2014-02-08

旅行(VOYAGE) & 展示情報 (EXHIBITION) ・ 時間展によせて


 

<時間展@カロカロハウス>








<北イタリア ・ ウーディネ UDINE>

ヴェネツィア共和国の支配下にあった街。
ライオンのいる時計台。 
 
 
 
 

「時間」というと、やっぱり時計を思い浮かべます。

ヨーロッパの街角で必ず見かける古い時計。
大好きです。 文字盤やフォルムが特に気になります。

市庁舎や塔、駅舎、又は時計台として存在していたり。(たまに日時計だったりもしますが。)
ちゃんと動いている事もあるけれど、正確でなかったり全然違う時間を指していたり。
時には止まったままだったり。(いつから止まっているんでしょう?)

かつては人々はそれで時刻を知りました。 生活に必要だったもの。
その頃って、今より時間がゆっくり流れていたんだろうな。

各々が自分の時計を持つようになり、世の中には時計が溢れかえり、そして今では携帯電話も普及して、
時刻はいつでもどこでもわかるようになり。
そして、人々はそれに追われながら動くようになりました。

でも、古い時計は昔のままそこに存在し、人々の生活を見下ろしています。 
正確でなくても、たとえ止まっていても、長い年月そこに存在し、人々の時を見つめています。

現代の忙しく動く「時間」と、悠久に刻まれ続ける「時」、どちらも「時間」の概念。
そして、街角の時計はそれを象徴している気がします。

動いてこそ機能するものでありながら、止まっていても「時間」を想わせる不思議な機械。

私は古い時計のある街の風景が大好きです。 今回は、そんな風景を切り取って作品にしてみました。




写真はヨーロッパの街角の時計達、今回の制作のイメージに使ったものが中心。 (「時間展」の出展作品は
写真ではありません。)
油絵でもまた描きたいモチーフです。 大好きな「時計」モチーフは、インスピレーションが尽きません。



 
 
 
 

<ウーディネ UDINE>




 
 
 
 


<北イタリア ・ ブレーシャBRESCIA>

 
 
 
 
 
 
 


<ブレーシャBRESCIA>
 
 
 
 
 
 
 
 



<ヴェネツィアVENEZIA、サン・ジャコメットSan Giacometto教会>


ヴェネツィア本島最古の教会のひとつ。好きな風景です。
教会のファサードに大きな時計があるのは珍しいですが、
目の前が市場の為、ビジネス上のニーズから設置されたらしいです。
 
 
 
  
 


 
 
 
 

 
 
 





<ヴェネツィアVENEZIA・サンマルコ広場>
ヴェネツィアの象徴の獅子像








 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


<中部イタリア・オルビエートORVIETO>
 








 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<南仏エクス・アン・プロヴァンスAix-en-Provence> 
 
  
 
 
 



<南仏・ソスペルSOSPELの日時計>

ニースからローカル線(TENDE線)で北上した山中の街