les Voyages des Couleurs: 9月 2017

2017-09-29

旅（Voyage)・フランスの美しい小さな村へⅢ / グルドンと鷲の巣村について

＜グルドン Gourdon＞

「鷲の巣村」とは、切り立った岩山の上に作られた、中世からの村々です。

城と教会、そして集落。中世の時代、それらは外部からの侵入を阻み、敵を寄せ付けない難攻不落の要塞で

した。

岩山の上にぎっしりとひしめく古城や教会、家並の景観は、本当に美しく感動的。迷路のような細い路地を

彷徨っていると、まるでタイムスリップしているかのよう。

そんな魅力的な村々は南仏に特に多く、サンポール・ド・ヴァンスやエズ等が有名。現代ではアーティスト

達が集う、ギャラリーやアトリエの点在する素敵なスポットとなっているところも多いです。

いくつかの村は、「フランスの最も美しい村Les plus beaux villages en France」協会に登録されています。

そんな村々を訪ね歩くのも、私の旅の目的のひとつ。

ここでは、そのうちのひとつ、コートダジュールのグルドン Gourdonの写真をご紹介。

ここは「フランスの最も美しい村 Les plus beaux villages en France」に登録されています。

7月のコート・ダジュール。ニースの海岸線から、碧く光る地中海を下にみながらくねくねと山道を車で

上がって行きます。

しばらく行くと、遠くにグルドンの村がみえてきます。何もない岩山が並ぶ中、ポツンと天空に浮いているよう。

素晴らしい景観です。

村へ到着すると、そこは、長閑な家並や教会の詰まった、小さな小さな村。広場からの眺めも抜群。素敵な

お店やレストランも並んでいて、とてものんびり楽しげ。

まるで、山の上の展望台のような村です。こんなところで一日過ごせたら良いなぁ。駆け足での訪問でしたが、

やっぱりこんな村は良い♡♡ と実感した一時でした。

2017-09-22

展示情報 (EXHIBITION)・えすぱすミラボオ（神楽坂）

＜展示情報 (EXHIBITION)・えすぱすミラボオ（神楽坂） ESPACE MIRABEAU @Kagurazaka＞

神楽坂のギャラリー・えすぱすミラボオにて、今年も10月に個展を開催します。（10月14～23日）

http://espace-mirabeau.blogspot.jp/

今回のタイトルは「色彩の旅2017 ～軌跡」 “Les Voyages des Couleurs 2017”。

私の旅の軌跡です。過去に想いを馳せ、現在の自分を見つめ、これから先に続いていく道を思う。

これまでの中で印象に残っている作品達。そして、新たに触れた街々やこれから出会う未知の世界・再会

する場所へと想いを馳せて描き下した新作を展示します。

過去の作品は、フランスの香水「ラルチザン・パフューム」とのお仕事を中心に、初期の頃の作品も数点。

あまり展示した事のないものですので、この機会にぜひご高覧いただければ幸いです。

えすぱすミラボオでの個展は、今年で３度目となります。秋の神楽坂、芸術・文化と食の秋を満喫しに、

ぜひお立ち寄りください。お待ちしております。

「色彩の旅2017 ～軌跡」 “Les Voyages des Couleurs 2017”

神楽坂「えすぱすミラボオ」にて開催

2017年10月14日（土）～23日（月）11時30分～19時（日曜日と最終日は～17時）
（オープニング・パーティー：14日17～19時）

＊尚、今回から日曜日は17時までとなりましたので、お間違えなきようお願いします。

http://espace-mirabeau.blogspot.jp/

東京都新宿区神楽坂6-36-1　神楽坂ビル２F TEL/FAX 03-6228-1884

<Atsuko K. Exhibition "les Voyages des Couleurs 2017">

Oct.14(Sat) – 23(Mon) 11:30-19:00 (Sundays & Oct.23 -17:00)
Opening Party : Oct.14 17:00-19:00

"Espace Mirabeau" http://espace-mirabeau.blogspot.jp/
Kagurazaka Bldg., 6-36-1, Kagurazaka, Shinjuku, Tokyo Tel/Fax 03-6228-1884

(2nd floor of a building on left side of the street Akagi Temple, 1 minute by foot from the station (Metro Tozai-line) “Kagurazaka” Exit No.1.

<Atsuko K. Exposition " Les Voyages des Couleurs 2017">

14 (sam) - 23 octobre(lun) 2017 (11:30-19:00, dimanches et le 23 octobre -17:00)
Vernissage: 14 octobre 17:00-19:00

"Espace Mirabeau" http://espace-mirabeau.blogspot.jp/
Kagurazaka Bldg., 6-36-1, Kagurazaka, Shinjuku, Tokio Tel/Fax 03-6228-1884

(2ème étage d’edifice à gauche de la rue devant Akagi Temple, 1 minute à pied de la station de metro (Tozai-ligne) “Kagurazaka” / Sortie No.1.

2017-09-15

日々の事、ラジオの収録について

＜ラジオの対談について＞

＜シチリア島シラクーザ　Siracusa, Sicilia＞

9月5日の火曜日、インターネット・ラジオ「むんぱれTuesday」にて、旅人＆画家としての対談を放送していただきました。

全く初体験、しかも人前で話すとパニックになりがちな私なので、お話をいただいても、果たして大丈夫なのか？

（いや、出来る訳ない！）と相当恥ずかしかったのですが。
よりによって私に依頼するなんて、なんてチャレンジングな企画！？とか思ったり。

でも滅多にない機会なので、この際やらせていただいちゃおうかと。好奇心には勝てない。人生は迷ったらやってみる、

という事で（笑）

結果的に、（火事場のバカヂカラ的ではありましたが）ものすごく楽しかったし、とても有意義で貴重な経験でした。

プロの旅行評論家でも何でもない一介の旅人の私に、こんなチャンスを下さり本当に感謝です。

絵＋ヨーロッパや旅関連のお仕事とかも、そのうちやって行けるといいな。なんて、夢は拡がってゆくのでした。

今回のトークは、私の旅（＋絵）についての質問にお答えする形式だったのですが。
ほとんどぶっつけ本番で、質問内容も直前に聞いた為、とっさに思いつくままのとりとめないお返事になってしまいました。

まるで、「この題目について3分で回答しろ」っていう口頭試験みたいに。。（笑）

収録の時間制限に焦りながらも気分でツラツラと話してしまい、一番言いたいポイントまで行き着かなかったり。

もっと言いたい事があったなぁ、とか。

でもそうやって質問の答えを考える事で。自分は旅について伝えたい事が本当にたくさんあるんだと、改めて気づきました。

出来はともかく、参加させていただいた事で、これからの課題や方向がまた一つ、新しく垣間見えた気がします。

漠然と＆チラッとだけど。それをちゃんと捕まえて、カタチにして行きたい。そこが一番難しいところなんですけどね。。

目の前にチャンスがあれば、気になる事は全部やってみる。そうすれば、その先に面白いものがまた何か見つかるかも

しれないから。という事で。

とりあえず出来る事から。

「なぜヨーロッパなのか」「一人旅の利点・欠点について」「旅のエピソード」等々、今回のトークでのお題についても、
補足しつつこれからご紹介して行きたいと思います。引き続きよろしくお願いします。

尚、今週いっぱいくらいは、以下のHPにて常時視聴出来ます。
お時間＆ご興味ある方は、一番下の方の「前回の放送」むんぱれTuesday第48回(2017年9月5日放送分)をクリックして
下さいね。

http://radicro.com/program/munpare.html

＜南仏グラース　Grasse＞

＜グラース　Grasse＞

　＜ポルトガル、リスボンにて　Lisboa, Portugal＞

＜フィレンツェ　Firenze＞

＜ノルマンディー地方、トルゥーヴィル　Trouville-sur-Mer, France＞

＜フランス、ナント　Nantes, France＞

＜クロアチア、ドブロヴニク　Dubrovnik, Croatia＞

2017-09-08

旅（Voyage)・フランスの美しい小さな村へⅡ / ロックブリュンヌ（Roquebrune-Cap-Martin / Mes voyages heureux aux petits beaux villages en France）

＜Roquebrune-Cap-Martin＞

フランスの美しい村の幸せな旅、No.2。

ロックブリュンヌ・カップ・マルタンRoquebrune-Cap-Martin。マントンの近郊、モナコに程近い山の上の鷲の巣村。
この村は、以前から訪れたかった場所でした。 2017年、3回目のマントン訪問で、ようやく実現♪

マントンから一日数本のバスに乗り、村の麓へ。旧い村の内部は、迷路のような入り組んだ路地。どの道も、頂上の
古城へと向かっています。城はみえないけれど、ひたすら上へ。そして、すぐに到達。

古城の上からは、青い碧い地中海が、遥か眼下に見渡せます。赤い屋根と碧い地中海のアンサンブル。
見事な景観に、しばし時を忘れ。この景色が観たかったんです。ここまで来て良かった。

花に彩られた夏の風景を満喫しながら、憧れの村で幸せな時間を過ごしました。

マントンへ戻るのには、ちょうどいいバスもないので、麓の海岸沿いの鉄道駅から列車にトライ。列車だと30分に
一本、マントンまで数分の距離だし♪

でも駅は遠かった。。。山頂から20分くらい、ひたすら階段を下りてようやく海沿いへ。そこからまたてくてくと
鉄道駅まで10分くらい？線路は見えるけど、駅はどこ？という感じで、暑い夏の日、帰りはまだ良いけど、往路に
列車は絶対オススメしません。。。。

山の上の「鷲の巣村」、アクセスしにくい秘境のようなところだからこそ、城を中心に集落が発展したのでしょうね。
敵からも攻められず、攻めて来てもすぐにみえるし。そして、人里離れた場所だからこそ、この美しさを保って来る
事が出来たのかも。

憧れの村、またひとつ制覇 ♡ 無数にある魅力的な村の数と同じだけ、夢も拡がります。

2017-09-01

徒然なるままに日々の事 & お知らせ（Announcement）

＜徒然なるままに日々の事、そしてお知らせ＞

＜南仏グラースの朝＞

Un matin a Grasse

朝、目覚めた時に、自分がどこにいるのか分からなくなる事がたまにあります。

次の瞬間、「あ、ここは家だった」とか気づいて自分で苦笑。

これって普通なのかなー？頻繁にあちこち旅をしているせいかもしれないけれど。
日本にいても、拠点が定まらない事も多く。何となくいつも落ち着かず。気持ちが何ヶ所かに
いるのです。

休日の朝に鎌倉とかで目覚めた時には、その感覚はかなりの確率でやって来ます。
鳥のさえずりや、虫の音、夏には一斉に鳴く蝉の声。季節によって目覚め方は違うけれど。
そして窓を全開にして光と風を入れ、今日も良い天気だなーーと。

定住志向はちゃんとあるのだけれど、気持ちのベースがどこか落ち着かない。やっぱり根本に
ちらっと放浪志向（嗜好？）があるのかもしれません。私はこれからどこに行くのだろう？？

旅をして、絵を描いたり写真を撮ったり、オフィスで仕事をしていたり（笑）。ワインを飲んだり、
踊ってみようとしたり？そして新しい世界、新しい人々と接する。

少しは落ち着いた方が良いのだろうけど、好奇心と衝動には勝てない。世の中には面白そうな事、
楽しそうなことがいっぱいあり過ぎて。

そういう自分が、またいろいろな物事を引き寄せている気もします。または、気づかないうちに
自分から飛び込んでいる？
ちょっと勇気を出して踏み出せば、またそこから新しい世界が拡がっていくかも、と。

などと、わけのわからない事をまたツラツラと書いてしまいましたが、ここらへんでちらっと告知を。

友人のインターネット・ラジオ番組「むんぱれTuesday」にて、旅人＆画家として、対談をさせて
いただきました。
オン・エアは9月5日（火）23：00～23：30の予定。

と言っても、ほとんどぶっつけ本番（！）のゆるーい感じで、ナビゲーターの方と気の向くまま
楽しくしゃべっているだけな感じですが^^;

私は、講演やトーク等した事も無いし、旅の話をオンエアした事もありません。本当の素人です。
もちろんラジオとか、公共の電波を使わせていただくなんて初体験。（＝テレビカメラやマイクが
来ると走って逃げるタイプ。）

でもまあ、楽しいかもしれない事は、無理そうでもやってみたくなるのが人情。なのかな？

当日の昼に番組リンクをFB上で公開します。ご興味おありでしたら、ちらっと聴いてみて下さい。
よろしくお願いしますm(__)m

「むんぱれTuesday」on RadiCro
http://radicro.com/program/munpare.html

＊番組リンクは当日の午後FBページ上で公開する予定ですので、オンエアの時間にアクセスを
お願いします。
（時間になったら上記HPにアクセスしてPLAYを押せば聴けるはずですが。。。）

私のFBページはこちら：
Atsuko K. 色彩の旅 “Les Voyages des Couleurs”
https://www.facebook.com/atsukokart/

（写真は本文とは関係ありません。笑）