国後にゆっくりと書きたいと思っています。
SNSには少しずつ写真をアップしますので、よろしければ☺️

皆様、引き続きよろしくお願いします✨






























































































2023-09-08

旅(Voyage)・ジブラルタル海峡とタンジェについて想うこと。(Gibraltar & Tangier)



<幻の旅・ジブラルタル海峡からタンジェへ>






<モロッコ・エッサオウイラ>
Essaouira, Morocco







いつか、ジブラルタル海峡を渡ってモロッコ・タンジェへ行きたい。

と、何十年もの間、ずっと思い続けていました。

少し前に、NHK BSでマティスの旅の番組を観ました。
大好きなコリウールから始まったその番組に、いつの間にか魅入り。色彩と光のコントラストが美しい魅力的な町。
その後、舞台はジブラルタルを越えてモロッコへ。夢のような世界。



ジブラルタルからタンジェへ。

2020年春にとうとう実現するはずだったその夢はコロナで白紙になり、幻の旅となりましたが。
その旅は「マティスを追いかける旅」だったのかも。と改めて気づきました。私の原点の一つは、やっぱり
マティスにあったのかも?



タンジェは憧れの地。ユーラシア大陸の端からモロッコまで流れて行く旅は長年の夢で、2020年春に満を辞して
実行予定でした。
これ以上年齢を重ねると無理と、最後の冒険?くらいのつもりで意を決して決行するつもりでしたが。

思えば無謀な計画でした。それが白紙になってしまった今、諦めるしかないと思いつつ。その時に前のめりで
計画していたのと同じ旅程に、もう一度単身でトライするのは簡単ではないのです。

でもやっぱり、いつか行きたい。それを目標に、心身を鍛えようとも思うのでした。



今回の写真は、2019〜20年の年末年始に単身で訪れた初めてのモロッコです。

冬なのでタンジェは諦め(良い季節に訪れたかったので)、4ヶ月後のジブラルタル・タンジェ行きの「予行練習」
としてモロッコを体験したいと、まずは無難な旅を計画。
マラケシュに飛び、カサブランカとアクセスの良い周辺都市を少しだけ。フランス語が通じるので技術的には
問題なく、移動も最少限で楽な旅のはずが、かなりハードで身が引き締まる思いをしたのを覚えています。

あれから3年半。「幻のルート」は無理としても、アンダルシアからモロッコを歩く旅を決行する体力と気力が、
いつか戻って来るのでしょうか(時間切れにならないうちに)。

とりあえずはフランス語をブラッシュアップしようと、フランスのラジオを流しながら絵を描いている毎日です😅






マラケシュ Marrakech

















































アイト・ベン・ハッドゥのカスバ
Ait-Ben-Haddou











エッサオウイラ Essaouira























































































エルジャディーダ El Jadida

































カサブランカ Casablanca






























2023-08-18

オフィシャル・サイトを開設しました!(油彩画家・Atsuko KAWAMATA)




<オフィシャル・サイトを開設しました!>












油彩画家・川又敦子 Atsuko KAWAMATAのオフィシャル・ホームページとして、新しいサイトを開設しました。

https://www.atsukokawamata.com

絵画作品と展示情報、絵の活動をご紹介するサイトとなります(日本語・英語・フランス語対応)。



こちらの現存ブログ 「Atsuko K. 色彩の旅」も、当面は引き続き運営します。こちらには旅を中心に、写真・
エッセイや思うところをランダムに投稿します。

2つのサイトをお楽しみいただければ幸いです。引き続きよろしくお願い致します!

(HPアドレスは本ブログの右欄に記載してあります。)



Artist-Painter Atsuko KAWAMATA’s official website site has been opened.
https://www.atsukokawamata.com

There, I’ll mainly introduce my works and exhibition information. (Japanese/English/French)

My existing blog "Atsuko K. Journeys of Colors" https://atsuko-k.blogspot.com will continue to operate. 
I will randomly post photos, essays, and thoughts about my trip here.

I’d be glad if you could enjoy my 2 sites from now. Thank you as always.


 

Le site officiel du peintre à l'huile Atsuko Kawamata a été ouvert.
https://www.atsukokawamata.com

Là-bas, je présenterai principalement des œuvres et des informations sur des expositions.
(Japonais/Anglais/Français)  

Ce blog existant "Atsuko K. les Voyages des Couleurs" continuera à fonctionner. Je publierai des photos, 
des essais et des carnets de voyage ici.

J'espère que vous apprécierez les deux sites. Je vous remercie comme toujours.




2023-08-11

徒然なるままに、好きな色で塗る事について。 “Painting with favorite colors”



<色を塗る事について>







<制作途中の作品>
始めたばかりの作品。これからどうするか楽しみ✨







私は、鮮やかな色彩を使って絵を描きます。

「色彩」は、自分の中から自然に当たり前に出て来るものであり、それを使うのは楽しくエキサイティング。
意識せず出て来る感覚に従って、まずは直感だけで塗って行きます。


「いつからこういう色遣いの絵を描くようになったのか?」と質問されて改めて考えたのですが。

たぶん、物心づいた時にはこんな色を使っていました。(絵を描く機会はあまりなかったけれど、クラフトや
ファッション等々でも。)

小学校2年生?の時に「子供と思えない色彩感覚がすごい」と、大人(図工の先生?)に褒められた記憶があります。
その時は何の事か分からなくって「ふーん?」と思っていたけれど。

小学校4年生の時には、「海」の絵の課題で、海の底の世界をピンクで描き(竜宮城をイメージしたか?)、
海がピンクだという理由で、クラス全員の前で最低点をもらいました、泣😢
それがトラウマ→コンプレックスにもなり、私は大人になるまで絵を描きませんでした。
(もともと、そんなに絵を描ける子供でもなかったので)


それがたまたま、大人になってから絵を始めることになったのですが。

試行錯誤しているうちに、「好きなものを好きな色で塗るのがどんなに楽しいか」という事に気づきました。
アートの場ではそれをやって良いのだという事も。

本能と気持ちの赴くままに、好きなものを好きな色で描く。当たり前ですが、そこには「常識」も「義務」も介在せず。
あるのは欲求のみ。
それに気づいてから私は自由になり、いろいろな意味で本来の自分に戻れたのかも。

そして、好きなもの=ヨーロッパを描き始めた時点から、私は夢の世界の住人になっていったのでした。



自分の経験を思い出して、今思うのは。
子供達には、「好きなものを好きに描く」事だけを教えるのが一番と考えています。(もちろん大人にも)

「常識的でなくてはいけない」「人と違う事に引け目を感じさせる」そんな時代はとっくに過ぎていると思いますが。

もう一歩進んで、「好きなものを好きな色で、好きな画材で塗る」そんな機会を作るだけ。大人はそれを見守って、
子供達とたくさん話し合いながらサポートするという教え方。
人は違って当たり前、それが素晴らしいのだから、個性を大事にすることが大切。

今ではそれを実践している方々も多いようですね。
私もそんな手助けをする機会があれば、どんなにワクワクするかしら☺️? きっと、素敵な大人やアーティストが
どんどん生まれて行くのでは✨✨?











2023-07-28

作品/Works・旧港 / アンティコポルト(モノポリ・南イタリア)/Antico Porto (Monopoli, Puglia)




<旧港 アンティコ・ポルト(モノポリ)>
















「旧港 / アンティコ・ポルト(モノポリ)」“Antico Porto (Monopoli)”(油彩・F10号)

2022年7月のプーリアの思い出。真夏のモノポリで出会った大好きな風景を描きました。

真っ青な海と空、白い建物の素敵な旧い港町。
その風景のイメージは、帰国後プーリアを描き続ける中でどんどん変換されていき、
この作品は鮮やかな黄色になりました。

夏のプーリア、これからも描き続けていきます。




2023-07-14

旅(Voyage)・ パリ・バガテルの薔薇園 (la Roseraie de Bagatelle à Paris)




<パリ、バガテルへ。薔薇を追いかける旅>












la roseraie de Bagatelle à Paris, dans le bois de Boulogne

薔薇を追いかける旅。パリ、バガテル公園へ。


































「パリに素晴らしい薔薇園がある」と聞いたのはずっと前。
アーティストや文学者達の作品にも登場しているとの事、初めてその存在を知りました。


薔薇のシーズンは5月中旬〜6月。
花のシーズンに合わせて旅をするのは難しく、いつか訪れたいという憧れを抱きつつ、
時が流れました。今回の旅でついに実現。

今回は、花々を追いかける旅でもありました。
広大な公園には、バラや花々が咲き乱れ、孔雀が優雅に散歩しています。

自分がパリにいることも忘れ、何も考えずに公園を彷徨い歩きました。夢のような時間。

この時期にパリに行く時は、必ず訪れたい場所です。







*******************************
素晴らしいバラ園のあるバガテル公園は、パリ・ブーローニュの森(16区の西)にあります。
ルイ・ヴィトン財団美術館の近く、徒歩で15分程度。


元々は、ルイ16世の弟・アルトワ伯爵の館の庭園でした。そこをマリー・アントワネットが美しい
薔薇園に造り替えるように命じ、今の見事な景観になったとの事。

現在は、1200種類の薔薇が咲き乱れる素晴らしい公園です。毎年バラの国際コンクールも開かれています。
世界中から専門家たちが集まって競い合います。その審査は厳しく、コンクールの何年も前から
その場に植えられ、成長過程までが審査対象になっているそうです。


アクセス:
公園までは、Metro1号線のPort Maillot からバスでアクセス出来ます。ルイ・ヴィトン財団美術館と
凱旋門の間は来館者用のシャトルあり(有料)。訪問前にご確認を。





























































































































2023-07-07

旅(Voyage)・ レマン湖(スイス)I ・プレイアード(Switzerland/Lac Léman I / Les Pléiades)



<ナルシスの花を求めて>











2023年5月、スイス・レマン湖の旅。

この地方の高地では、5月~6月初めになると、ナルシスの花の群生に出会うことができます。
野原に真っ白な花が一面に咲き誇っている様子は、「五月の雪」と呼ばれています。


ヴヴェイから登山列車で約40分、Les Pléiades プレイアードへ。
駅の周りは一面の牧草地。白く小さな花の絨毯がずっと続くハイキングコースを、ほんの少しだけ散歩。

日本の水仙よりも小さく可憐な花は、フランス語で「詩人のナルシス」Narcisse des poètesという名前だそうです。

神話に想いを馳せながら、ナルシスの花に埋もれて夢のような時間。自然と戯れる、幻想的なスイスの旅。




*ヴヴェイはモントルーの隣町、ローザンヌから列車で15分。ラヴォー地区周辺の湖畔の町です。
モントルーからジュネーヴにかけての、鉄道で約一時間の地域には、珠玉の町々が点在しています。
ローザンヌに滞在し、ゆったりと満喫。

ローザンヌやラヴォーの葡萄畑、その他の写真もまたアップします。





<ヴヴェイ(Vevey)>












<ヴヴェイ(Vevey)>











<Les Pléiades プレイアードの駅>





















































































































































<Les Pléiades プレイアードの駅>