【 アマズィーグ(ベルベル人)について】
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<アイト・ベン・ハッドゥのカスバ> |
モロッコでは、ベルベルの女性の写真をあちこちで見かけました。
美術館の展示をはじめ、雑貨やファッションにも使われています。ベルベル人の文化、衣装や道具についての
展示も観られました。
下調べもせず知識もないままモロッコへ旅立ったのですが、短い旅の間にもベルベルの文化の香りを感じました。
それは誇り高く伝統的な印象。
ベルベルとアラブの文化の融合が、モロッコの魅力の一つです。次回行く時は、もっと勉強して現地に臨みます。
ベルベルの女性には美人が多いそうです。「セクシーで可憐で魅力的」。確かに。
男性は「勇気があり、頑固で怒りっぽい」との説。
サッカー・レアルマドリードの監督&フランス元代表のジュネディーヌ・ジダンはベルベルだそうです。納得。
2006年ワールドカップ決勝での頭突き事件を覚えている方も多いはず(笑)
文化や言語、民族の問題は深く難しいテーマです。
それだけに、観光であっても知識を持って臨む事が必要と思います。その土地や人々をリスペクトする上でも。
そういう積み重ねが、いつかどこかで繋がって腑に落ちる、そんな事もあるのかも。
以下は長くなりますので、ご興味ある方はご覧ください。WEBを参考に調べてみました。
<ベルベルとは>
ベルベル人とは、マグレブ(北アフリカ)の広い地域に古くから住み、ベルベル諸語を母語とする人々の総称。
北アフリカ諸国でアラブ人が多数を占めるようになった現在も一定の人口をもち、文化的な独自性を維持する
先住民族。
歴史的には、アラブ人がモロッコを侵略した後、ベルベル人は山や砂漠などに避難し都会から遠く離れた場所で
生活をして来たとの事。アトラス山脈には、かつてベルベル人が作った「カスバ」(城砦や邸宅)が数多く残って
います。
強いアイデンティティを持っており、独自の言語や文化があります。
モロッコ政府は、ベルベルの文化や言語を長年認めて来なかったが、2011年に漸くこれらを正式に認め、
公用語をアラビア語とベルベル語に改めました。
ちなみに、「ベルベル」はもともと「野蛮な」という意味から来ている為、ちょっと注意が必要。
(歴史上では良くある事だけれど。)
現代では一般的な名称になっているが、自らは「アマズィーグ」(誇り高き自由の民)と称しているとの事。
印象的で素敵な名前ですね。
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<アルガンの実を剥く人達> 名産のアルガンオイルになる。 |
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<ベルベルの女性> マラケシュの写真美術館にて |
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<ブティックで購入したポーチ> |
ベルベル人のモチーフをあちこちでみかける。
エキゾチックで素敵。
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博物館にて |