2016-02-26

冬の旅(Journey in winter 2015-2016) オランダ・マーストリヒト / Maastricht ・The Netherlands




<マーストリヒトMaastricht>




 
 
 
 
 


2015年、年末の旅。 日本を発ち、着地したのは、オランダ・マーストリヒトMaastricht。

ベルギー・ドイツの国境に程近い、石畳の素敵な落ち着いた街。マース川の河岸に発展した歴史ある旧い町です。
その地理的特性から他国との関わりが深く、オランダの中では独特の雰囲気。
EU創設とユーロを定めた「マーストリヒト条約」(1991年)は、聞き覚えのある方も多いハズ。

マーストリヒトは城壁の街。石畳の散策も楽しく、オシャレでグルメな、オランダでも人気の町だそうです。
アムステルダムから東南に2時間半、オランダの端。

駅から旧市街へ向かうウィッカーブリュック通りWycker Brugstraatは、シックでお洒落な地区。 聖セルファースSt. Servaasbrug
橋から対岸の旧市街を臨む景観も素晴らしい。

町の中心、フライトホフVrijthof広場にはクリスマス・マーケットが建ち、隣り合った2つの教会の塔がそびえます。
カトリックの聖セルファース教会と、プロテスタントの聖ヤンス教会。 二つの宗派が隣り合う、オランダならではの風景。

11世紀建造の荘厳な聖母マリア教会(Basiliek Van Onze-Lieve-Vrouw)と博物館では、中世からの美術品も堪能出来ます。
 教会前の広場も素敵。

城壁の横は公園のようで、のんびりと寛げます。城壁にある門は「地獄の門」Helpoortという似つかわしくない名前ですが。。
(13世紀のペスト流行の際、患者はこの門をくぐる事が許されず隔離されたそうです。門の外に収容所があった事から
この名前がついたとの事。)

マーストリヒトで印象的だったのは、「世界一美しい書店」と言われるドミニカネン書店Boekhandel Dominicanen。
700年以上前の教会が2006年に書店に改装されたとの事。 入口は木造で目立ちませんが、中に入ると荘厳な世界
が開けます。 天井までの広い空間を生かして2階と3階のフロアが作られ、多くの書棚が並んでいます。 奥はカフェ
になっていて、その雰囲気も素敵。
イギリスのガーディアン紙が、2008年に”The world’s 10 best bookshops”(世界で最も素敵な書店ベスト10)を発表した際、
「世界で一番美しい本屋」になったとの事。 中世ヨーロッパの雰囲気を活かしつつ、現代と融合させている素晴らしい
書店です。

クリスマス・マーケットで賑わう年末。 この落ち着いた街で、しばし羽を休めます。



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<聖ヤンス教会> 
 
 
 
 
 
 

 
 

<カトリックの聖セルファース教会と、プロテスタントの聖ヤンス教会(手前)>
 
 
 
   

 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 











<城壁> 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

 

<聖母マリア教会 (Basiliek Van Onze-Lieve-Vrouw)> 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 









 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

<ドミニカネン書店 Boekhandel Dominicanen>
「世界一美しい書店」と言われています。
 
 
 
  
 
 
 


普通に書店です^^ 









<ドミニカネン書店のカフェ> 




 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 












<ウィッカーブリュック通り Wycker Brugstraat> 











2016-02-19

作品 / Works・サンジェルヴェ教会 / St.Gervais, Paris



<作品 St.Gervais サンジェルヴェ教会>







 
 





パリ4区、St Gervais サン・ジェルヴェ教会。 大好きなモチーフ。

市庁舎 Hôtel de Ville の裏手、セーヌ河のほど近くにこの古い教会はあります。 パリへ行くとよく訪れる
場所の一つです。 ステンドグラスと大きなパイプオルガンの荘厳な、静かな教会。

何度ここに立ち寄った事でしょう。嬉しい時・楽しい時、寂しい時や悲しいときにも。

この絵は、教会の裏手の小道を描いたもの。 大好きな散策路。 何年かに一度描きます、この場所に戻り
たくなった時とか。

サン・ルイ島からセーヌ右岸へ架かるルイ・フィリップ橋 Pont Luis Philippe を渡ったところにあります。
左岸やシテ島、サン・ルイ島を歩いた後は、この道を通ってマレ地区へ戻ります。





 
 




















 


2016-02-12

旅(Journey)&グルメ(Gourmet)・食のシーン3 / オランダ(The Netherlands)



≪オランダ・マーストリヒト≫








<ワインバー "Wycker's Cabinette" 「ウィッカーズ・キャビネット」> 




マーストリヒト。 この町はオランダの中では、グルメで名高いとの事。 そういえばこのあたり、春はホワイト・アスパラガス
が有名だったような。。。

レストランはフレンチ・イタリアンが多いようです。 ホテルBeaumontの1階にある Harry’s はミシュランにも掲載されている
フレンチ・ビストロなのですが、超人気で激混みでした。 2泊とも満席で入れず、残念!

ワインバーWycker's Cabinette。
駅から旧市街へ続く聖セルファース橋手前の雰囲気ある通り、Wycker Brugstraat沿いにあります。
夜はオシャレな人々が立ち呑みしているのが外から見えて、なかなか魅惑的。 初日は怖気づいたのですが^^; 二日目に勇気
を出してトライ。
店内は激混みだけど、立ち呑みの人々は自主的に立っている(スタンディング?)だけのようで、何とか席を見つける事が
出来ました。
そして、みんなが美味しそうなものを食べている中、意気揚々とオーダーしようとしたら、、、

なんと、メニューが読めないのです(泣) オランダ語出来ないの忘れてました。 英語メニューもない。

ひとつひとつ聞いてもラチがあかず。 オススメ・メニューでBURGER・100%なんちゃらと書いてあるのがあり、それはさすがに
バーガーだろうと当たりをつけてオーダー。  結果、とっても美味しくて正解でしたが(-_-)


それにしても、オランダ人はやっぱりデカイ。 カウンターあたりに立っているのは平均身長190cm以上はあろうかという男性
ばかり。 しかもみんなスレンダーでカッコいいのです。 そういう人達の溜まり場?と気後れして写真撮り損ない、残念!


ベルギーやオランダで出るワインは、いろいろな国のものがありますが、やっぱりフランス産が多いみたいですね。
オランダとベルギーはビールが中心で、基本的にワインはほとんど生産していないと聞いていますが、オランダ産の白ワイン
というのもあります。 たまたまZeelandのDe Kleine Schorreという白を飲みましたが、さっぱりとフレッシュでフルーティ、
なかなか良かったです。 今はどこの国でも技術もノウハウも上がっているんでしょう。


久々のグルメ情報、テンション上がってつい文章が長くなりましたが、この辺でm(__)m 
結局、全然役に立たない情報で失礼しました(^^;)


  
 
 


<マーストリヒト Maastricht>
旧市街を臨む。 
 
 







<旧市街のワッフルの屋台>
ここにもワッフル。
 









<旧市街の一角> 










<クリスマス・マーケット>
屋台が並んでいます。 










<クリスマス・マーケット>
夜の風景 

 




 


<"Wycker's Cabinette">
立ち呑みの人々でいっぱい。。

 




 
 

<"Wycker's Cabinette" にて>
スタッフも背が高い。。。
 
 
  
 
 
 



<フランスワイン>
品種はシラー。ここはチリや南アとかいろいろありました。








<鉄道駅>




 
 
 

<鉄道駅にて>
あちこちにビールの広告が。奥はプラットフォーム。
 


 
 
 
 
 


<町のブラッスリー>
あちこちにビールの看板が。
この町は"Bavaria"と"Brand"が多かったです。
 










<カフェレストラン「ラ・ボン・ファム」 "La Bonne Femme"のテラスにて>

ランチメニューが全く読めず、スタッフは英語もフランス語も苦手で(>_<)
結局、無難なベーコン・パンケーキをオーダー。

美味しかったけど、みんなの食べてた野菜付きランチプレートが食べたかった。。。
ビールはBrand。
 







<ユトレヒト"Teo Blom" で買ったお菓子>

Utrecht ユトレヒトはMiffy のディック・ブルーナの町。
ブルーナさん行きつけのお菓子屋さんでは、ミッフィーのお菓子がたくさんありました。
このクッキー、可愛くてすごい美味しい♡





2016-02-05

旅(Journey)&グルメ(Gourmet)・食のシーン2/ベルギー(Belgium)






<ベルギー ・ リエージュ>





<Fromagerie (チーズ屋さん・ベルギー、リエージュの朝市にて)> 




おなじみのベルギーワッフルGaufre@リエージュ

屋台で食べるワッフル、最高です^-^
ベルギーワッフルには2種類あり。どちらも好きです。 丸い方がご当地の「リエージュ風」、甘くてしっかりした生地。
日本でもこっちが多いかな。 四角い方が「ブリュッセル風」、表面カリカリ、中はふわふわで甘くない。 クリームとか
フルーツと一緒も美味。

リエージュは、ベルギーのフランス語圏の中心地で、なんとなくずっと行ってみたかった街。
今回、オランダ・マーストリヒトから国境を越えて(列車で30分)リエージュ風ワッフルを食べに行って来ました。
町角の屋台とかで食べられます。 私は朝市で。

 (「ブリュッセル風」の中にたっぷりにフルーツと生クリームが入ったワッフル@クリスマスマーケットは写真を
撮り忘れたので、お店だけ。。)

数十年前、ベルギーワッフルがまだ日本で流行する前。 南ベルギーNamurナミュールの屋台で焼きたてを食べてその
美味しさに感動してから、リエージュへ行きたいと思っていました。


リエージュでは、街のあちこちにクリスマス・マーケットのスタンドが建っていました。 美味しく楽しい散策。

ついでに、リエージュの朝市の風景も少し(^-^) 
ヨーロッパ有数の規模を誇るそうで、日用品から食料品・生き物(‼)まで壮観。 チーズやソーセージ、それにロースト
チキンとかもいっぱい出てました。美味しそうな香りが。。(近くのブースに鶏がいたのにはちょっとびっくり(-_-))


 
 
 
 

<ベルギーワッフル・リエージュ風> 
 
 
 
 
 
 


 <ベルギーワッフル・ブリュッセル風>
 
 
 
 
 
 
 
 

 <生クリーム+フルーツ入りブリュッセル風ワッフルを買ったスタンド>
 
 
 
 
 
 
 
 

 <リエージュの朝市>
 
 
 

 



 


<ローストチキンのスタンド@朝市>
香ばしい香りに誘われます。 








 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

<朝市の風景>

こんなお店も。 お洒落なはずのヨーロッパでこの微妙なセンスは? と、いつも市場は楽しい♪
 
 
 
 
 
 

<町角のパン+お菓子スタンド>
クリスマス・マーケットのブース
 

 






<"100% Liegeois"(100%リエージュ産という名前のブース)>
@クリスマスマーケット・メイン会場
グルメな飲食ブースが立ち並んでいます。 ここはリエージュ産のお店らしい。
 
 
   
 
 


<ベルギービール >
我慢出来ずにリエージュ産の地ビール。 フルーティーで絶品!