2014-12-24

冬の旅 ・メリークリスマス & 良いお年を! (Voyage d'hiver / Joyeuses Fêtes !) 








<エッフェル塔、新年>
la Tour Eiffel, le Nouvel An 






気づくと、今年もあと数日となりました。

この一年も、いろいろな出来事や出会いのあった、思い出深い一年でした。

12月は私にとって、特に感慨深いシーズン。
イルミネーションの季節、アヴェマリアやオペラティックポップなど聴きながら。
一年を振り返る時、そして誕生日を迎え新たな一年を想う時間です。

そしてそんな中、まずは次の旅に出ます。
日常から離脱した旅の空の下、いろいろな想いと共に、ただぼーっと、ふわふわと漂います。
私にとっては、それも一つの日常。

そうして戻って来たら、キンと冷たく澄んだ空気と共に、新しい一年が私を迎えてくれること
でしょう。

皆さまも、素敵なクリスマスと良いお年をお迎えください。 一年の感謝を込めて。


I wish you Merry Chrismas & a Happy New Year !

          Ich wünsche Ihnen frohes Weihnachten und 
                    ein glückliches Neues Jahr !

                   Je vous souhaite Joyeux Noël et Bonne Année !

                            Buon Natale e Felice Anno Nuovo !

                                  ¡ Feliz Navidad y próspero Año Nuevo !

                           




 
 
 

<ピサ PISA> 
 
 
 
 
 
 
 
 



 <ルッカ LUCCA>
 
 
 
 
 
 


<LUCCA> 






 




2014-12-19

五月の旅・最終章(20) (LE VOYAGE DE MAI) / 終着地、パリ(Paris, le terminus)




<終着地、パリ(Paris, le terminus)>






<サン・マルタン運河 Canal de St.Martin> 

 



5月の旅。 4週間の旅の終わりはパリで過ごしました。

何をするでもなくブラブラと3日間、大好きなマレ地区で。旧友との再会やら、日本に帰る心の準備やら。

そしてこの旅行記は、日本ではなくパリに帰ったところで完結となります。

あの時の旅心は、そのままパリに置いて来てしまいました。 またいつか、あの続きから始めたいな。 出来ると良いな。

いつかまた、そんな放浪の旅に出る日を夢見て。

 
 
 

<ヴォージュ広場 Place des Vosges>
 










 <サン・ジェルヴェ教会界隈 Eglise St.Gervais>









 <マレ地区のカフェ le quartier Marais>








 <ヴォージュ広場、アーケード Place des Vosges>








<バスティーユ近く、高架橋下のアーケード>
アトリエやギャラリー、ショップになっています。
職人の工房も多い地区。 
 
 
 
 
 
 



2014-12-12

五月の旅・19 (LE VOYAGE DE MAI) / サヴォア地方・アヌシー (Annecy / Savoie)





<アヌシー Annecy>







 


Chamberyから列車で北西へ約1時間、アヌシーAnnecyへ。 ここまで来るとスイス、ジュネーヴはすぐそこです。

風光明媚なアヌシー湖畔に開けた街。 空気の澄んだ、イタリアとスイス、アルプスに程近いサヴォア地方の中心。
12世紀からの歴史のある旧市街を持つ美しい街です。 フランスの思想家ジャン・ジャック・ルソーの故郷でもあり、
サヴォア家の首都として栄えた時代もありました。

現代のアヌシーは、カウベルと白鳥が似合いそうな長閑な街。 旧い街並に運河が走る、湖の街です。
「フランスのヴェニス」と異名をとるその美しさには、時代を忘れます。 丘の上のアヌシー城からは街の風景が
見渡せ、内部は博物館に。 アニメ映画博物館は、とても見応えありました。 現代アートも今のアヌシーの一つの側面。
運河の中心にそびえる厳めしい中世の旧牢獄パレ・ド・リルも、今は博物館となっています。
あいにくのお天気で、透明な青空とアルプスの風景はあまり臨めませんでしたが、街は曇り空の下で、中世の静けさと
風情、面影をそのままに留めていました。

アーケードのある旧市街は花で溢れ、活気あるマルシェにはチーズやソーセージ等の食材、陶器や生活用品が並びます。
郷土料理はチーズを中心にジャガイモ、ソーセージを使ったしっかりしたものが中心というイメージ。やはり山の生活
ですね。 ワインは軽ボージョレ的な赤をいただきました。

ここがこの四週間の旅での最後の田舎町。 この美しい街にしばし羽を休め、いよいよ終着地パリへ向かいます。

 




<アヌシー。中心に運河の走る街並み> 









<パレ・ド・リル>
中世の牢獄。今は博物館となっています。





 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
















 


<アヌシー湖畔。遊覧船から。> 

 
 
 
 
 
 
 

 









<Saucissonソーセージが名産>
マルシェに並びます。 















 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 


 









 
 
 
 
 

<春のフランスは、サクランボで溢れています> 















 
 
 
 
 
 
 






 



<アニメ映画博物館の展示>
 















<アヌシー湖畔のボート停泊所> 
 



 



<サヴォア的バルコニー> 











 
 
 
 

2014-12-05

五月の旅・18 (LE VOYAGE DE MAI) / サヴォア地方・シャンベリー (Chambery / Savoie)


 


< シャンベリーChambery >








シャンベリーChambery、初めてのサヴォア地方です。

列車でLyonから西へ1時間半、アルプスに近くなって来ました。 ここまで来ると、雰囲気も心持ちスイスっぽくなります。
この地方は中世にはサヴォイア家の支配下にあり、建築にも文化にもイタリアの香りを感じます。
チーズやソーセージの料理が美味しい地方。 ポルティコ(アーケード)のある堂々とした街並と、クリーム色の建物が
印象的でした。

*サヴォイア家:北イタリア・フランス・スイスを支配した家系で、後にイタリア統一の核となりイタリア王国の王家となった。