2013-03-29

作品 / WORKS ("SAKURA")



 <桜、またはアーモンドの花>

 "SAKURA (les cerisiers) ou les fleurs des amandes"

 



 





早春、2~3月頃に地中海沿岸に咲くアーモンドの花は、桜に似ているそうです。 一度みてみたいと憧れている南欧の風景。

ゴッホの描いたアーモンドの花の絵も大好きです。

桜が好きで、数年前から桜の絵を描くようになったのですが、どんどんアーモンドの気持ちが入って来ました。
自分でも、どちらを描いているのかわかりません。 どっちでも良いのかな。

遥かなる地のアーモンドの花に想いを馳せて。
 

Au sud de l’Europe, les fleurs des amandes fleurissent au commencement du printemps.
On dit que ce sont très semblables aux cerisiers. J’éspère le jour ou je peux admirer le paysage avec des amandes en fleur.
J’aime bien les cerisiers et fais des peintures de Sakura. Mais, ces années je les peint aussi d’après l’image des amandes.
Je ne sais pas moi même quel je peint. C’est un sentiment très interessant.




2013-03-28

桜について (SAKURA)

 
 
 
 
 
 
 

今年も桜の季節になりました。

桜は大好きな花のひとつ。
黄色い菜の花やひまわり、色とりどりのチューリップや薔薇など、色鮮やかな花が好きなのですが、桜は特別です。
美しく儚く、別の世界に通じている気がします。

桜の樹の下に佇み、空を見上げるのが好きです。 青空と桜の花のコントラストも絶妙。


3月の声を聞くと、桜のことを想いはじめます。
咲くのが待ち遠しくもあり、何故か物哀しい気分にもなり。 あまりに繊細で儚くて、涙が出そうになったり。
桜の季節にいろいろ想い出があるからかもしれません。 桜は毎年咲くんだと自分に言い聞かせ。


蕾がふっくらと色づき、開花を始める頃、少し元気が出て来ます。
そこから七分咲きくらいまでは、哀しいけれど幸せな、何とも言えない気持ちかな。


そして満開になり気持ちも上がり。 すっかり満喫した後の散り始めも好きです。

はらはらと舞う花びらの中に埋もれ、ずーっとそうしていたいような気持ち。 淡く儚い、ひとときの夢のような。
それと共に、永遠も感じます。 こうやって毎年、桜は咲き、散っていくのだと。

そうして新緑の季節になり、いよいよ初夏がやって来ます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 





 

2013-03-17

作品 / WORKS ("Kagurazaka")


<神楽坂 Kagurazaka>







<la rue pavée à Kagurazaka>
石畳の小路
   
 

神楽坂の絵も描きます。 好きなレストランとか、石畳の小道とか。

Je fais aussi des tableaux de Kagurazaka. Des restaurants et boutiques favorites, des ruelles, pavées  etc.
I also make paintings of Kagurazaka, restaurants, boutiques, alleys etc.
 




<Bistrot "Le Clos Montmartre">
ビストロ 「ル・クロ・モンマルトル」
 
 
 
 
 
Restaurant “Sans Façon”
「サン・ファソン」
 



 
 
 

 

2013-03-10

旅(VOYAGE) ・パリ( PARIS) "L'ARTISAN"



<ラルチザン・パフューム パリ L'ARTISAN PARFUMEUR PARIS>









マレMarais地区のラルチザン・パフューム。Francs-Bourgeois通りに佇む白いお店。
私が初めてラルチザンと出会った場所。あれはもう何年前だったかしら? 今も変わらずそこにあります。

あの時と同じように、やっぱりふらっと立ち寄ってみました。 そして今回も印象的な出来事が。

声をかけてくれたスタッフの方に、
「ラルチザンの香りは日本でも愛用しています、このお店は私が初めてラルチザンと出会った場所なんです」と言ってみたのですが。
その言葉だけで彼女は、「もしかして、お店の絵を描かれた方ですか?」と。 

日本のラルチザンが私の絵の画像を送って下さったとの事でした。 私の絵を好きだと言ってくださり、記念撮影をしたり。

それにしても、私は何も(画家だとすらも)言わなかったのに何故わかったのかしら、すごい直感。 さすが感性と情感が豊かで繊細な
ラルチザンのスタッフ。 不思議なものです。

パリでこんなうれしい事が待っていたなんて思いもよらず。
こうやって旅先にも、知っている人・会った事のある人がどんどん増えていきます。 戻るところがたくさん出来ていくような、幸せな気分。



















L’Artisan Parfumeur Paris Francs-Bourgeois. La boutique blanche dans le quartier du Marais.
Là j’ai rencontré l’Artisan Parfumeur pour la première fois, il y a longtemps.
Je suis tombée amoureuse avec ses parfums.

Et après quelques années, par hazard, j’ai reçu sa demande de faire des tableaux pour la campagne de son nouveau parfum “Traversée du Bosphore”.
C’était la chance heureuse de travailler avec une maison que j’adore toujours. Vraiment dramatique.
Et pendant ces années, après “Traversée du Bosphore” j’ai travaillé pour “Mandarine” et “Séville à l’Aube”. J’ai fait aussi une peinture de cette boutique Francs-Bourgeois pour célébrer la 4ème anniversaire de la boutique Omotesando.

Pendant mon séjour à Paris au debût de ce janvier, j’ai visité là et j’ai rencontré un evénément mémorable.
Je ne le savais pas, mais l’Artisan Japon avait envoyé l’image de mon tableau à cette boutique, et une vendeuse a remarqué tout de suite que je suis le peintre de ce tableau, bienque je ne l’aie jamais dit moi-même ! (Je n’avais pas dit même que je suis peintre…)
Le membre de l’Artisan est magnifique! Très sensible et artistique.

L'Artisan Parfumeur Francs-Bourgeois, merci pour votre accueil chaleureux. J’étais vraiment heureuse. C’est un souvenir formidable pour moi.









2013-03-03

徒然なるまま、旅について


旅については、資料も思い出も、そして写真も無限 にあるので、思いつくままに少しずつ記事にしています。
今回はたまたま一貫した旅行記を書いてみましたが、断片的にでも、素敵な街々のことも書きたいし。
昔のフィルムカメラの写真もそのうちスキャンして掲載したいと思ってます。

旅行は、基本的にはいつもヨーロッパです。特にフランス、イタリア、スペインの田舎町なのかな。
何とも言えず好きです、理由はわかりませんが。 (まあ、好きに理由はありませんから^^;)

ここが好きとか、これに興味があるとか具体的に言い出したらキリがありませんが、
ヨーロッパが絡む物事、
とにかく気になります。
自分の中で何かがちらっと揺れます。 琴線とでもいうのでしょうか?触れまくります。

まあ、要はヨーロッパが好きなんですね。
私にとって絵は、そんな気持ちを表現する一つの手段でもあります。

訳もなく、何故かひどく魅かれてしまうもの、
何故そこまで拘るのか自分でもわからないけれど、いつもどうしても気になるもの、
そういう感情、そんなものが人にはあるのだと。  つくづく思います。

もちろんそれだけで生きている訳では決してないけれど、
無意識に(でも確実に)自分の軸の一つとなっていて、
いつの間にかそれを中心に人生が回っている。 そんな気もします。

そんな感情や想い出、そうやって貯めて来たもの、そしてこれからも増え続けていくもの達。

それをこれからどうして行こうかな?なんて考えたり。 そうやって、旅は続いて行くのでした。








<Sicilia/Ragusa シチリア、ラグーザ。新市街からイブラ地区をのぞむ。>
(この風景をみる為にここまで来た、と幸せを感じた瞬間。)